桑名竹取プロジェクト推進業務委託に係る公募型プロポーザル実施要領

桑名竹取プロジェクト推進業務委託に係る公募型プロポーザル実施要領
1 目的
桑名市の特産であるタケノコを用いた産業の六次化と竹を用いた製品の販路確保や体験事業を
実施することで地域活性化と環境保全を促進させる。また、桑名市の地場産業や伝統工芸を活かし
た事業を展開することで技術継承や新たな価値を創造するとともに、担い手の創出を狙う。
本事業は上記の達成に資する地域づくりの基盤を確立し、本市の地方創生と持続可能な社会の実
現のために実施するものである。
2 事業概要
(1) 事業名
桑名竹取プロジェクト推進業務委託
(2) 事業内容
桑名竹取プロジェクト推進業務委託仕様書(仕様書)による。
(3) 委託期間
契約締結の日から平成29年3月31日まで
(4) 予算限度額
15,000,000円(消費税額及び地方消費税額を含む。)
3 公募型プロポーザル方式採用理由
桑名竹取プロジェクト推進業務委託は、桑名市の農業をはじめとした産業振興と観光振興を推進
し地域の活性化を促進する事業である。
そのため、価格より内容に重きを置いた業務であり、価格競争にはなじまないため、創造力、発
想、課題解決方法及び取組み体制等の提案等よって委託予定者を決定するプロポーザル方式を採用
することが適切であると考える。
4 期待される効果
桑名竹取プロジェクト推進業務を委託することで期待される効果としては、桑名市が「暮らした
いまち」「訪れたいまち」として内外より認知されるための基盤が強化できる。それにより、産業
を中心としたヒト・モノの流れが活発化し、地域活性化が見込める。
(1)市民における効果(市民の満足度の向上)
農産物等について新たな販路を創出することで、農業従事者の所得向上と担い手創出に繫がり雇
用の創出が見込める。また、体験事業を通した、環境保全への理解や自ら参画することで生きがい
の創出が促進する。これらが推進していくことで、市民の満足度向上に寄与する。
(2)地元産業における効果(地元産業の活性化)
農業はもちろん地場産業や伝統工芸が振興され地域が活性化する。
(3)市における効果(交流人口・定住人口の増加、ブランド力向上)
交流・定住人口の増加が期待できるなど、市の活力が高まるほか、桑名市のブランド力が向上す
ることで、「選ばれるまち」になるための魅力向上が見込める。
5 委託予定者の選定
本事業の委託予定者の選定は、事業の実績、目的及び内容に最も適した者を選定するために、公
募型プロポーザル方式により行う。
桑名竹取プロジェクト推進業務プロポーザル審査委員会(以下「審査委員会」という。)におい
て、基本方針、審査基準、実施要領、仕様書等を決定した後、公告する(本市ホームページで公表)。
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これを受け、受注を希望し、参加表明書(様式第1号)及び実績調書(様式第2号)を提出した者
は、公募型プロポーザルに参加し、業務についての提案を行う。
提案内容等について審査の上、事前に審査委員会で定めた合格基準点を満たし、最も優れている
と認められた者を委託予定者とする。
6 事務手続及び事業スケジュール
事業選定スケジュールは以下のとおりである。
時間や提出物等の詳しい説明は、別項目にて記載してあります。
(1) 公募の公告
平成28年4月27日(水)
(2) 公募型プロポーザルへの参加表明
公示の日から平成28年5月13(金)まで(市役所の閉庁日を除く。)の午前8時30分から午後5
時00分まで(ただし、正午から午後1時までは除く。)
(3) 企画提案書の提出
平成28年5月20日(金)から平成28年5月24日(火)まで(市役所の閉庁日を除く。)の午前8
時30分から午後5時00分まで(ただし、正午から午後1時までは除く。)
(4) プレゼンテーション及びヒアリング等の開催(予定日)
平成28年5月30日(月)から平成28年6月1日(水)(詳細は別途通知)
(5) 事業スケジュール(予定)
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
契約手続
契約締結
着手・準備
方針・計画作成
事業展開
事業の効果検証
7 プロポーザルへの参加資格
本業務委託は、単体企業による委託契約とし、プロポーザルに参加できる者は、次の各号に定め
る要件を全て満たす者とする。
(1) 地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないこと。
(2) 平成28年4月1日現在の業務委託の桑名市入札参加資格者名簿に登載されていること。
※登録のない参加者予定者については別途指定の書類を提出し審査を受けること。(参加表
明受付期限までに書類が提出できるよう事前に電話連絡ください。)
(3) 参加表明書提出期限の日以降において、桑名市から指名停止処分を受けていないこと。
(4) 参加表明書提出期限の日以降において、暴力団等排除措置要綱に基づく入札からの排除措置
を受けていないこと。
(5) 参加表明書提出期限の日以降において、会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手
続開始の申立てがなされている者(更生手続開始の決定を受けている者を除く。)又は民事再生
法(平成11年法律第225号)に基づく民事再生手続開始の申立てがなされている者(再生手続開
