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音楽学研究総合ゼミ
名古屋の雅楽∼史料が語ること
講師:寺内直子(音楽学)
神戸大学国際文化学研究科教授
平成28年6⽉2⽇(⽊)10:30-12:00
愛知県⽴芸術⼤学 新講義棟
概要
この講義では、名古屋市の豪商の蔵から発見された雅楽関係史料
を紹介しながら、史料から何が読み取れるかを考えます。雅楽は、京
都、奈良、大坂の寺社や宮廷の儀式で演奏されて来ました。そのた
め、雅楽は関西のものと考えられがちですが、じつはそれ以外の地
方にも古くから伝播し、伝承されてきました。名古屋は関西に近く、
関東と関西を結ぶ交通の要衝にあり、有力大名の城下町も存在して
きたことから、商工業が発達しただけでなく、さまざまな文化の受
容と育成が盛んでした。今回紹介する史料は明治時代のものが中心で
すが、素人の雅楽愛好家が、明治という激動の時代に、名古屋でどのような音楽活動を展開したのか、そし
てそれは歴史的にどのような意味を持っていたのかを考えます
講師プロフィール
寺内直子 てらうちなおこ
東京藝術大学博士後期課程修了。大阪大学文学研究科より博士号取
得(文学)。現在、神戸大学国際文化学研究科教授。2006-2007文化
庁文化交流使としてアメリカで活動。日本の伝統音楽、アジアの民族
音楽、伝統音楽の現代的変容、文化交流など多様な角度から音楽文化
を研究。主な著書に『雅楽のリズム構造』(1996)、『雅楽の〈近代〉
と〈現代〉』(2010)、『雅楽を聴く』(2011)など。
どなたでも参加できます。参加無料。