2016年3月期 決算説明資料 2016年5月12日 1 1. 2016年3月期の連結業績 (本資料の数字は1億円未満を四捨五入で表示しています。) DAIO PAPER CORPORATION 2 連結業績の概要 過去最高売上高を更新 (単位:億円、%) 業績概要 2015年3月期 2016年3月期 売上比 売 営 上 業 経 常 5.1 4.8 2.9 146 利 4,502 218 4.8 利 益 218 親 会 社 株 主 に 帰属 する 当 期 純 利 益 132 減 設 価 備 償 投 却 資 費 額 272 316 純 有 利 子 負 債 ネットD/Eレシオ 2,925 1.9 自 己 資 本 比 率 23.7 % ※為替レート(期中平均レート): ※ドバイ原油(期中平均レート): 109.8円/ドル 84ドル/バレル 売上比 4,741 243 213 高 益 増 減 270 373 2,815 1.7 24.9 % 120.2円/ドル 46ドル/バレル DAIO PAPER CORPORATION 増減率 4.5 239 25 △5 △2.4 3.1 14 10.5 △2 57 △ 0.7 5.3 11.6 18.0 △ 110 △ 0.2 1.2 10.4円/ドル △38ドル /バレル 3 連結経常利益増減内訳 補助金収入除外の場合、実質22億円の増加 △ 5億円 ( 2015年3月期: 218億円 → 2016年3月期: 213億円) 増益要因合計:104億円 (億円) 350 増産・ コストダウン (+27) 300 250 販売数量 増加 (+40) 販売単価 アップ (+22) 減益要因合計:109億円 その他 (+15) 原燃料 価格上昇 (△31) 補助金 収入 (△27) その他 (△51) 200 150 100 218 213 50 0 2015年3月期 (参考:期初見通し) 2016年3月期 増産・コストダウン (+20) 販売数量増加 (+49) 増減額 増産・コストダウン 販売数量増加 販売単価アップ その他 原燃料価格上昇 補助金収入 その他 経常利益増減 計 27 40 22 15 △ 31 △ 27 △ 51 △5 販売単価アップ (+43) その他 (+11) 原燃料価格上昇 (△65) 補助金収入 (△30) その他 (△46) 200 主な要因 増産 +18、省エネ +14、歩留・配合 +6、新マシン稼動による固定費増 △11 紙板紙 +12、H&PC +28 紙板紙 +19、H&PC +3 資金調達の多様化 +11 チップ △35、古紙 △35、パルプ △6、重油 +14、薬品 +13、荷資材 +12、石炭 +6 前期は福島県からの補助金収入を計上 海外子会社借入金為替差損 △21 、拡販による物流費増他 △27 DAIO PAPER CORPORATION 4 セグメント別業績概要(紙・板紙) 売上高3.4%増、営業利益4.0%増(前年同期比) 00 00 売上高 営業利益 2,835 2,780 3.9% 00 109 % 営業利益率 2,900 4.0% <トピック:洋紙事業> 3,000 3.5% 114 101 (単位:億円) 200 3.5% 105 100 (2015年11月17日発足) 紙卸業界の全国主要取引先33社から成る卸商会 00 国内洋紙需要の減少が続く厳しい環境の下、全国の主要取引 卸商と当社が協働することで、洋紙販売の新たなビジネス モデルを構築し、洋紙業界の新時代を切り開く。 0 0 2012年度 ※ 2013年度 ※ 2014年度 2015年度 前年同期比 要因 数量 金額 新聞用紙 ↓ ↓ 頁数横ばい、発行部数減少 印刷用紙 ↑ ↑ 高付加価値品の拡販、品種構成改善、前期の価格修正 板紙・段ボール ↑ ↑ 通販や加工食品分野の伸長、いわき大王製紙の新マシン稼動 ※各事業セグメントの業績をより適切に把握するため、2014年度、2015年度については、全社費用を各事業セグメントに配賦しております。 なお、2012年度、2013年度につきましては、全社費用配賦前の数値です。 DAIO PAPER CORPORATION 5 セグメント別業績概要(H&PC) 売上高8.2%増、営業利益12.6%増 (前年同期比) 00 売上高 200 <トピック:海外事業> 営業利益 % 営業利益率 1,350 1,207 1,468 1,589 6.5% 6.3% 7.2% 00 97 104 92 タイ 100 インドネシア プレミアムゾーンでの販売拡大に向けた生産ラインの増設 工場倉庫の増築による、物流費の削減 2015年12月 新工場完成 2016年3月 販売開始 【その他】 51 0 2012年度 ※ 【ベビー用紙おむつ】 中国 4.2% (単位:億円) 2013年度※ 2014年度 2015年度 • 韓国・中国・台湾を中心に大人用紙おむつ「アテント」の本格販売開始 0• 需要が大きいベトナム、マレーシアに駐在事務所開設(2016年1月) • 複合的な商品展開を進めていくため、台湾に出張所開設(2016年4月) 前年同期比 要因 数量 金額 衛生用紙 ↑ ↑ 付加価値品への販売シフトによる国内市場の活性化、「エリエールティシュー」の好調な推移 大人用紙おむつ ↑ ↑ 夜用を中心とした高機能パッドの拡販、「アテントさらさらパンツシリーズ」のリニューアル ベビー用紙おむつ ↑↑ ↑↑ 2015年春の『肌へのやさしさ』に拘った全面リニューアル、適正価格での販売実現 ウェットワイプ ↑↑ ↑↑ 2015年秋発売の新商品トイレクリーナー「キレキラ!」