平成 28 年 5 月 17 日 五條市教育委員会事務局 教育総務課 五條市学校適正化基本計画策定業務仕様書修正箇所 1.仕様書 P4.「9 成果品」 修正前:④各会議時の資料及び議事録 修正後:④各会議時の資料 上記は次ページ以降に赤字記載項目です。 お手元にて差し替えていただきますよう宜しくお願いいたします。 五條市学校適正化基本計画策定業務仕様書 1 業務名称 五條市学校適正化基本計画策定業務委託 2 業務場所 五條市内 3 本業務の背景と目的 本業務は、五條市教育振興基本計画(平成 28 年 3 月 1 日策定)の五條市教育大綱に基づき、 五條市教育の目指す姿を実現するための重点的な取組の1つとして「学校の適正化と教育内容 の充実の推進」を掲げている。平成 28 年 2 月の「五條市学校適正化検討委員会」の答申およ び平成 28 年 4 月策定の「五條市学校適正化基本方針」に基づき、本市の子どもたちが、これ からの社会を生き抜く力を身に付けるために、教育内容の充実と学校規模の適正化を図ること を目的とした「五條市学校適正化基本計画」(以下、「基本計画」という。)を策定するため に、本市内の小・中学校の現状把握・分析、児童・生徒数の将来推計を実施し、基本計画を作 成するとともに、関連会議や地域説明会の開催支援を行うことを目的とする。 4 適用範囲 本仕様書は、五條市(以下、本市)が発注する「五條市学校適正化基本計画」策定業務に関 して必要な事項を定めるとともに、プロポーザル参加者(以下、「受託候補者」という。)が 履行しなければならない事項を定めたものである。 5 適用基準 本業務の履行にあたっては、本仕様書のほか、契約規則等の関係法令に基づき実施しなけれ ばならない。 6 履行期間 本業務の履行期間は、契約締結の日から平成 29 年 3 月 31 日までとする。 但し、業務行程としては、次の通りとする。 ・基本計画の素案を作成(平成 28 年 8 月中旬まで) ・上記素案を基に意見集約を図り最終版を作成(平成 29 年 2 月中旬まで) ・契約終期までに基本計画書を納品 1 7 業務内容 上記業務目的の趣旨を十分理解し、以下(1)~(3)に示す事項により基本計画の策定行 うものとする。また、基本計画(素案)完成後は、住民説明、パブリックコメントを経て意見 集約を図り、基本計画の最終版を作成するものとする。 (1)現状把握・分析 ア 市内小・中学校の現状把握 ・市内小学校 8 校、中学校 5 校の基礎データ(学校規模、配置状況、学校施設の耐用 年数・耐震状況)などから、それぞれの学校ごとの現状整理を行うとともに、各校 の課題を分析する。 ・これまでの委員会議論での意見やアンケート調査結果から、保護者及び教職員等の 意向を整理する。 ・本市の全国学力学習状況調査の結果、子どもの身体的成長の早熟化、生徒指導上の 課題(いじめの認知件数、暴力行為の加害児童生徒数、不登校児童生徒数等の生活 上の問題)といった、いわゆる中1ギャップの状況、幼児期から児童期にかけての 教育上の課題(自制心や耐性、規範意識が十分に育っていない、小学校 1 年生など の教室において学習に集中できない、教諭の話が聞けずに授業が成立しない)とい った、いわゆる小 1 プロブレムについてもデータ整理を行う。なお、上記のデータ については、本市からデータの提供を受けるものとする。 イ 課題の明確化 ・アで行った現状把握・現状分析を踏まえ、本市の課題を明確化する。 (2)児童生徒の将来推計の作成(市内、校区別) 将来における児童・生徒数の見通しをたてるため、現状の小学校区における毎年度の各 歳別人口推計を行う。人口推計にあたっては、将来の目標設定を鑑み、複数パターンによ る推計を想定するものとする。 なお、推計の手法及び推計期間等については、検討過程における協議の中で決めるもの とする。ただし、人口推計に必要となる人口データ(過去数年分)については、本市から データの提供を受けるものとする。 (3)五條市学校適正化基本計画の作成 2 上記(1)(2)での業務の成果を順次反映しつつ、次のア~カを含めた基本計画を策 定すること。なお、平成 28 年 8 月中旬を目途として基本計画(素案)を提出し、平成 29 年 2 月中旬を目途として基本計画(最終版)を本市に提出すること。 ア 基本計画策定の背景と目的についての検討及び記載 ・基本計画策定の背景と目的について記載する。 イ 学校適正化の必要性についての検討及び記載 ・五條市の現状を踏まえて、教育面及び学校運営面から学校適正化の必要性について記 載する。 ウ 学校適正化に関する基本的な考え方についての検討及び記載 ・10 年後、20 年後を見据えたまちづくりの観点を盛り込み、地域の活性化に繋がるよ うな施策を検討し、記載する。 