平成28年度経費処理に関するQ&A

平成 28 年度知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業
経費処理に関するQ&A
<会議交通費>
Q1.平成28年度
知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業 公募要領
の14ペー
ジには「会議交通費の使用については、平成27年度までは当該事業の目的達成に不可欠な場合に
限り、かつ原則近隣の必要最小限なものに限るとしていましたが、今般もその規準は踏襲します。
但し、原則近隣の範囲をより明確化するために学校と用務地との直線距離300Km以内と限定し
ます」と記載されていますが、講師の招へいのための交通費にもこの規程は適用されるのでしょう
か。
A1.講師を招へいするための交通費についても、会議交通費という費目からの支出ですので、適
用されます。
Q2.離島にある学校なのですが、会議交通費として使用できる範囲が、学校と用務地との直線距
離300Km以内だと、県内の学校等と協力して知財学習を進める際にも、会議交通費を利用する
ことができません。離島の場合は、原則近隣の範囲の起算点を離島以外にすることはできないでし
ょうか。
A2.離島航路整備法第二条によると、「北海道・本州・四国・九州の4島を本土とし、その他を
離島とする」と定義がされています。
参加校のうち離島にある学校については、地理的な条件を鑑み、学校若しくは学校がある都
道府県の県庁所在地を起点として300Kmの移動距離まで会議交通費として使用してい
ただけることとします。
平成28年度の参加校のうち該当する学校は、沖縄県立宮古工業高等学校、兵庫県立洲本実業高等
学校、鹿児島県立奄美高等学校、鹿児島県立屋久島高等学校、鹿児島県立徳之島高等学校の
五校です。
Q3.会議交通費の学校と用務地との直線距離300Km以内との限定は、展開型校の活動につい
ても対象になるのでしょうか。
A3.採択された年度に関係なく全ての展開型校が対象です。他校との連携のための交通費につい
ても、会議交通費という費目からの支出ですので、適用されます。
Q4.会議交通費として、承認された活動経費の総額の50%を超えて使用することは可能でしょ
うか。
A4.会議交通費を承認された活動経費の総額の50%を超えて使用することはできません。承認
された活動経費の総額の50%を越えた場合には、学校の経費等で賄う必要が生じますので、十分
に管理しながら経費を使用してください。
<相談報酬費>
Q1.同じ講師を複数回招へいすることは可能でしょうか。
A1.承認された活動経費の総額の35%以内であれば、同じ講師を複数回招へいすることは可能
です。複数回招へいする場合には、同じ講師を複数回招へいする理由を事前に事務局に連絡
し、承認を受けることが必要です。
Q2.学校の経費で講師の交通費を支払った場合、講師の謝金を相談報酬費として計上可能でしょ
うか。
A2.講師の交通費を会議交通費から支払った場合でも、学校の経費等から支払った場合でも、講
師の謝金は相談報酬費として計上可能です。ただし、相談報酬費を承認された活動経費の総額の3
5%を超えて使用することはできません。承認された活動経費の総額の35%を越えた場合には、
学校の経費等で賄う必要が生じますので、十分に管理しながら経費を使用してください。
Q3.講師へ支払うことができる謝金の額に基準はあるのでしょうか。
A3.講師への謝金は、原則、経費処理マニュアルの規程に沿って支出してください。経費処理マ
ニュアルに記載がない場合には各県等又は各学校の規程に従って支出してください。
<実験資材費>
Q1.実験資材費としてどのような物品が購入できるのでしょうか。
A1.知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業の取組の一環として行う実験・実習等の
ために必要となる部品・材料等が購入可能です。
学校備品として本来あるべきもの(工業科の工具類、農業科の農具類、食品科の調理器具等)
は購入できません。また、備品とみなされる物品、1年以上継続して利用できると思われる
物品、パソコン・タブレット等についても購入することができません。
Q2.知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業の取組の一環として必要な器具があるの
ですが、実験資材費から購入することはできるのでしょうか。
A2.備品とみなされる物品の場合は購入できません。その器具についてレンタル等がある場合に
は、借料の扱いであれば支出が認められます。
Q3.同じ物品を大量に購入することは可能でしょうか。
A3.大量に購入する必要性を事前に事務局に連絡し、承認を受けることが必要です。
Q4.
「学校等の経費によって交通費を支出し移動した先において、生徒・学生が実習を行う場合、
その材料費等は実験資材費から支出することはできるのでしょうか。
A4.現地における実習に関する材料費等も実験資材費から支出していただけます。その際には、
実習内容に対する報告書等を提出することが必要です。