医療勤務環境改善支援事業実施要綱平成 27 年 2 月 13 日付け医政第 1323 号第１目的及び趣旨医師や看護師をはじめとした医療従事者の確保を図るためには、病院又は診療所（以下「医療機関」という。）の主体的な取組を通じて、労務管理面のみならず、ワーク・ライフ・バランスなどの幅広い観点を視野に入れた勤務環境改善の推進による「医療従事者の離職防止・定着対策」を講ずる必要がある。医療従事者の勤務環境の改善に向けては、各医療機関が「医療勤務環境改善マネジメントシステムに関する指針」（厚生労働省告示第 376 号）を活用し、管理者や医療従事者が勤務環境を改善する目的を共有するとともに、ＰＤＣＡサイクルによる取組を進めることが必要であることから、医療勤務環境改善支援事業（以下「本事業」という。）を実施し、もって本県の地域医療提供体制の確保に資することとする。第２事業の内容本事業は、医療機関が行う勤務環境の改善に資する事業とし、医療機関から公募し、「改善モデル」として先駆的な取組を採択する。第３事業実施主体岩手県内に所在する医療機関とする。第４採択要件「医療勤務環境改善マネジメントシステムに関する指針」に従い勤務環境改善計画を策定し、又は策定に着手していること。第５事業の申請等１事業実施主体は、本事業を実施しようとするときは、別に定める期日までに、医療勤務環境改善支援事業計画書（以下「事業計画書」という。）を知事に提出するものとする。２知事は、１の規定により事業計画書の提出があったときは、事業計画書を審査のうえ、適当と認めるときは、事業実施主体に対し採択通知書を交付するものとする。第６助成知事は、予算の範囲内で、本事業に関連して必要となる経費について、別に定めるところにより事業実施主体に対して助成するものとする。