始の決定を受けている者を除く。)でないこと。
8 公募型プロポーザルへの参加表明
公募型プロポーザルへの参加を希望する方は、次に定める書類に必要事項を記載のうえ、持参又
は郵送により提出すること。
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なお、参加表明された場合であっても、契約の相手方として決定されるまでは、いつでも参加を
辞退することができる。
(1) 参加表明書提出期間
公示の日から平成28年5月13日(金)まで(市役所の閉庁日を除く。)の午前8時30分から午後
5時00分まで(ただし、正午から午後1時までは除く。)
(2) 提出場所
桑名市役所 政策経営課(桑名市役所本庁舎3階)
(3) 提出方法
持参又は郵送により提出すること。ただし、郵送により提出する場合は「簡易書留」とし、平成
28年5月13日(金)必着で次の宛先に郵送すること。郵送方法が異なる場合は、受け付けること
ができない。
【宛先】 〒511-8601
桑名市中央町二丁目37番地 桑名市役所 政策経営課 宛て
(4) 提出書類
(ア)参加表明書(様式第1号)
(イ)実績調書(様式第2号)
(ウ)桑名市入札資格参加資格者名簿への登録がない場合、別途指定した書類
(5) 提出部数
各1部
9 説明会
説明会は開催しない。
10 企画提案書の提出
(1) 提出書類
(ア)会社概要(様式第3号)
(イ)業務実施体制(様式第4号)
(ウ)企画提案書
桑名竹取プロジェクト推進業務委託に係る公募型プロポーザル仕様書に記載した内容を踏ま
え、次に掲げる書類で構成し、①から④の順に並べて下記の留意事項に従い、企画提案書を提出
すること。
① 企画提案書(表紙)(様式第5号)
② 企画提案(概要版)(任意様式 A4 1枚)
③ 企画提案(任意様式 A4)※独自のアイディアがわかりやすいように作成すること。
・事業推進にあたっての基本的な考え方
・事業スケジュール
・事業計画
・事務局等支援体制
・実績と他機関との連携
④ 参考見積書(様式第6号)
(2) 提出部数
(ア)会社概要(紙媒体) 1部
(イ)業務実施体制(紙媒体) 1部
(ウ)企画提案書(紙媒体) 16部(正本1部、※副本15部)
※ただし、副本については会社名(提案者名)・所在・電話番号等は見えないように黒
塗り等しておくこと。(評価者が公平に審査するため)
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(3) 提出期間
平成28年5月20日(金)から平成28年5月24日(火)まで(市役所の閉庁日を除く。)の午前8
時30分から午後5時00分まで(ただし、正午から午後1時までは除く。)
(4) 提出場所
桑名市役所 政策経営課(桑名市役所本庁舎3階)
(5) 提出方法
持参により提出すること。(郵送不可)
(6) 全体的な留意事項
(ア)企画提案の選考においては、提案者から提出された提案書に基づき評価を行い、記載内容に
応じて採点する。このため、提案内容を評価しやすいように、実施要領記載の事業内容、業務に
対する考え方など、具体的に分かりやすく記述すること。
(イ)本市の要求する事業内容をどのように実現するのかを分かりやすく記したスケジュールや、
事業内容を実現するにあたっての具体的な方法や情報収集手段、提出資料等の記載が漏れていた
場合、評価が大幅に低くなることがあるので、余すことなく記載すること。
(ウ)提案内容は、確実に提案者が実現できる範囲で記載すること。提案書に記載した内容は、提
案価格の中で実現を約束したものとみなす。また、提案書等の内容において、2通り以上に解釈
できるものについては、本市の解釈によるものとする。
(エ)企画提案書に虚偽の事項を記載した場合には、提案を無効とする。
(オ)提出された企画提案書等は、返却しない。
(カ)提出された企画提案書等は、提案者に無断で使用しない。ただし、委託予定者の選定を行う
作業に必要な範囲において複製を作成する。
(キ)提出された企画提案書は、提出後において資料の追加、内容の変更は認めない。
(7) 企画提案書の作成及び提出上の留意事項
(ア)提案書の様式は、A4版縦で横書き両面印刷、左綴じとし、使用する文字の大きさは10.5ポ
イント以上とすること。図面などの補足資料は、必要に応じてA4版横、A3版横で使用するこ
と。A3版の用紙を使用する場合は、片面印刷とし、片袖折りにすること。
(イ)専門用語を除き、言語は日本語とすること。ただし、外国語表記しか方法がない場合は注釈
等で補足すること。
(ウ)表紙は規定様式を使用し、ページ下部に通しページ番号を振ること。
(エ)提出部数は16部(正本1部・副本15部)とし、副本は表紙に社名の記載及び押印をしないこ
と。正本はA4版2穴リングファイルに綴じ、副本は2穴で紐に綴じて提出すること。
(オ)ページ数は、表紙を除いて30ページ以内に収めること。
(カ)提案書には、正本を除き、会社名(提案者名)・所在・電話番号等は見えないように黒塗り
等しておくこと。
(キ)企画提案書の作成にあたっては、上記「10.企画提案書の提出(1)提出書類」の順番に従っ
て項目番号を付して記述すること。
(ク)記載内容については明瞭かつ具体的な記載とし、専門知識を有しない者に対する配慮をする
こととする。また、専門用語、略語等に関しては、脚注により定義または説明を付記するなど、
分かりやすい記載とすること。
11 企画提案書の提出に係る質問等