及び連続して投入した企画品の好調な推移 フェミニンケア用品 ↑ ↑ 夜用ナプキン「elis 朝まで超安心」等の店頭露出拡大、「新・素肌感」の適正価格での販売実現等 海外事業 ↑ ↑ 現地拠点を有する韓国、中国、タイ、インドネシアで順調に推移/ロシアはルーブル安で減少 • 中国においては、パンツタイプやスーパープレミアムゾーンの「GOO.N 天使シリーズ」が伸長 • タイ及び周辺国においても、エコノミーゾーンの「GOO.N FRIEND」が伸長 ※各事業セグメントの業績をより適切に把握するため、2014年度、2015年度については、全社費用を各事業セグメントに配賦しております。 なお、2012年度、2013年度につきましては、全社費用配賦前の数値です。 DAIO PAPER CORPORATION 6 2. 2017年3月期の連結通期業績予想 DAIO PAPER CORPORATION 7 連結通期業績予想 (単位:億円、%) 業績概要 2016年3月期 2017年3月期 売上比 売 営 上 業 経 常 5.1 4.5 3.1 130 利 4,741 243 5.1 利 益 213 親 会 社 株 主 に 帰属 する 当 期 純 利 益 146 ※ 減 価 償 却 費 270 設 備 投 資 額 373 純 有 利 子 負 債 2,815 ネットD/Eレシオ 1.7 自 己 資 本 比 率 ※為替レート(期中平均レート): ※ドバイ原油(期中平均レート): 24.9 % 120.2円/ドル 46ドル/バレル 売上比 4,900 250 220 高 益 増 減 増減率 3.4 4.5 159 7 7 2.7 △ 16 △ 10.9 300 340 30 △ 33 11.1 2,780 1.6 26.5 % △ 35 △ 0.1 1.6 110.0円/ドル 45ドル/バレル 2.8 3.5 △ 8.9 △10.2円/ドル △1ドル /バレル 注記 ※ 投資有価証券売却益約25億円(売却益37億円から法人税等を除いた金額)を含みます。 DAIO PAPER CORPORATION 8 連結経常利益増減内訳(上期) △18億円 ( 2015年9月期: 88億円 → 2016年9月期予想: 70億円) 減益要因合計:90億円 増益要因合計:72億円 (億円) 原燃料 価格下落 (+48) 200 150 販売数量増 (+24) 販売単価 下落 (△55) 増産・ コストダウン (△0) その他 (△35) 100 50 0 88 70 2015年9月期 2016年9月期 増減額 販売数量増 原燃料価格下落 販売単価下落 増産・コストダウン その他 経常利益増減 計 24 48 △ 55 △0 △ 35 △ 18 主な要因 紙・板紙 +9、H&PC +15 チップ +17、石炭 +14、パルプ +2 紙・板紙 △40、H&PC △15 増産 +10、歩留・配合 +4、薬品原単位 +1、新マシン稼動による固定費増 他△18 海外子会社借入金為替差損 △9、 拡販による物流費増 他 △11 DAIO PAPER CORPORATION 9 連結経常利益増減内訳(通期) +7億円 ( 2016年3月期: 213億円 → 2017年3月期予想: 220億円) 増益要因合計:127億円 (億円) 原燃料 価格下落 (+69) 400 販売単価 下落 (△88) 増産・ コストダウン (△8) 販売数量増 (+58) 300 減益要因合計:120億円 その他 (△24) 200 100 0 213 220 2016年3月期 2017年3月期 増減額 販売数量増 原燃料価格下落 販売単価下落 増産・コストダウン その他 経常利益増減 計 58 69 △ 88 △8 △ 24 7 主な要因 紙・板紙 +23、H&PC +35 チップ +30、石炭 +21、パルプ +4 紙・板紙 △64、H&PC △24 増産 +13、歩留・配合 +7、薬品原単位 +2、新マシン稼動による固定費増 他△29 拡販による物流費増 他 △31 DAIO PAPER CORPORATION 10 セグメント別通期業績予想 (単位:億円) 【売上高】 【営業利益】 5,000 500 4,000 400 3,000 300 2,000 200 1,000 100 0 売上高 前期実績 営業利益 予想 前期実績 売上高 予想 前期実績 上期 H&PC (前期実績) その他調整額 (前期実績) 計 (前期実績) 前期実績 上期予想 売上高 (前期実績) 予想 売上高 予想 前期実績 営業利益 前期実績 0 予想 通期 下期予想 利益率 営業利益 予想 下期 セグメント 紙・板紙 営業利益 売上高 営業利益 通期予想 利益率 売上高 営業利益 利益率 1,450 50 3.4% 1,490 70 4.7% 2,940 120 4.1% 1,463 45 3.1% 1,537 60 3.9% 3,000 105 3.5% 830 30 3.6% 970 80 8.2% 1,800 110 6.1% 764 42 5.5% 825 62 7.5% 1,590 104 6.5% 70 10 90 10 160 20 73 14 80 21 152 35 2,350 90 4.3% 2,550 160 6.3% 4,900 250 5.1% 2,300 100 4.4% 2,440 143 5.9% 4,741 243 5.1% DAIO PAPER CORPORATION 11 連結経常利益推移 直近5ヵ年実質連続増益 (2014年度補助金収入除外の場合) 経常利益率 連結経常利益 (億円) (%) 300 5.0 4.8 4.5 4.5 250 5.5 4.5 200 (27)※ 3.4 150 3.5 2.6 2.4 100 142 112 50 218 1.6 1.4 1.2 57 47 2010年度 2011年度 (191)※ 213 220 250 2.5 1.5 113 66 0 0.5 2008年度 2009年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 ※2014年度の経常利益218億円のうち、福島県から受領した補助金収入が約27億円含まれています。 