エ 学校立地及び配置計画の作成 ・「五條市学校適正化に関する答申」(平成 28 年 2 月 18 日、五條市学校適正化検討委 員会)において示された小・中学校の学校規模及び配置の適正化基準に基づくとと もに、将来の児童・生徒数の見通しを踏まえた、新たな学校立地及び配置の計画案 について、複数パターンの作成を想定するものとする。 なお、学校立地及び配置の計画案を作成するにあたっては、本市の課題・克服のため のメリットを、データを多用し示すものとする。 オ スクールバスの運行計画案の作成 ・上記の「ア.学校立地及び配置計画の作成」で示された学校立地及び配置の各パター ンにおいて、スクールバスの運行が必要となる地区の検証や、その際のスクールバス の運行路線、運行形態などについて運行計画案を作成する。なお、運行計画案の検討 にあたっては、既存の営業バス路線の活用も含め検討することとする。 カ 学校跡地の利用方策の提案 ・学校の新たな立地及び配置を行うことにともない、空き施設となる見込みの学校跡地 について、それぞれの施設や立地条件や施設条件を整理し、その跡地利用として有効 と考えられる方策の先進事例や取り組み案を提示する。 (4)関連会議及び地域説明会の開催支援 基本計画を策定するために行われる関連会議及び地域説明会の開催にあたり、会議への 提示資料の原稿作成および住民への説明資料の原稿作成などを行う。なお、地域説明会は 10 回の開催を予定している。関連会議は適宜開催するものとする。地域説明会への出席は 3 任意とするが、適正化推進実施委員会については検討状況によって素案修正の可能性もあ るため、出席を求める。 8 打ち合わせ協議 業務の円滑な進行を図るため、常時、本市担当職員と綿密な連絡関係を構築し、市が求め る場合には打合せを行い、誠意を持って業務を遂行すること。なお、打合せ後に記録簿を作 成し、相互に確認すること。 9 成果品 本業務の成果品は、以下のとおりとし、電子データで五條市教育委員会事務局教育総務課に 納品すること。また、原稿は本市が指定するファイル形式(ワード、エクセル、パワーポイン ト等)で作成し、電子媒体(CD‐ROM等)もあわせて納品すること。 ① 基本計画書の素案(スクールバス運行計画案、学校跡地利用案も含む) ② 住民説明会、パブリックコメント用の関連資料 ③ 基本計画書の最終版と概要版 ④ 各会議時の資料 ⑤ その他当該業務に付属する資料(分析データ等)で本市が求めるもの ※上記成果品の著作権は本市に帰属し、本市において自由に加工、公表できるものとする。 10 その他 (1)疑義 本仕様書の内容及び本仕様書に明示のない項目について疑義が発生した場合は、速やかに 双方協議の上、業務を遂行すること。 (2)秘密、業務内容の保持 受注者は、業務上知り得た個人情報その他の秘密を他人に漏らしてはならない。業務終了 後も同様とする。成果品、調査内容・結果については、本市の承諾なしに、他人に公表、貸 与してならない。 (3)主任技術者等 受注者は、委託業務履行上の技術上の管理をつかさどる主任技術者を定め、業務の全般に 4 わたり、業務管理を行うものとする。また、本市担当職員と打合せを綿密に行い、進捗状況 を随時報告するとともに、打合せ記録簿を作成し、承認を得るものとする。 打合せは、各会議前には確認協議を行うものとする。 (4)損害賠償 受注者は、本業務中に生じた受注者の責めに帰する諸事故に対しての責任を負い、損 害賠償の請求があった場合には受注者が一切を処理するものとする。 (5)資料の貸与 受注者は、本業務に必要な資料を本市より借り受けるものとするが、適正な管理をもって 行うとともに、業務完了後、速やかに返却するものとする。 (6)検査 受注者は、業務完了後は受注者の検査を受けなければならないものとする。なお、訂正等 の指示を受けた場合は、速やかにその指示に従うものとする。また、それに要する経費は受 注者が負担するものとする。 (7)成果品の帰属 本業務で履行した内容は、全て本市の所有とし、調査結果についても本市の承諾なくして 貸与、公表及び使用してはならない。 (8)提出書類 受注者は、本業務実施にあたって次の書類を速やかに本市に提出し、承認を得るものとす る。 ①業務着手届(様式不問) ②主任技術者通知書兼経歴書(様式不問) ③業務実施計画書(※業務工程表を含む)(様式不問) ⑤その他本市が指示するもの また、全ての業務が完了した後は、完了届、成果品等を提出する。 11 問い合わせ先 五條市教育委員会事務局 教育総務課 学校適正化推進室 推進係 TEL:(代表)0747-22-4001(内線827) 5
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