幽】2016年6月30日発売予定 日本唯一の怪談専門誌『幽

日本唯一の怪談専門誌『幽』
怪談を中心にした新感覚文芸雑誌。
日本古来の文化である「怪談」を切り口に、文芸作品、
怪談会、絵物語の世界など、この世とあの世の境界の
物語をさまざまな角度から紹介し、潤いと陰影に富む
「怪談のある暮らし」を提案していきます。
雑誌媒体で連載後は、幽ブックス、幽コミックスとして、
単行本化。のちに文庫化いたします。
【創刊時のお手紙】現・編集顧問、東雅夫氏より
日本初の怪談専門誌『幽』(『ダ・ヴィンチ』増刊)は、雑誌『ダ・ヴィンチ』の人気連載「怪談之怪」を
母胎として、2004年7月に創刊されました。怪談小説、怪談実話、怪談漫画を誌面構成の三本柱に
据えて、各分野の第一線で活躍する作家たちが存分に腕を競う――すなわち「極上の
怪談エンターテインメント」を読者の皆さまに提供することが、本誌のモットーです。また、怪談に関わる
研究批評や紀行、エッセイ、話題の人物へのインタビュー、座談なども満載し「毎号が誌上百物語」の
様相を呈している点も、他誌には見られない『幽』の特色だろうと思います。怪談を切り口にして、
日本の伝統文化に親しんだり、見慣れた日常の光景に意外な一面を発見したり……
そんな「怪談のある暮らし」を、雑誌づくりを通じて提案していきたいと思っております。怪談こそ総ての文芸の
原点にして未来であり、人の営みそのものである――これこそが『幽』の基本姿勢です。
<料金表>
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スペース
表4
表2
表3
入稿日(完全版下入稿):発売日35日前
原稿サイズ
天地×左右(ミリ)
165×138
210×148
210×148
印刷
4Cオフ
4Cオフ
4Cオフ
料金
(税抜)
500,000円
400,000円
300,000円
<媒体データ>
【発売日】年2回(6月、12月)
【定価】1,843円(+税) 【判型】A5判
【創刊】2004年7月
【男女比】男性40%:女性60%
【発行部数】50,000部
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■Vol.25 2016年6月30日(木)発売号ご案内
【特集】 「人形/ヒトガタ妖奇(仮)」
泉鏡花、岡本綺堂、江戸川乱歩ら怪異の文豪を深く魅了し、怪談実話の分野においても、
『日本霊異記』の昔から稲川淳二の「生き人形」に至るまで、読む者の心胆を寒からしめる逸話を
数多生み出してきた「人形/ヒトガタ」。なぜ人は、みずからの似姿に、かくも惹かれてやまないのか。
ときに苛烈に呪詛や祈願を込め、ときに諸共に舞い踊るのか──。
古今の怪談文芸において、変わることなく重要なモチーフとなってきた「人形/ヒトガタ」の恐怖と魅惑に、
『幽』次号「人形/ヒトガタ妖奇」では、さまざまな角度から肉迫いたします。
東雅夫(編集顧問)
●スペシャル:百鬼ゆめひな×『幽』コラボ「怪談人形あやつり劇制作ドキュメント」
●書き下ろし:皆川博子×中川多理「人形怪異譚」
●インタビュー&エッセイ:山岸凉子、綾辻行人、京極夏彦、中川多理(人形作家)、結城孫三郎(結城座座長)、
澤村伊智など
●復刻:鏡花 鏡花の人形怪談を読み解く(「山海評判記」「神鑿」「幻の絵馬」「雛がたり」)
●紀行:加門七海「お呪い日和 傀儡」at 徳島
【小説連載】有栖川有栖/小野不由美/山白朝子(乙一)/京極夏彦/恒川光太郎/初野晴/朱野帰子 ほか
【実話連載】福澤徹三/中山市朗/松村進吉 ほか
【漫画連載】高橋葉介/諸星大二郎/押切蓮介/花輪和一/柴門ふみ ほか
【エッセイ&書評&企画】加門七海/南條竹則/小池壮彦/安曇潤平 ほか
【スペシャル企画】恩田陸+福澤徹三対談 ほか
【幽から生まれる単行本 文庫】
綾辻行人:2016年7月 単行本『深泥丘奇談・続々』、恩田陸:文庫『私の家では何も起こらない』、
安曇潤平:『山の霊異記 霧中の幻影』(6月単行本)『山の霊異記 幻惑の尾根』(7月文庫)
福澤徹三:『怖の日常』(7月ホラー文庫)
ほか、工藤美代子、加門七海、山白朝子、福澤徹三、黒史郎、郷内心瞳、中山市朗、有栖川有栖、京極夏彦、恒川光太郎、円城塔 など
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