平成23年人事院公示第18号の一部を改正する人事院公示案の概要 Ⅰ 趣旨 今般、学校教育法施行規則及び文部省告示が改正され、一定の要件を満たした場合には、12 年又は16年に満たない教育課程を有する国の学校を卒業した者であっても我が国の大学又は大 学院の入学資格が付与されることとなった。 国家公務員採用試験の受験資格においては、大卒程度の採用試験については原則21歳以上の 者に、高卒程度の採用試験については原則高等学校卒業から2年を経過していない者及び採用 試験の第1次試験の日の属する年度の3月までに高等学校を卒業する見込みの者に受験資格を 認めているところである。また、これらの者と同等の資格があると人事院が認める者等につい ても、学校教育法等により、それぞれ大学院入学資格、大学入学資格が認められる場合には、 平成23年人事院公示第18号において、別途受験資格を認めている。 このため、今回の学校教育法施行規則等の改正により大学院又は大学の入学資格を付与され た者についても同様に国家公務員採用試験の受験資格を認めるように所要の見直しを行うこと とする。 Ⅱ 改正内容 1 大卒程度の採用試験の受験資格において、学校教育法施行規則第155条第1項第4号の 2に規定する外国の学校の修業年限が3年以上の課程等を、平成23年人事院公示第18号 第3項第4号に規定する課程として加える。 2 高卒程度の採用試験の受験資格において、 ① 昭和23年文部省告示第47号第23号に規定する英国のGCEAレベル資格を、平成23年人 事院公示第18号第5項第4号、第28項第8号及び第31項第8号に規定する資格として 加える。 ② 昭和56年文部省告示第153号第3号に規定する文部科学大臣が指定する高等学校に対 応する外国の学校の課程を、平成23年人事院公示第18号第5項第6号、第28項第10号 及び第31項第10号に規定する課程として加える。 Ⅲ 施行期日 施 行:平成28年6月(予定)
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