「駅鈴」を縁に - 山陰中央新報

 (  ) 山陰中央新報こども新聞
年(平成28年)月日(水曜日)
(平成)年
5月日
第号
(毎週水曜発行)
発行/山陰中央新報社 〒
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 松江市殿町
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
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(子ども新聞編集室)
はま だ
み
え
まつさか
はんしゅ
おく
えきれい
えん
浜田市と三重県の松阪市は、浜田藩主が贈った「駅鈴」を縁にして交流を続けて
たが
のうぜい
います。市民による交流の会が発足して互いに行き来しているほか、ふるさと納税
はば
じょじょ
でも両市が協力するなど、交流の幅は徐々に広がっています。
え き れ い え ん 浜 「駅鈴」を縁に
田
は
ま
広がる交流
だ
市
松
阪
市
︵
ま
つ
さ
か
三み
重え
︶
ノドグロと松阪牛の肉を
手にする久保田章市市長
たけがみまさ と
(左)と竹上真人市長
しんこう
浜田市真光町、ジョイプ
ラザ
初 代 浜 田 藩 主 は 、 年 に
い せ の く にまつさか
げんざい
伊勢国松坂藩(現在の松阪市)か
ふる た
ら入ってきた古田氏でした。第
まつだいらやすさだ
代浜田藩主の松平康定は、

年
もとおりのりなが
に松阪出身の国学者・本居宣長に
駅鈴を贈ったとされています。駅
な
ら
鈴とは、奈良時代などに役人が使
しょう
用した「通行証」のことです。
交流開始のきっかけは、

年
に浜田市観光ボランティアガイド
おとず
さい
の会が松阪市を訪れた際、駅前に
モニュメントがあるなど、駅鈴が
市のシンボルになっていることを
知ったからでした。年には両市
の関係者が「浜田市*松阪市友好
せつりつ
し せき
の会」を設立。史跡案内や松阪市
かいさい
で毎年開催されている「宣長まつ
ふく
れんけい
り」への参加などを含め、連携を
強めるよう決意を新たにしまし
た。
さらに、今年4月には両市が観
そくしん
光分野などでの交流促進を目的に
した「駅鈴協定」を結びました。
だん
第1弾として取り組むのが、ふる
松ノ
ド
阪グ
牛ロ
特
産
品
生
か
し
た
協
力
も
く
ぼ
たしょういち
さと納税に対する返礼品の協力で
会見し、浜田市の久保田章市市長
す。「どんちっち3魚」として人
は「両方のブランド力を生かして
気のノドグロ(浜田市)と、松阪
全国に情報発信を行いたい。実際
牛の肉(松阪市)をセットにして
に両市に足を運んで特産品を食べ
提供する、全国でも珍しい取り組
てもらえるよう、さらに連携を強
みを行います。
めていきたい」と意気込みました。
4月日に浜田市内で両市長が
(白築昂)
ていきょう
めずら
じょうほう
ご
2 面 ニュースなぜなに
5 面 中学生の相聞歌
9 面 科学って面白い 3 面 さんいん きらめく星
6・7 面 輝らりキッズ  面 イラストクイズ
4 面 ブックトーク 8 面 まんが昔ばなし
 面 小学生学力アップ講座
き
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