沖縄大学学生自治会 「ペテン的復帰」44年弾劾!

「ペテン的復帰」44年弾劾!
デモに出発。沿道からは歓呼の声
昨年5月18日の沖大反戦集会
戦争・改憲ねらう安倍との歴史的決戦
1972年の「5・15本土復帰」から44周年を迎える「5・15
沖縄闘争」は、「再びの戦争か、戦争を止め社会を変えるか」
の歴史選択をかけた重要な決戦です。全国から労働者・学
生がかけつけ、韓国からも民主労総が初参加する3日間の
行動に、沖縄大学から大結集しよう!
安倍政権はますます戦争にのめりこんでいます。辺野古
新基地建設を一時中断してでも、7月参院選(衆参同日選)
で議席を増やし、憲法改悪に手をかけようとしています。
しかし、凶暴な姿は危機の裏返しです。韓国では、労働者
のゼネストと総選挙での「若者の反乱」でパククネ与党が大
惨敗を喫しました。アベノミクスの崩壊が誰の目にも明ら
かになる中、今こそ「戦争と貧困」に対する労働者・学生の
怒りを爆発させ、安倍を倒すときです。
辺野古への新基地建設許すな!
国際連帯の力で朝鮮侵略戦争止めよう!
「復帰」44年5・15沖縄闘争(@沖縄)
●5月14日(土)
11時 県庁前集合
ひめゆり平和祈念資料館を見学
15時半
18時~
@沖縄県青年会館
●5月15日(日)
午前 普天間基地と嘉手納基地を見学
正午
@新都心公園
18時
@沖縄県青年会館
●5月16日(月)
スポーツ大会で全学休講、ありえない
沖縄大学学生自治会
→
■ 民主労総(全国民主労働組合総
連盟)は、韓国で80万人を擁する
労働組合のナショナルセンター。
昨年、パククネ政権の労働法制改
悪に何波ものゼネストを闘う。今
は、朝鮮侵略戦争切迫下の戒厳
体制と対決し、6月ゼネストに
向け闘いを準備している!
TEL 080-6493-7122 (法経4 赤嶺知晃)
mail [email protected]
blog http://okidaijichikai.blogspot.jp
ブ ログ
沖大当局は、過去3年間5月21日に開催してきた新入生
歓迎スポーツ大会を突如として今年は5月16日に設定し、
全学休講にしてきました。歴史的な「5・15沖縄闘争」への
敵対であり、学生自治会が主催する反戦集会を「見るな。
参加するな」ということです。絶対に許せません。
しかし、5月16日(月)の昼には沖大キャンパスで戦争反
対、基地撤去を掲げた学生集会を行い、那覇市内デモに打っ
て出ます! ぜひ参加してください!
正午
「署名をしたら人生終わる」
「学外者と一緒にビラをまいた
ら除籍」?! ふざけるな!
沖大当局への怒りが噴出
大学当局による学則の勝手な改悪や新入生に対する「自
治会と関わるな」キャンペーンが度を超す中、上級生から
怒りの声が上がっています。
「大学生を子ども扱いするな。ビラの内容は自分で判断
する。なのに、全面禁止するとは!」
「入学式のときシラバスに(「署名に応じるな」等という)
紙が入っていたのはおかしい。仲地学長は『学外者とビラ
をまいている学生は除籍になる可能性がある』とも言って
いた。オリエンテーションでも授業でも何度もやって『な
にか事件でもあったのか』と思ったけど、大学の意向とし
てやっているとわかってショックだった」
「署名したら人生終わるというような、大学の署名への
注意がすごすぎて、逆におかしいなと。どんな署名をして
いる人がいるんだろうと」
「大学は学生と教員は対等なはず。そもそも、学生がい
なかったら大学は成り立たない。学生が一斉に学費を払わ
なかったら一秒も維持できない。施設を使わせないならお
金をとるな!」「駐車場で学生から料金をとるな!」
学生から人生を奪っているのは誰だ
何が「署名したら人生終わる」だ! 4月28日の報道ステー
ションでは、大学へ進学した“代償”として500万円の
奨学金=借金を返すために風俗に身を投じた女性の「何の
ために生きているのか。借金を返す人生か」という悲痛な
叫びが報じられました(写真下)。安倍であり、今の大学の
あり方こそが学生の人生を奪っているんじゃないか!
国からの不当な介入を阻むための教授会権限を安倍政権
が廃止し、大学を国の補助金目当ての「学長独裁経営」へと
転換させつつあることに対し、西泉教授は「反対じゃない。
(反対して)大学がつぶれてもいいのか」と言っています。
仲地学長は「大学には憲法は適用されない」と言ってビラま
き・集会禁止を正当化しています。
結局、彼らが授業で話す憲法、彼らの対外的な安倍政権
への抵抗姿勢、「学生が主役」「自由な学風」というアピール
は営業上の宣伝文句でしかなく、本音は「政府におもねっ
て少しでも金をもらう方がいい」ということです。これこ
そ、学問・教育の腐敗であり、戦争への道です。そして、
腐敗した「地位」「金」を守るために、すべての矛盾と犠牲が
集中しているのが学生です。あげく、こうしたあり方に抗
議したら除籍? 学生をなめるのもいい加減にしろ! 学
生の犠牲の上に成り立つ大学などつぶれるべきです!
団結とゼネストこそ学生の生きる道
大学と社会を変えよう。その力は労働者・学生にありま
す。「非常事態宣言」の下で憲法が停止し、集会やデモが禁
じられている中、フランスでは労働者・学生が戒厳体制を
ぶち破る4度目のゼネストに立ちあがっています(写真下)。
政府が労働組合を非合法化する中でゼネストを闘ってい
る韓国・民主労総の教育労働者は「私は、あらゆる圧迫に
対して屈服せず、団結して抵抗を続ける、この瞬間こそが
人間として最も美しいと考えます。お互いに激励し、力を
合わせて交流を積み重ね、両国政権を追い出して、人間が
人間として生きられる社会をつくろう」(全国教職員労組ソ
ウル支部 イソンデ支部長)と訴えています。
労働者も学生も、「ルールだから」「法律だから」と理不尽
に従うようなちっぽけな存在ではなく、社会を動かし、歴
史をつくる誇り高い存在です。誰が次の社会を担うのか、
大学の主人公なのか、今こそ学生の怒りと誇りを行動で示
そう! 5・16沖大キャンパス集会と市内デモに出よう!
4月28日の『報道ステーション』
「戦争と貧困」にフランスの労働者・学生が怒りのゼネスト(4月28日)