ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅲ Back to the 90`s

報道資料
平成28年5月18日
NHK広報局
ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅲ
Back to the 90’s
Eテレ
5 月 29 日(日)0:00~0:50(土曜深夜)全4回
昨年、一昨年と、シリーズで放送した「ニッポン戦後サブカルチャー史」は、「クールジ
ャパン前夜に何が起こったのか」を全体テーマに据え、劇作家・宮沢章夫さんをはじめとす
る講師たちの「愛と独断」による批評をきっかけに、各年代を分析、語り尽くした。戦後か
ら現代に至る映画、音楽、マンガ、デザイン、アニメなどさまざまな表現を、時代の出来事
と合わせ通史として読み解く試みは大きな反響を呼んだ。
今シリーズでは、戦後の日本社会にとって大きな変化を経験した時代=1990 年代に注
目。さまざまなジャンルの変化の正体に迫り、ニッポンの創造力の源泉は何かを考えていく。
今回講師は全4回通しで宮沢章夫さん。聞き手は今回も俳優・風間俊介さん。そして新た
に女優/アーティストの大原櫻子さんも参加する。
●第1回「
“渋谷系”とは何だったのか?~音楽~」
(仮)
5月29日(日)0:00~0:50
バブル崩壊、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件…時代の大きなうねりの中にあった日本で、
「渋谷
系」と呼ばれる音楽が旋風を巻き起こす。小沢健二、カヒミ・カリィにピチカート・ファイヴ…。渋
谷のレコード店だけが、全国チャートとはまったく違うベスト10だった。世界で一番アナログレコ
ードが集まる街、と呼ばれるまでになった渋谷。その秘密は?
●第2回「言語感覚の変容~お笑い、マンガ、小説~」
(仮)
6月5日(日)0:00~0:50
不条理、ナンセンスな笑いの登場に、
“J 文学”…。「終わりなき日常」の始まりを感じる言葉の数々。
●第3回「映像の存在感って、何だ?~映画~」
(仮)
6月12日(日)0:00~0:50
90 年代日本映画は新たな表現を生んでいた。北野映画の中の役者の存在感に何を見る?
●第4回「
“世紀末”は噂だけだったのか?~まとめ~」
(仮) 6月19日(日)0:00~0:50
グローバル化の中、すべてがゲーム化していく時代のリアルとは?今につながる変化の時を読む。