観世 清和 - 東京大学 エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(東大EMP)

東大 EMP 講師プロフィール(第 16 期)
観世
清和 (KANZE Kiyokazu)
二十六世観世宗家
東京藝術大学音楽学部卒業。
二十五世宗家 観世左近の長男。父に師事。重要無形文化財総合指定保持者。
平成 2 年 宗家継承。室町時代の観阿弥、世阿弥の流れを汲む観世流の二十六世宗家として、
現代の能楽界を牽引する存在となる。650 年におよぶ能の伝統の継承に力を注ぐだけでなく、
復曲能、新作能、海外公演などの試みを通して、能を広く社会に浸透させるための普及活動
にも取り組んでいる。国立能楽堂能楽(三役)主任研修講師も務める。
平成 21 年 10 月、11 月には、東京大学 駒場博物館にて、世阿弥の自筆本をはじめとする観
世宗家伝来の文献資料を公開する「観世家のアーカイブ」展が開催された。
主な著書に、
『一期初心―能役者森羅万象』(淡交社、2000 年)がある。
受
賞
平成 8 年
芸術選奨文部大臣新人賞
平成 11 年 フランス芸術文化勲章シュヴァリエ
平成 14 年 渋谷区制七十周年記念特別表彰
平成 25 年 平成 24 年度(第 63 回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞
海外公演
昭和 62 年
訪印観世流能楽団団長代理としてニューデリーに於ける日本月間開会式セレモ
ニーとして公演
平成元年
日本伝統芸能親善使節団として北京・洛陽・西安公演
平成 4 年
日印国交 40 周年記念インド公演
平成 5 年
ニューヨーク公演(メトロポリタン美術館・エジプト神殿にて「翁」を上演)
平成 9 年
フランス公演(フェスティバル・ドートンヌ)
平成 17 年 日本・EU 市民交流年記念「能・狂言」ドイツ・ポーランド・リトアニア公演
平成 19 年 日タイ修好 120 周年 タイ公演
日印交流年「2007 年インドにおける日本年」記念公演 インド公演
【外部講師陣】