2016年度 (予想) 2次中計 目標値 第2次中期事業計画 第1次中期事業計画 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度(予) 2次中計目標値 連結経常利益 経常利益率 112 142 57 47 66 113 218 213 220 250 2.4 3.4 1.4 1.2 1.6 2.6 4.8 4.5 4.5 5.0 【経常利益3年間累計】 247億円 (2.0%) 397億円 (3.2%) DAIO PAPER CORPORATION 683億円 (4.7%) 12 連結設備投資額・減価償却費推移 (億円) 400 減価償却費 設備投資額 377 323 373 330 340 329 316 300 296 300 264 272 264 300 270 249 220 187 200 217 190 182 100 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 第1次中期事業計画 減価償却費 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 323 330 329 296 264 【減価償却費3年間累計】 設備投資額 377 【設備投資額3年間累計】 187 220 589億円 182 217 2017年度 (予想) 第2次中期事業計画 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度(予) 2017年度(予) 264 272 270 800億円 954億円 2016年度 (予想) 249 783億円 300 300 870億円 316 373 340 190 903億円※ ※第2次中計設備投資額に関して、2015年5月28日公表の財務目標では700億円と予定していましたが、建造費の増加や第3次中計の更なる成長に向けた投資 の前倒しにより、投資額は当初計画に比べ203億円増加する見込みです。 DAIO PAPER CORPORATION 13 売上高、純有利子負債、自己資本(比率)、ネットD/Eレシオ推移 左軸 (億円) 売上高 5,000 右軸 純有利子負債 自己資本比率 (%、倍) ネットD/Eレシオ 28.0 30.0 26.5 23.7 4,500 24.9 25.0 17.0 4,000 15.1 14.8 3,500 14.0 20.0 14.7 15.0 12.7 3,000 10.0 2,500 3.7 3.2 3.8 3.7 3.7 1.9 3.0 5.0 1.7 1.6 2015年度 2016年度 (予想) 1.5 2,000 0.0 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2次中計 目標値 第2次中期事業計画 第1次中期事業計画 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 売 上 高 4,658 4,231 4,102 4,090 4,074 4,301 4,502 4,741 4,900 5,000 純有利子負債 3,825 3,365 3,293 3,089 3,635 3,318 2,925 2,815 2,780 2,500 -317 1,098 -394 1,545 -110 1,631 -35 -280 17.0% 3.0 23.7% 1.9 24.9% 1.7 26.5% 1.6 28.0% 1.5 (対前年比) 自己資本 1,045 1,062 856 832 546 971 自己資本比率 14.8% 3.7 15.1% 3.2 12.7% 3.8 14.0% 3.7 14.7% 3.7 ネットD / E レシオ DAIO PAPER CORPORATION 2016年度(予) 2次中計目標値 14 2016年3月期 年間配当金2.00円増配 年間配当金 2015年5月12日 発表 2016年4月26日 修正 当期実績 前期実績 第2四半期 期末 合計 円銭 円銭 円銭 4.50 8.50 6.50 10.50 4.50 8.50 4.00 4.00 当社は、株主への利益還元を経営の最重要課題の一つと認識し、業績の状況及び内部留保の充実等を勘 案しながら安定的な配当を継続することを配当政策の基本方針としておりますが、リーマンショック後の2009 年3月期に年間の1株当たり配当を10円50銭から8円50銭に減配し、それ以降 据え置いてまいりました。 2016年3月期は、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益のいずれにおいても業 績予想値を上回る見込みであることから、1株当たり配当を2円増配して6円50銭(年間10円50銭)に修正い たしました。 DAIO PAPER CORPORATION 15 注意事項 将来見通しに関する注意事項 ※本資料に記載されている業績予想並びに将来予測は、 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したもの であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。 そのため、様々な要因の変化により、実際の業績は記載 されている将来の見通しとは大きく異なる結果となる可能性 があることをご承知おき下さい。 DAIO PAPER CORPORATION 16
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