インドネシア:Indo Mines 社 石炭輸送に Cilacap 港使用

インドネシア:Indo Mines 社 石炭輸送に Cilacap 港使用
2016 年 5 月 19 日掲載
4 月 30 日付けの地元報道によると、豪州の Indo Mines 社は、南 Sumatra の Triaryani mine 社からの
石炭輸送に、
LAPI-ITB 社より、
中央 Java 州 Cilacap の Tanjung Intan 港の使用を推奨された。
(Indo Mines
社は、LAPI-ITB 社に対して、道路と鉄道の運営コストおよび資本支出の比較対比のため、土地ロジステ
ィクス調査を依頼。
火力発電所の 100km 以内に港がなく、
鉄道や主要道路に直結した Java 島の港を調査。
)
Indo Mines 社は、Yogyakarta 州 Kulon Progo にある製鉄所用に、100MW の石炭火力発電所建設を計
画。同社によると、Tanjung Intan 港と石炭火力発電所との距離は 140km。バース操業率(BOR)は、2014
年度と 2015 年度は 50%以下。専用バースでは石炭需要に対して十分な処理能力があり、港内で利用可能
な鉄道設備、4,000 載貨重量トン数(DWT)の船舶や 10,000 載貨重量トン数(DWT)のバージ船が利用可能
なバース、信頼できる支援設備(バース対応の鉄道、ホッパー、クレーン、エクスカベータ、屋内外の保
管庫)がある。
(石炭開発部 辻
誠)
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