原発事故避難者への住宅支援の継続を 自治体に働きかけよう! ある福島市のお母さんは 2014年くらいから地元のお て も、 初 め は 県 外 産 だ っ た が、 言 っ た。 学 校 給 食 の お 米 に し 来避難者に寄り添うべき自治体 関になっている。国や東電、本 てほしかったが、国の下請け機 福島県には被害者の立場でい ■自治体、地域から声を 米 を 使 う よ う に な っ た。 結 局、 からも、避難者は何度も見捨て ら 年の5月 日、﹁ 復 帰 沖縄が日本に返還されてか 5・ 平和行進実 年平和とくらしを守る県民大 会︵主催 日か 行委員会、沖縄平和運動セン ター︶が開催された。 大会に先がけ5月 44 会 議 は 辺 野 古 を 訪 ね た。﹁ 和 女性 らも参加。カン・ムンシンさ 解 ﹂ に よ っ て 工 事 が 中 断 し、 日、 ん︵韓国チェジュ島カンジョ 大浦湾に浮かんでいたオレン 集会翌日の ン 村 婦 人 会 会 長 ︶ は﹁ チ ェ ジ色のフロートは取り払われ 対してきた。豊かな自然があ 基地建設計画が持ち上がり反 ンクリートブロック︶は残さ ロートを固定させる巨大なコ ていたが、トンブロック︵フ 新都心公園︵那覇市︶はかつ り、 沖 縄 と 状 況 が 似 て い る。 自然を残すため、沖縄と連帯 いない。子どもたちに平和と ジュにはまだ行動する議員が 運動センター︶が、県民集会 いた山城博治さん︵沖縄平和 にも参加した。病気療養して シュワブゲート前の座り込み でも辺野古でも元気に迎えて が始まる。参議院選挙には伊 沖縄では、まもなく県議選 下、一緒に集会に参加した。 女性会議の旗の 唱で集会を盛り上げ、狩俣信 仲村みお県議はガンバロー三 そ、沖縄の人々は長く厳しい に、 歌 い 踊 る 運 動 だ か ら こ せた運動ではなく、しなやか 込みだった。眉間にしわを寄 あり、踊りありの楽しい座り ニークなパフォーマンス。歌 ゲート前のデモ、参加者のユ く れ た こ と は う れ し い 限 り。 波洋一さんを選挙区の野党統 たたかいを続けてこられたの 子県議は 一 候 補 と し て 予 定 し て い る。 だろう。 させるためのたたかいの延長 とを、沖縄はいつも教えてく かい続けなければ守れないこ り、辺野古新基地建設を撤回 線にある。この政治を沖縄か ︵池田 万佐代︶ れる。 れる集会だった。 ら変えようという熱が感じら 民主主義とは、不断にたた 全 て は、 平 和 と く ら し を 守 女性会議の会員である していく﹂と話した。 私 た ち は 米 軍 キ ャ ン プ・ て激戦地だった場所。戦後は 1987年に返還されて緑の 公園に生まれ変わった。そこ で平和を求める県民集会が開 かれるのは実に象徴的だ。 司会の大城悟さん︵平和運 動センター事務局長︶は﹁新 都心の経済は大きく発展して いる。基地が沖縄の経済発展 の阻害要因であることを証明 し て い る ﹂。 さ ら に、 藤 本 泰 成さん︵フォーラム平和・人 権・環境︶のあいさつや、城 間 幹 子 さ ん︵ 那 覇 市 長 ︶ の メッセージの中でも、子ども の貧困率の高さや沖縄経済の 厳しさは米軍基地が存在する か ら で、﹁ 沖 縄 は 基 地 経 済 に 依存している﹂という本土の 一部の認識は大きな誤りだと 指摘されていた。 んなで行動しているが、チェ れたままだという。 ジュ島も、 年前突然、海軍 今回の平和行進には韓国か 辺野古、キャンプ・シュワブ前で 沖縄は知事や議員と一緒にみ 人が参加した。会場の 島・神奈川・千葉・中央本部 て、 福 岡・ 宮 崎・ 佐 賀・ 広 自 に﹁ 沖 縄 連 帯 行 動 ﹂ と し 沖縄県議選の応援のため独 へ の 参 加、 辺 野 古 座 り 込 み、 女 性 会 議 は、 県 民 集 会 を迎えて集会は始まった。 歩き通した平和行進の参加者 は延べ4500人。3日間を 通した﹁平和行進﹂の参加者 沖縄の歴史に触れながら歩き ら3コースに分かれて基地や 13 ﹁ 〝 復 興 〟 と、 子 ど も を 守 る こ 子どもに被ばくを強いて、復興 られている。全国の受け入れ自 15 15 とを別にして欲しかった﹂と の象徴に使ってしまったのだ。 ﹁住み続けられる方法を考える﹂ 治体では避難者を見捨てないで ﹁復興の加速﹂ ⋮極めつけが﹁オ と回答、他県でも支援の動きが 欲 し い。 今 年 4 月、 埼 玉 県 は リンピック﹂ 。希望の言葉で被 ある。かかる費用は、受け入れ 原発事故では多くの言葉が歪 害を隠そうとする欺瞞が広がっ 自治体から国や東電に請求して 44 長 く 米 軍 の 住 宅 地 だ っ た が、 から 16 められた。 ﹁絆﹂ ﹁復興﹂ ﹁風評﹂ た。どうしても原発事故災害を ほしいと思う。 問 い 合 わ せ て ほ し い。﹁ 避 難 者 ぜひ、皆さんが住む自治体に 終わりにするために、国は﹁オ 国際環境 NGO FoE Japan ☎ 03-6909-5983 / Fax03-6909-5986 意見書運動担当 瀬戸 ☎ 090-1437-3502 / [email protected] 10 リンピック﹂が必要だったのだ http://www.foejapan.org/energy/fukushima/160510.html 19 ろう。 と。住民に気にしている人がい の住宅支援が打ち切られるそう 業都市︵イノベーション・コー るというメッセージが伝わるこ 本当に怖いのは2020年以 スト︶構想で、ロボット︵機械 とが大切。それが世論作りにつ だが、うちの自治体に避難して 装置︶など科学技術の最高峰を ながる。住宅支援打ち切りに反 い る 人 た ち は ど う な る の か?﹂ 浜通りに結集し﹁子どもに夢を 対して何十万も署名を集めた 降。どれだけ見捨てられるのだ 与える﹂という。子どもの健康 が、変わらないままだ。できる 平和を求めるたたかいを全国へ 山城 博治 さん ろうと思う。福島・国際研究産 を放置し、原発事故の本質から 760円 + 税/岩波書店 ☎03 ︵5210︶4000 ︱消されゆく原発事故被害者 ルポ 母子避難 ことは何でもしていきたい。 ●原発事故被害者の救済を求める全国運動 目を背けている。 原発事故の避難者への住宅支援の継続を求め、自治 体に独自支援を求める運動が各地で行われています。 既に避難者向け住宅支援の継続を求める意見書を採 択した自治体もあります。ぜひ、お住まいの自治体や お知り合いの議員に働きかけてください。 2 2016 年5月25 日 第 1142 号(第三種郵便物認可) 女性会議 沖縄連帯行動
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