毎 週(火・金)曜 日 発 行 京 都 府 公 報 号外 第24号 平成28年5月16日 月曜日 〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 発行所 京 都 府 政 策 法 務 課 電 話 (075) 414-4037 〒602-8048 京都市上京区下立売通小川東入 号 外 第 24 号 告 示 電 話 (075) 441-3155 ページ ○豊かな森を育てる府民税市町村交付金交 付要綱 印刷所 中 西 印 刷 株 式 会 社 (林務課) 1 告 示 京都府告示第287号 豊かな森を育てる府民税市町村交付金交付要綱を次のように定める。 平成28年5月16日 京都府知事 山 田 啓 二 豊かな森を育てる府民税市町村交付金交付要綱 (趣旨) 第1条 知事は、京都府豊かな森を育てる府民税条例(平成27年京都府条例第58号。以下「条例」という。)第1条に 規定する施策の目的に適合する事業で、市町村が地域の実情に応じて実施するものに要する経費について、補助金等 の交付に関する規則(昭和35年京都府規則第23号。以下「規則」という。)及びこの要綱の定めるところにより、予 算の範囲内で交付金を交付する。 (交付金の種別) 第2条 交付金の種別は、次に掲げるものとする。 ⑴ 基本枠 ⑵ プロジェクト枠 (交付対象経費) 第3条 基本枠に係る交付金の対象となる経費は、第1条に規定する事業で、次の各号のいずれかに該当するもの(新 たに実施する事業又は既存の事業を拡充して実施する事業に限る。以下「交付金事業」という。)に要する経費とする。 ⑴ 森林の整備及び保全を進めるための事業 ⑵ 森林資源の循環利用を進めるための事業 ⑶ 森林の多様な重要性について府民の理解を深めるための事業 2 プロジェクト枠に係る交付金の対象となる経費は、前項各号に掲げる事業のうち、特にその効果が高いと見込まれ る事業として知事が認める事業に要する経費とする。 (交付金の額) 第4条 基本枠に係る交付金は、基礎分の額に客観的指標分の額を加えた額(その額に1,000円未満の端数が生じる場 合にあっては、これを切り捨てた額)の範囲内で交付する。 2 基礎分及び客観的指標分の額は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める算式により算定した額とする。 ⑴ 基礎分 100万円+比例配分額×1/2×当該市町村における納税義務者数/全市町村における納税義務者数 ⑵ 客観的指標分 比例配分額×1/4×(当該市町村の森林面積/全市町村の森林面積)+比例配分額×1/4×(当 該市町村の人口/全市町村の人口) 1 京 都 府 公 報 号外 第24号 平成28年5月16日 月曜日 3 前項各号に規定する「比例配分額」とは、交付金総額からプロジェクト枠に係る交付金の総額及び2,600万円の合 計額を減じた額をいう。 4 第2項第1号に規定する「納税義務者数」とは、条例第3条に規定する個人の均等割の納税義務者の数をいう。 5 第3項に規定する「交付金総額」とは、当該交付金の交付に係る年度に府に納入される豊かな森を育てる府民税額 のおおむね2分の1として、予算の範囲内で定める金額をいう。 6 プロジェクト枠に係る交付金は、基本枠に係る交付金とは別に、予算の範囲内で交付する。 (交付の申請) 第5条 規則第5条第1項に規定する申請書は、知事が別に定める様式によるものとし、その提出期限は、知事が別に 定める。 (変更の申請) 第6条 規則第9条の規定により知事の承認を受けなければならない事項は、次に掲げる事項とする。 ⑴ 交付金の額の増減 ⑵ 交付金事業の内容の重要な変更 2 前項の承認を受けようとする市町村長は、知事が別に定める様式による申請書を知事に提出し、その承認を受けな ければならない。 (流用) 第7条 基本枠に係る交付金は、交付金事業の間で流用を行うことができる。 2 市町村長は、前項の規定による流用を行った場合においては、速やかに知事が別に定める様式により知事に報告し なければならない。 3 プロジェクト枠に係る交付金は、交付金事業の間で流用を行ってはならない。 (実績報告) 第8条 規則第13条に規定する実績報告書は、知事が別に定める様式によるものとし、交付金の交付の決定があった年 度の翌年度の4月15日までに知事に提出しなければならない。 (基金による管理等) 第9条 市町村長は、基本枠に係る交付金を基金に積み立てた上で、交付決定を受けた年度又はその次の年度以降の交 付金事業に充てることができる。 2 前項の規定により積み立てた交付金は、平成33年度までに完了する交付金事業に限り充てることができるものとす る。 3 交付金事業に充てない交付金(基金の運用から生じる収益がある場合においては、当該収益を含む。)がある場合 においては、知事は、その返還を求めることができる。 4 前3項に定めるもののほか、市町村長が、基本枠に係る交付金を基金に積み立てる場合における当該交付金の交付 に関し必要な事項は、知事が別に定める。 (書類の提出部数等) 第10条 規則及びこの要綱に基づき市町村の長が知事に提出する書類は、2部とし、当該市町村の区域を所管する京都 府広域振興局の長(京都市、向日市、長岡京市及び乙訓郡大山崎町にあっては、京都府京都林務事務所の長)を経由 して提出しなければならない。 (その他) 第11条 この要綱に定めるもののほか、交付金の交付に関し必要な事項は、知事が別に定める。 附 則 この告示は、平成28年5月16日から施行し、平成28年度分の交付金から適用する。 2 月額購読料 2,790円
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