藤崎町地域産業振興拠点ブランディング戦略策定支援業務仕様書 1

藤崎町地域産業振興拠点ブランディング戦略策定支援業務仕様書
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業務の名称
藤崎町地域産業振興拠点ブランディング戦略策定支援業務
（以下「業務」という。）
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業務の目的
藤崎町は、生産量世界一を誇るりんご「ふじ」、特別栽培米、ときわにんにく等、
ブランド力の高い魅力的な農産物の生産地であり、また、町の地域資源を活用した
魅力ある商品を提供する商工業者も多いことから、食産業振興のポテンシャルは高
いと言える。
しかしながら、町の魅力を内外に発信するツールやスキルに乏しいことから、地
域資源を十分に活かしきれているとは言えず、藤崎町の「食」に関する消費者の認
知度やイメージは、あまり高くない状況である。
このようなことから、交通の要衝である町の特性を活かし、平成３０年度に藤崎
町農産物直売施設「食彩ときわ館」に農産物加工・飲食・観光等の機能を拡充した
地域産業振興拠点施設を整備することで、農業と食及び商工と観光が相互に連携し
ながら、町の魅力ある「ふじさき産品」や飲食メニューなどを地域産業振興拠点施
設で提供するとともに、観光情報の発信を行うなど、地域６次産業化を核とした新
たな産業を振興するものである。
そこで、地域産業振興拠点施設に「行きたい買いたい食べたい」と消費者に
感じてもらえるようなブランド力の高い運営戦略を策定し、地域産業振興拠点施設
の人材育成や実施設計等に活用するものである。
【参考資料】藤崎町農産物拠点づくり基本計画
藤崎町農産物拠点づくり基本計画（概要版）
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委託期間
契約締結の日から平成２９年３月２４日まで
４委託業務の内容
（１）地域産業振興拠点ブランディング戦略の策定に向けた基礎調査
①藤崎町農産物直売施設「食彩ときわ館」の現状分析
②地域産業振興拠点施設の整備に向けた調査
・農産物直売、農産物加工品、飲食メニュー、観光ニーズ等に係る最新の消
費者動向の調査及び分析
・消費者動向を踏まえた地域産業振興拠点施設のニーズ、シーズ、マーケテ
ィング調査及び分析
（※特に子育て家庭をターゲットにした調査及び分析を充実させること。）
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③先進事例の調査
・立ち寄り型の農産物直売所や道の駅等の施設において、ブランド力の高い
運営戦略で成功している事例の調査及び分析
（２）地域産業振興拠点施設のブランドコンセプト等構築支援
①ふじさき産品（農産物、農産物加工品、商工産品等）やふじさき産品を活用
した飲食メニューの洗い出し
②基礎調査の分析等を踏まえた地域産業振興拠点施設のブランドコンセプト
の構築支援
③地域産業振興拠点施設における、売れるふじさき産品や魅力的な飲食メニュ
ー等の商品設定支援
④地域産業振興拠点施設における、ふじさき産品等の効果的な魅力発信手法や
販売促進手法の構築支援
（３）地域産業振興拠点施設の観光 PR プロモーション戦略構築支援
①町の観光資源の洗い出し
②基礎調査の分析等を踏まえた地域産業振興拠点施設の観光 PR プロモーショ
ン戦略の構築支援
・町の観光資源や交通の要衝の特性を活かした広域観光情報等を効果的に発
信する手法等の構築支援
③消費者に地域産業振興拠点施設に行きたいと感じさせるテーマ性のある施
設又は設備の設定支援
（※特に子育て家庭の利用を想定した設定にすること。）
（４）地域産業振興拠点施設において、独自に重要と考えられるブランド力の高い運
営戦略の提案
（※自由提案とする。）
（５）地域産業振興拠点ブランディング戦略の策定支援
・基礎調査、ブランドコンセプト、売れる商品づくり、観光 PR プロモーショ
ン戦略、拠点施設で独自に重要と考えられる戦略等を、藤崎町の指示により
地域産業振興拠点ブランディング戦略として取りまとめる。
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成果物の納入
業務完了報告書１部及びデータ一式
（内容）基礎調査結果及び分析書、地域産業振興拠点ブランディング戦略、
業務実施記録、その他関係資料等
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６
契約に関する条件等
（１）再委託等の制限
受託者は、業務の全部又は一部を再委託もしくは請け負わせてはならないもの
とする。ただし、事前に書面にて報告し、藤崎町の承諾を得たときは、この限り
ではない。
（２）権利の帰属等
①業務の履行により発生する成果物の所有権及び著作権等の諸権利は、原則と
して藤崎町に帰属する。
②受託者は、町の承諾なしに業務により制作された成果物及び資料等を他に流
用することはできないものとする。
③受託者は、成果物が第三者の著作権等を侵害しないことを保証し、第三者か
ら成果物に関して著作権侵害等を主張された場合の一切の責任は、受託者が負
うものとする。
（３）機密の保持
受託者は、業務（再委託した場合を含む。）を通じて知り得た情報を機密情報
として扱い、目的以外に使用し、又は第三者に提供してはならない。また、業務
に関して知り得た情報の漏洩、滅失、棄損の防止、その他適正な管理のために、
必要な措置を講じなければならない。契約終了後もまた同様とする。
（４）関係法令の遵守
受託者は、業務（再委託した場合を含む。）を履行するうえで、関係法令を遵
守するものとする。万一問題が発生した場合は、受託者が責任を持って対応する
ものとする。
７その他
（１）業務は、藤崎町地域産業振興拠点づくりアドバイザー加藤哲也氏の専門的なア
ドバイスを受けながら遂行するものとする。また、加藤哲也氏のアドバイザー料
は、藤崎町が負担するものとする。
（２）業務の履行のため、藤崎町が所持している資料等は必要に応じて受託者に提供
するものとする。ただし、業務以外の目的への使用や、第三者への提供はできな
いものとする。
（３）仕様書に定めのないこと及びその他の詳細は、藤崎町と受託者が協議して定め
るものとする。
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