2016版 - 福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター

平成28年4月
うつくしまふくしま未来支援センターによる地域の復旧・復興支援
【背景】
●東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の被害を除去し、災害に強い地域を創る方途を
早急に提示することが求められる。
●地域住民の生活と企業の生産活動を取り戻し、地域社会を再構築することが緊急に求められている。
【目的】
○コミュニティ再生や地元産業の復興、子どもたちへの支援、環境復元など、各学類の特徴を活かした活
動をベースに、大学として組織的かつ迅速に対応する体制を整備するため、「うつくしまふくしま未来支援セ
ンター(FURE)」 (平成23年4月)を設立し、地域支援機能の強化を図る。
○生起している実態を科学的に調査・研究するとともに、事実に基づき被災地の状況の推移を見通し復旧・復興
を長期に渡り支援する。
○加えて、FUREを中心に国内外の関係機関と一層連携・協力すること等により、「地域活性化の中核拠点」
としての使命を果たす。
※FURE:Fukushima Future Center for Regional Revitalizationの略
【概要】
子ども支援に関する取組
(写真①参照)
地域・産業復興支援に関する取組
(写真②参照)
農・環境の復興に関する取組
(写真③参照)
②-2
仮設住宅に住む子どもたちを支援する
「ほっとルーム」の活動の様子
(連携・協力)
②-1
・福島県及び県内 自治体
・県内外を含む高等教育機関
・原子力研究開発機構
・その他
避難所運営をシュミレーションゲームで
学ぶ「さすけなぶる」を用いた講義の様子
③-1
①-2
双葉地域市町村の復興や住民の帰還等の支援のため楢葉
町に「いわき・双葉地域支援サテライト」を設置(27年8月)
一般の方向けに実施している「放射線(能)測定
スキルアップ研修会」の様子
農地の汚染状況や最適な農法等について住民へ
説明する様子