News Release 平成 28 年 5 月 17 日 ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社 http://www.peptidream.com/ 各 (証券コード:4587 東証第一部) 位 渡辺化学工業株式会社とのアミノ酸・特殊アミノ酸の供給に関する 戦略的提携のお知らせ ペプチドリーム株式会社(代表取締役社長:窪田 規一、本社:東京都目黒区、東証第一部) と渡辺化学工業株式会社(代表取締役社長:渡邉 路維、本社:広島県広島市、以下「渡辺化学 」といいます。)とは、特殊環状ペプチドの創製に必要不可欠なアミノ酸・特殊(非天然型)ア ミノ酸(以下、アミノ酸・特殊アミノ酸を総称して「特殊アミノ酸等」といいます。)の供給に 関して戦略的提携を結びましたので、お知らせいたします。 当社では、独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS(Peptide Discovery Platform System)による特殊環状ペプチド創製技術を用いて、広範な標的たんぱく質に対 するヒット・リード・開発候補となる特殊環状ペプチドの探索研究・開発を行っております。そ の際に、天然の20種類のアミノ酸だけではなく、特殊アミノ酸を環状ペプチドの中に自由自在に 組み込めることが当社のPDPSの強みであり、そのためには多種多様な特殊アミノ酸の安定的な 入手並びに必要に応じた新規特殊アミノ酸の製法の確立及びそのスケールアップが極めて重要に なります。 このたびの戦略的提携により、渡辺化学の有する広範な特殊アミノ酸等の製造に関する経験及 び多岐にわたるアミノ酸調達先に当社がアクセスできることになり、特殊環状ペプチドの創製に 必要不可欠な特殊アミノ酸等が迅速かつ安価に入手できるようになります。 本日公表の渡辺化学との戦略的提携は、当社の探索研究におけるアミノ酸の安定確保に留まら ず、将来にわたって、特殊環状ペプチドのスケールアップ、製造における原材料となる特殊アミ ノ酸等の安定供給に大きな役割を果たし、当社の事業価値を高めるための重要な一歩になるもの と考えております。当社は、今後も必要に応じて原材料のアミノ酸の供給及び特殊環状ペプチド の製造に関する戦略的提携を模索してまいります。 【ペプチドリーム株式会社 取締役常務 リード・パトリック、取締役研究開発部長 舛屋 圭一 のコメント】 「当社では、特殊アミノ酸等の調達を世界中から行っておりますが、少量多品種の特殊アミノ 酸の供給及び新規特殊アミノ酸の製法の確立と供給について極めて迅速に対応していただいてい る渡辺化学の技術力・対応能力に感銘を受けております。このたびの戦略的提携により、今まで 1 以上に当社が必要とする多品種の特殊アミノ酸の安定供給について同社が大きく貢献してくれる ものと確信しております。」 過去6年間に、当社は多くの世界的製薬企業(米AMGEN社、英AstraZeneca社、米 Bristol-Myers-Squibb社、米Genentech社、英GlaxoSmithKline社、仏IPSEN社、米 Lilly社、米Merck社、スイスNOVARTIS社、仏Sanofi社、旭化成ファーマ株式会社、杏林 製薬株式会社、塩野義製薬株式会社、第一三共株式会社、田辺三菱製薬株式会社、帝人ファーマ 株式会社)との間で創薬共同研究開発契約を結び、戦略的共同研究開発を行ってきました。さら に、米Bristol-Myers-Squibb社、スイスNOVARTIS社及び米Lilly社に対しては、当社独 自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS の非独占的なライセンス許諾(技術ライセン ス契約)を実施しております。 【ペプチドリーム株式会社について】 ペプチドリーム株式会社は、「日本発、世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」と いう現社長窪田と現社外取締役菅(東京大学大学院教授)の共通の夢から、平成 18 年 7 月に設立されました。独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS(Peptide Discovery Platform System)を用いて、極めて広範囲にわたる特殊ペプチドを多 数(数兆種類)合成し、高速な評価を可能にすることで、創薬において重要なヒット化 合物の創製、リード化合物の選択、並びにファーマコフォアの理解を極めて簡便に、か つ、効率的に行えるようにしました。ペプチドリーム株式会社は、特殊ペプチドを用い た創薬企業の世界的なリーダーとして世界中の病気で苦しんでいる人々に画期的新薬を 提供することを使命として、研究開発に取り組んでおります。 【本リリースに関するお問い合わせ先】 ペプチドリーム株式会社 経営管理部 TEL:03-3485-7707 2 関根
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