平成28年度観光地形成促進地域制度活用推進業務に係る企画提案仕様書 1 委託業務名 平成28年度観光地形成促進地域制度活用推進業務 2 委託業務期間 契約締結の日から平成29年3月31日(金)まで 3 業務の目的 県では沖縄振興特別措置法に基づく観光地形成促進地域制度(以下「制度」と言 う。)の制度見直しを検討しており、今後、制度改正に係る国との協議にあたり、 観光業界の実態把握や税収見込みなど定量的な根拠資料が必要不可欠である。本業 務は、制度の見直しに伴い必要な業界団体のニーズ把握などの情報収集、資料整理 等を行い、魅力ある観光地形成を加速する制度の実現を図ることを目的に実施する ものである。 4 委託料上限額等 委託料の上限額は、3,414,000円以内(消費税及び地方消費税含む)とする。 ただし、当該金額は企画提案のために設定した金額であり、契約金額ではない。 なお、委託料は、業務完了後、実績報告書に基づいて額の確定を行い、精算払 を行う。 また、一般管理費については、次の計算式により算出すること。 (直接人件費+直接経費-再委託費)× 10/100以内 5 (1) 企画提案書の内容 制度パンフレットの作成 制度を紹介する概要版のパンフレット(日本語A4版1枚、両面印刷、700部) 、 及び詳細版のパンフレット(700部、うち日本語版400部、英語版200部、中国語(簡 体字)版100部) )を作成する。 なお、概要版及び詳細版パンフレットについては、年末に公表される国の税制改 正大綱を踏まえて作成すること。 (2) 観光関連施設実態・需要調査 観光関連施設の整備状況及び制度改正に向けた情報収集のため、次の項目によ り調査する。 ア 調査対象:沖縄県内の観光事業者、ホテル旅館関係団体、投資会社等 ※調査対象は過去に調査していない事業者等を想定 ※サンプル数は企画提案を基に県と協議して決定する イ 調査方法:ヒアリング調査をメインに必要に応じアンケート調査を実施 ウ 実態調査:制度対象施設における過去の整備状況及び今後の施設整備意向等 ①対象施設の概要 ○施設種類:宿泊施設、販売施設を中心とするが、国からの調査要望があれ ばスポーツ・レクリエーション施設、教養文化施設、休養施設、 集会施設も対象とする。 ○総事業費:施設全体の総事業費及び制度対象施設の整備費(耐震化、リノ ベーション含む) ○事業年度(供用開始年度)及び整備スケジュール ○規模:敷地面積、建築面積、延床面積、利用者数、客室数、収容人員 ○設置・運営形態:設置主体、運営主体 ○運営:整備主体及び運営主体、会員制、客室単価 ②施設整備の動向 ○今後の施設整備(耐震化、リノベーション含む)の予定、整備したい施設 種類、具体的な場所、内容、スケジュール ○施設整備にあたっての課題 ○今年度整備する場合は現行制度の活用意向、次年度以降整備する場合は制 度が改正された場合の活用可能性 ③制度の認知度 ④制度の税制優遇措置は、投資計画に影響があるか。 ⑤制度の活用上の課題 ⑥どのような支援制度を要望するか。 (3) 制度改正に向けた情報収集・資料整理 ①制度が見直された場合の活用見込み(件数、減税額)、波及効果の試算 ②全国の類似制度(税制優遇、補助金等)の状況把握 ③宿泊施設や販売施設の整備計画の情報収集 ④制度改正後の対象となる宿泊施設及び販売施設の一般的な建設コスト(規模 別、平米単価)の調査 ⑤制度改正に係るホテル・旅館業関係団体との意見交換会開催(2回程度) ⑥その他、税制改正に係る国との調整に必要な情報の収集(随時指示) 6 成果品 制度の内容を記載したパンフレット、及び業務実施内容をとりまとめた実績報告 書を作成し提出すること。なお、実績報告書には、本業務に要した経費の根拠資料 を添付すること。 提出部数については、以下のとおりとする。 ア A4版パンフレット(カラー版) 概要版 700部(日本語A4版1枚、両面印刷) 詳細版 700部(日本語版 400部、英語版 200部、中国語 100部) ※詳細版については、下記サイトに掲載している昨年度作成のパンフレットを 参考にすること。 http://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoseibi/shigen/kankout isokusinkeikaku.html イ A4版調査報告書 50部 7 著作権 成果品の著作権及び所有権は沖縄県に帰属する。ただし、本委託業務の実施にあ たり、第三者の著作権等その他の権利に抵触するものについては、受託者の責任を もって処理すること。 8 業務の再委託について (1) 一括再委託の禁止等 契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることが できない。また、以下の業務(以下「契約の主たる部分」という。)については、 その履行を第三者に委任し、又は請負わせることができない。 ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認 める場合は、これと異なる取扱いをすることがある。 (2) 再委託の相手方の制限 ア 上記8(1)で定める「契約の主たる部分」は、以下のとおりとする。 契約金額の50%を超える業務 ② 企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務 イ ① 本契約の公募参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせること はできない。 また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有 する者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。 (3) 再委託のできる簡易な業務 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請け負わせること のできる簡易な業務は、以下のとおりとする。 9 ア 資料の収集・整理 イ 複写・印刷・製本 ウ 原稿・データの入力及び集計 エ パンフレットの翻訳 その他留意事項 業務の実施に当たり、疑義が生じた場合は、委託者と受託者が協議して解決する ものとし、必要な事項は別に定める。
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