企画提案書の提出に関して質問がある場合は、質問書をファクス又は電子メールで送信のうえ、
電話にて受信確認をすること。持参、郵送、電話等による質問は受け付けない。
(1) 質問の受付
(ア)受付期限
平成28年5月16日(金)午後5時00分まで
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(イ)質問書の作成等
質問書の様式は次のとおり作成すること。
【電子メールの場合】
① MicrosoftWord2007で編集できる保存形式とすること。
② 送信するメールのタイトルを「質問書(桑名竹取プロポーザル)」とし、質問書のファイル
を添付して送信すること。
③ 添付するファイルの容量は2MB以内とする。ZIP形式又はLZH形式で圧縮することは差し支
えない。2MBを超えるときは、複数回に分割して送信すること。
(ウ)送信先
送信先:桑名市役所 政策経営課
E-mail:[email protected]
ファクス:0594-24-1412
(エ)その他
質問受付の終了時刻に関しては着信主義とし、受信しているか否かの判断は市が行うものと
する。
(2) 質問に対する回答
質問に対する回答は、参加表明書(様式第1号)及び実績調書(様式第2号)を提出した参加
予定者に、平成28年5月18日(水)に参加表明書記載の【本件に係る担当者の連絡先】ファクス
番号に送付する。
12 提案の審査及び委託予定者の決定
企画提案書の評価は、審査委員会において、提案内容等の評価項目について、評価基準に基づき
審査を行う。
審査委員会は、企画提案書の内容とプレゼンテーション、価格等について総合的に判断し、委託
予定者を決定する。
なお、委託予定者については、合格基準点を事前に審査委員会で定めているので、その合格基準
点を満たすことが最低条件となる。
(1) プレゼンテーション選考
企画提案者のプレゼンテーションにより審査を行い、委託予定者1者を選定する。なお、事前に
審査委員会で定めた合格基準点を満たしていることが条件となる。
(2) プレゼンテーション開催予定日
平成28年5月30日(月)から平成28年6月1日(水)(詳細は別途通知)
(3) プレゼンテーション時間
1事業者につき30分以内(プレゼンテーション15分以内、質疑応答15分以内とする。)を予定し
ている。(詳細は別途通知)
(4) プレゼンテーション使用機器等
プレゼンテーション時に使用する機器等(パソコン、プロジェクター、スクリーン)は、できる
だけ提案者において準備すること。ただし、スクリーンに限り市のものを利用可能であるため準備
が難しい場合には申し出ること。
(5) 評価項目及び配点
(ア)事業推進にあたっての基本的な考え方[40点]
①事業推進に対する基本認識(20点)
②事業推進へのアプローチ手法について(20点)
(イ)事業スケジュール[20点]
①事業スケジュールがしっかりとしていること(20点)
(ウ)事業計画[120点]
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①桑名竹取プロジェクト推進設計図について(30点)
②事業に必要な調査・分析について(30点)
③調査・分析結果に基づく実施事業の提案について(30点)
④目標設定及び成果指標(アウトカム)・数値について(30点)
(エ)事務局等支援体制[60点]
①スタッフ体制について(20点)
②事務局の包括支援について(40点)
(オ)実績と他機関との連携[60点]
①他自治体または民間企業での実績について(20点)
②他機関(法人・企業・団体等)との連携について(40点)
(カ)料金体系[30点]
30点×(1-0.7×見積額*1.08/提案限度価格)小数点未満切り捨て
(キ)創造性と意欲[70点]
①効果的・継続的な事業実施のための独自提案について(40点)
②意欲・熱意(30点)
(6) 選定結果
審査委員会終了後、プレゼンテーションを実施したすべての業者に選定結果を文書で通知する。
なお、この選定に関する異議は、一切受け付けない。
13 契約等
(1) 契約方法については、委託予定者と決定された者と次のとおり予定する。
桑名竹取プロジェクト推進
業務委託
契約締結日
~平成29年3月31日
公募型プロポーザル方式により委託予定
者と特定された者との随意契約
(2) 支払条件
業務完了後、請求の日から30日以内。
14 その他
(1) 参加表明書等の提出した行為によって、提出者に本件公募型プロポーザルに参加する意志が
あるものとみなす。
(2) 参加表明書等提出された書類は、返却しない。
(3) 本手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨とする。
(4) 企画提案書に虚偽の記載をした場合は、提案を無効とする。
(5) この公募型プロポーザルへの参加に係る費用は、すべて参加者の負担とする。
(6) 提出された参加表明書等の書類は、桑名市情報公開条例(平成16年桑名市条例第20号)に規
定する非開示情報に該当するものを除き、同条例の規定による公文書の開示の対象となるが、参
加者に無断で本プロポーザル以外の用途には使用しない。
(7) 天災その他止むを得ない事由によりプレゼンテーション等を行うことができないときは、延
期又は中止することがある。
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