なぜなに学習相談 䈭䈟䈭䈮ቇ⠌⋧⺣ 学研教育情報資料センター ቇ⎇ᢎ⢒ᖱႎ⾗ᢱࡦ࠲ 資料番号１７１６ さんせいう からだ 酸性雨が、 体 にかかるとどうなるの さんせいう ●酸性雨ができるのは さんせいう おおむかし ふ か ざ ん ふ ん か しんりん かさい くうきちゅう に さ ん か た ん そ 酸性雨は 大昔 から降っていました。火山の噴火や森林の火災、空気中の二酸化炭素によ よわ さんせい あめ ってできた、弱い酸性の雨です。 さいきん もんだい にんげん かつどう げんいん ふ さんせい さんせいう つよ 最近、問題になっているのは、人間の活動が原因になって降る、酸性の強い酸性雨です。 こうじょう はつでんしょ たいりょう せきゆ せきたん つか じどうしゃ せきゆ 工場 や発電所などでは、大量 の石油や石炭を使いますし、自動車は石油からつくったガ はし せきゆ せきたん かせきねんりょう も ゆうがい はっせい たいき ソリンで走ります。石油や石炭などの化石燃料が燃えると、有害なガスが発生し、大気を あめ さんせいう ふ よごします。これが、雨にふくまれて降るのが酸性雨です。 さんせいう からだ えいきょう ●酸性雨の 体 への 影響 さんせいう しょくぶつ たてもの おお ひがい にんげん せいかつ 酸性雨は、 植物 や建物などに、大きな被害をあたえるばかりでなく、人間の生活にも、 おう ひがい 大きな被害をあたえています。 さんせいう ひと め いた ねん その一つは、酸性雨によって「目が痛くなる」ことです。このできごとは、１９７４年 がつ とうきょうと か な が わ け ん さんせいう ちばけん ひと からだ ひがい の７月に、東京都、神奈川県、千葉県などでおこり、はじめて、酸性雨が人の 体 にも被害 あた さんせいう たし つか を与える、ということが確かめられ、酸性雨ということばが、このときから使われるよう ひと き もの ひがい あめ いろ か になりました。もう一つは、着ている物への被害で、「雨にあたったら色が変わった」と した き いろ おお か「下に着ているものに色がうつった」などというものが、多いようです。 （監修・保志 宏） 無断複製：転載：翻訳を禁ず Ｇａｋｋｅｎ X1110036
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