News Release 平成 28 年2月5日 ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社 http://www.peptidream.com/ 各 位 (証券コード:4587 東証第一部) 塩野義製薬株式会社との創薬共同研究開発契約締結のお知らせ ペプチドリーム株式会社(代表取締役社長:窪田規一、本社:東京都目黒区、東証第一部)は 塩野義製薬株式会社(代表取締役社長:手代木功、本社:大阪市中央区、東証第一部、以下「塩 野義製薬」といいます。)との間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創 製する創薬研究開発契約を締結しましたので、お知らせいたします。 本契約は、従来の創薬共同研究開発契約(国内製薬企業4社、海外製薬企業10社)と同じよう に、塩野義製薬が開発を目指す創薬ターゲット(ターゲットは未公開)に対して、当社独自の創 薬開発プラットフォームシステム:PDPS (Peptide Discovery Platform System) を 用いて特殊環状ペプチドを創製し、塩野義製薬において当該特殊ペプチドに係る臨床開発を目指 す内容となっています。また、本契約には、PDPS から生み出される特殊ペプチドから得られる 情報を利用して、塩野義製薬が低分子医薬品の研究開発に取り組むことも盛り込まれています。 本契約の締結に伴い、当社は今期中に契約一時金(及び研究開発支援金)を受領します。また 今後、塩野義製薬における非臨床及び臨床試験の進捗状況に合わせて目標達成報奨金(マイルス トーンフィー)や、製品化後には純売上金額に対するロイヤルティーが当社に支払われることに なります。 過去6年間、当社は多くの世界的製薬企業(米 AMGEN 社、英 AstraZeneca 社、米 Bristol-Myers-Squibb 社、米 Eli Lilly 社、米 Genentech 社、英 GlaxoSmithKline 社、仏 IPSEN、米 Merck 社、スイス NOVARTIS 社、仏 Sanofi 社、第一三共株式会社、 杏林製薬株式会社、田辺三菱製薬株式会社、帝人ファーマ株式会社)との間で創薬共同研究開発 契約を結び、戦略的共同研究開発を行ってきました。さらに、米 Bristol-Myers-Squibb 社 とスイス NOVARTIS 社に対しては、当社の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS の非 独占的なライセンス許諾(技術ライセンス契約)を実施しております。 1 【ペプチドリーム株式会社 代表取締役社長 窪田 規一 のコメント】 「塩野義製薬との間で、当社独自の創薬開発プラットフォームシステムであるPDPSを基盤と した共同研究開発を始められることを大変喜ばしく思っております。この度の共同研究開発契約 には、特殊ペプチドの優れた物質的特性を活かして、標的分子との結合を構造的に解明し、低分 子創薬を進める取り組みも含まれており、当社アライアンス事業の可能性を一層拡大するものと なっております。当社は特殊環状ペプチドを用いる創薬研究開発の分野では世界をリードする立 場であり、その大きな特徴は、それぞれの創薬ターゲットに対し極めて高い多様性をもつ特殊環 状ペプチドライブラリーを構築でき、必要とされるプロファイルを有するリードペプチドを極め て短時間で供給できることにあります。」 【ペプチドリーム株式会社について】 ペプチドリーム株式会社は、「日本発、世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」と いう現社長窪田と現社外取締役菅(東京大学大学院教授)の共通の夢から、平成 18 年 7 月に設立されました。独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS(Peptide Discovery Platform System)を用いて、極めて広範囲にわたる特殊ペプチドを多 数(数兆種類)合成し、高速な評価を可能にすることで、創薬において重要なヒット化 合物の創製、リード化合物の選択、並びにファーマコフォアの理解を極めて簡便に、か つ、効率的に行えるようにしました。ペプチドリーム株式会社は、特殊ペプチドを用い た創薬企業の世界的なリーダーとして世界中の病気で苦しんでいる人々に画期的新薬を 提供することを使命として、研究開発に取り組んでおります。 【本リリースに関するお問い合わせ先】 ペプチドリーム株式会社 経営管理部 TEL:03-3485-7707 2 関根
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