ペプチドリーム株式会社は米国ジェネンテック社に対して、 独自の創薬

News Release
平成 28 年7月 20 日
ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社
http://www.peptidream.com/
各
位
(証券コード:4587 東証第一部)
ペプチドリーム株式会社は米国ジェネンテック社に対して、
独自の創薬開発プラットフォームシステム PDPS の
非独占的技術ライセンス許諾を行うことに合意しました
このたび、ペプチドリーム株式会社(以降「PD」といいます。)と 米国ジェネンテック社
(以下「ジェネンテック」といいます。)は、当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:
PDPS (Peptide Discovery Platform System) をジェネンテック社に対して非独占的
に技術ライセンス許諾することで合意しました。これにより、ジェネンテック社は自社内におい
て特殊環状ペプチド創製を行うことが可能になります。PD社は、技術ライセンス料(契約一時
金)を段階に分けて受け取とることになるほか、PDPSにより創製された特殊環状ペプチド及び
低分子化合物(特殊環状ペプチドを出発点として創製された化合物)に関して設定されたマイル
ストーンフィー及び上市後の売上高に応じたロイヤルティを受け取ることになります。
また、これまでの非独占的技術ライセンス契約と同様に、ペプチド-薬物複合体:PDC
(Peptide Drug conjugate) は本技術ライセンス契約には含まれておりません。
なお、PD社は本技術ライセンス契約と並行して、2015年12月にジェネンテック社との間で
締結している創薬共同研究開発契約に基づき、ジェネンテック社が開発を目指す複数の創薬ター
ゲットに対して当社独自のPDPSを用いた共同研究開発を引き続き実施いたします。この共同研
究開発の取り組みからも、今後ジェネンテック社における非臨床及び臨床試験の進捗状況に合わ
せて目標達成報奨金(マイルストーンフィー)や、製品化後の純売上金額に対するロイヤルティ
が当社に支払われることになります。
過去6年間、PD 社は多くの世界的製薬企業(米AMGEN社、英AstraZeneca社、米
Bristol-Myers Squibb社、米Genentech社、英GlaxoSmithKline社、仏 IPSEN、米 Lilly
社、米 Merck 社、スイスNOVARTIS社、仏 Sanofi 社、旭化成ファーマ株式会社、杏林製薬
株式会社、塩野義製薬株式会社、第一三共株式会社、田辺三菱製薬株式会社、帝人ファーマ株式
会社)との間で創薬共同研究開発契約を結び、戦略的共同研究開発を行ってきました。さらに、
米 Bristol-Myers-Squibb 社、スイス NOVARTIS 社及び米 Lilly 社に対しては、当社独自
の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS の非独占的なライセンス許諾(技術ライセンス
契約)を実施しております。
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【ペプチドリーム株式会社 代表取締役社長 窪田 規一 のコメント】
「ジェネンテック社へのPDPSの非独占的技術ライセンス許諾は、米Bristol-Myers
Squibb社、スイスNOVARTIS社、米Lilly社に続きこれが4社目となります。当社独自の
PDPSは、従来の方法・技術ではヒット化合物の同定や結合部位の発見が困難なターゲットに対
しても極めて有効です。PDPSは、特殊ペプチドの創製を行えるというだけでなく、特殊ペプチ
ドが持つ優れた物質的特性を活かして、創薬ターゲットとの結合を構造的に解明することで低分
子創薬をも可能にするものであり、本技術ライセンス契約には特殊ペプチドの低分子化に関する
取り組みも含まれています。このたびのジェネンテック社に対する非独占的ライセンス許諾は、
いかにPDPSが創薬研究のあり方そのものを変えてきたかを如実に示していると考えています。
」
【ペプチドリーム株式会社について】
ペプチドリーム株式会社は、「日本発、世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」と
いう現社長窪田と現社外取締役菅(東京大学大学院教授)の共通の夢から、平成 18 年
7 月に設立されました。独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS(Peptide
Discovery Platform System)を用いて、極めて広範囲にわたる特殊ペプチドを多
数(数兆種類)合成し、高速な評価を可能にすることで、創薬において重要なヒット化
合物の創製、リード化合物の選択、並びにファーマコフォアの理解を極めて簡便に、か
つ、効率的に行えるようにしました。ペプチドリーム株式会社は、特殊ペプチドを用い
た創薬企業の世界的なリーダーとして世界中の病気で苦しんでいる人々に画期的新薬を
提供することを使命として、研究開発に取り組んでおります。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
ペプチドリーム株式会社
経営管理部
TEL:03-3485-7707
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関根