平成28年度松原市サニテーションに係る受入槽及び沈砂槽の清掃業務

平成28年度松原市サニテーションに係る受入槽及び沈砂槽の清掃業務委託、し尿
沈砂及び浄化槽汚泥沈砂の運搬業務委託並びに処分業務委託(単価契約)仕様書
1.件名
平成28年度松原市サニテーションに係る受入槽及び沈砂槽の清掃
業務委託、し尿沈砂及び浄化槽汚泥沈砂の運搬業務委託並びに処分
業務委託(単価契約)
2.委託内容等
(1)
業務内容
松原市サニテーションに係る受入槽及び沈砂槽の清掃を
行い、当該清掃により発生するし尿沈砂及び浄化槽汚泥沈砂(以下「し
尿沈砂等」という。)を一般廃棄物処理施設まで運搬し、当該施設にお
いてし尿沈砂等を処分すること。
(2)
清掃場所
松原市サニテーション(所在地:大阪府松原市天美西7
丁目217番地(今池水みらいセンター内))
(3)
委託する一般廃棄物の種類
(4)
清掃業務の特記事項
①
現場管理
し尿沈砂等
受託者は、清掃に用いる機器の設置場所について、甲と
協議し、その指示に従うこと。
②
安全対策
受託者は、清掃作業中の労働災害、酸素欠乏、硫化水素
中毒、引火性ガスによる爆発等の安全対策については、労働安全衛生
法、酸素欠乏症等防止規則その他関係法規を遵守するとともに、作業
者に対する安全教育の徹底を図るなど、事故防止に最大限努めること。
③
常備器具
受託者は、清掃作業中、次に掲げる器具(必要数)を用
意しなければならない。
・ 自動警報機付き酸素濃度測定器
・ 自動警報機付き硫化水素濃度測定器
・ アンモニアガス、メタンガス濃度測定器(検知管式可)
・ 空気呼吸器
・ 酸素呼吸器(緊急用)
・ 送気マスク
・ 送排風機
・ 安全帯
・ 命綱
・ 梯子
・ 投光器
・ コードリール
・ 救急用具等
・ その他清掃作業に必要な器具類
④
清掃作業中の遵守事項
・ 受託者は、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習を修了した者の中
から酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者(以下「作業主任者」という。)を
必ず 1 名選任すること。
・ 受託者は清掃作業中監視人を必ず 1 名配置し、当該監視人は常時作業を監
視して異常の発見に努めること。
・ 受託者の清掃作業従事者は、作業現場に監視人がいない場合には槽内部に
入らないこと。
・ 槽内部に入る者は、必ず酸素呼吸器又は空気呼吸器、命綱、その他必要な
保護具を装着すること。
・ 槽内作業については、通常のガスマスク、防塵マスク等は絶対に使用しな
いこと。
・ 槽内作業については、常に自動警報機付きの測定器を使用して、ガス等の
検知を行い、酸素濃度 18 パーセント以下又は硫化水素濃度10ppm以上
となった場合には、直ちに作業を中止して槽外に出ること。
・
停電になった場合には、直ちに作業を中止して槽外に出ること。
・ 槽内に堆積した汚泥、残渣物により硫化水素が大量に発生することがある
ので作業中は十分注意すること。
・ 受託者は、万一の事故を想定し、事故発生時の緊急連絡体制をあらかじめ
定めて、速やかにその処置ができるようにすること。
3.清掃回数及びし尿沈砂等の年間予定排出量
・
沈砂槽(1槽)の清掃回数年2回(夏季及び冬季に実施)
年間予定排
出量30トン
・
受入槽(1槽)の清掃回数年1回(冬季に実施)
年間予定排出量30
トン
※
沈砂槽及び受入槽に係る合計年間予定排出量60トン
※
年間予定排出量については、見込み数量であって増減することがあるので
変動があっても異議を申し立てないこと。
4.提出書類(契約締結前)
落札者は、契約締結前に、次の書類を提出する
こと。
(1)
本件業務に係る収集運搬車両の自動車検査証、自動車損害賠償責
任保険証明書及び任意保険証券の写し
(2)
本件業務に係る収集運搬車両の写真(ナンバープレートを判別で
きるものであり、正面、両側面及び後面のカラー写真であること。
A4用紙に写真を貼り付けて提出すること。)
(3)
松原市サニテーションから一般廃棄物処理施設までの搬入方法及
び搬入経路を示す書類
(4)
処理フロー図(収集→運搬→中間処理→最終処分までの処理工程
を示すもの)
5.提出書類(契約締結後)
受託者は、清掃業務、運搬業務及び処分業務を
完了した場合において、次に掲げる書類を提出すること。
(1)
業務完了報告書
(2)
酸素欠乏・硫化水素危険作業等に関する記録(写し可)
(3)
写真(清掃作業箇所ごとに作業前、作業中、作業後)
(4) し尿沈砂等の搬入量を確認するための計量証明書又は廃棄物処理管
理票(搬入量については、運搬先施設の搬入時に計量を行い算出する
こと。)
6.その他
・ 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「法」という。)その他本件業務
に係る関係法令を遵守し、適正に処理すること(廃棄物の処理及び清掃に関
する法律施行令第4条第1号から第3号までに定める基準に該当しなくなっ
た場合には、本市が一方的に契約を解除することができるものとすること。)。
・
収集運搬中の事故等については、受託者が責任を持って対応し、賠償責任
を負うこと(市は責任を負いません。)。また、緊急時における対応等の本仕
様書に記載のない事項については、本市と受託者において協議の上、これを
定めるものとすること。