日本唯一の怪談専門誌『幽』 怪談を中心にした新感覚文芸雑誌。 日本古来の文化である「怪談」を切り口に、文芸作品、 怪談会、絵物語の世界など、この世とあの世の境界の 物語をさまざまな角度から紹介し、潤いと陰影に富む 「怪談のある暮らし」を提案していきます。 雑誌媒体で連載後は、幽ブックス、幽コミックスとして、 単行本化。のちに文庫化いたします。 【創刊時のお手紙】現・編集顧問、東雅夫氏より 日本初の怪談専門誌『幽』(『ダ・ヴィンチ』増刊)は、雑誌『ダ・ヴィンチ』の人気連載「怪談之怪」を 母胎として、2004年7月に創刊されました。怪談小説、怪談実話、怪談漫画を誌面構成の三本柱に 据えて、各分野の第一線で活躍する作家たちが存分に腕を競う――すなわち「極上の 怪談エンターテインメント」を読者の皆さまに提供することが、本誌のモットーです。また、怪談に関わる 研究批評や紀行、エッセイ、話題の人物へのインタビュー、座談なども満載し「毎号が誌上百物語」の 様相を呈している点も、他誌には見られない『幽』の特色だろうと思います。怪談を切り口にして、 日本の伝統文化に親しんだり、見慣れた日常の光景に意外な一面を発見したり…… そんな「怪談のある暮らし」を、雑誌づくりを通じて提案していきたいと思っております。怪談こそ総ての文芸の 原点にして未来であり、人の営みそのものである――これこそが『幽』の基本姿勢です。 <料金表> 広告 スペース 表4 表2 表3 入稿日(完全版下入稿):発売日35日前 原稿サイズ 天地×左右(ミリ) 165×138 210×148 210×148 印刷 4Cオフ 4Cオフ 4Cオフ 料金 (税抜) 500,000円 400,000円 300,000円 <媒体データ> 【発売日】年2回(6月、12月) 【定価】1,843円(+税) 【判型】A5判 【創刊】2004年7月 【男女比】男性40%:女性60% 【発行部数】50,000部 1 ■Vol.25 2016年6月30日(木)発売号ご案内 【特集】 「人形/ヒトガタ妖奇(仮)」 泉鏡花、岡本綺堂、江戸川乱歩ら怪異の文豪を深く魅了し、怪談実話の分野においても、 『日本霊異記』の昔から稲川淳二の「生き人形」に至るまで、読む者の心胆を寒からしめる逸話を 数多生み出してきた「人形/ヒトガタ」。なぜ人は、みずからの似姿に、かくも惹かれてやまないのか。 ときに苛烈に呪詛や祈願を込め、ときに諸共に舞い踊るのか──。 古今の怪談文芸において、変わることなく重要なモチーフとなってきた「人形/ヒトガタ」の恐怖と魅惑に、 『幽』次号「人形/ヒトガタ妖奇」では、さまざまな角度から肉迫いたします。 東雅夫(編集顧問) ●スペシャル:百鬼ゆめひな×『幽』コラボ「怪談人形あやつり劇制作ドキュメント」 ●書き下ろし:皆川博子×中川多理「人形怪異譚」 ●インタビュー&エッセイ:山岸凉子、綾辻行人、京極夏彦、中川多理(人形作家)、結城孫三郎(結城座座長)、 澤村伊智など ●復刻:鏡花 鏡花の人形怪談を読み解く(「山海評判記」「神鑿」「幻の絵馬」「雛がたり」) ●紀行:加門七海「お呪い日和 傀儡」at 徳島 【小説連載】有栖川有栖/小野不由美/山白朝子(乙一)/京極夏彦/恒川光太郎/初野晴/朱野帰子 ほか 【実話連載】福澤徹三/中山市朗/松村進吉 ほか 【漫画連載】高橋葉介/諸星大二郎/押切蓮介/花輪和一/柴門ふみ ほか 【エッセイ&書評&企画】加門七海/南條竹則/小池壮彦/安曇潤平 ほか 【スペシャル企画】恩田陸+福澤徹三対談 ほか 【幽から生まれる単行本 文庫】 綾辻行人:2016年7月 単行本『深泥丘奇談・続々』、恩田陸:文庫『私の家では何も起こらない』、 安曇潤平:『山の霊異記 霧中の幻影』(6月単行本)『山の霊異記 幻惑の尾根』(7月文庫) 福澤徹三:『怖の日常』(7月ホラー文庫) ほか、工藤美代子、加門七海、山白朝子、福澤徹三、黒史郎、郷内心瞳、中山市朗、有栖川有栖、京極夏彦、恒川光太郎、円城塔 など 2
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