犬の新しい飼い主になられた方へ ~保護犬の新しい家族になっていただきありがとうございました。 犬との楽しい生活のために、次の事項にご留意ください~ 1 畜犬登録と狂犬病の予防注射を受けましょう。 「狂犬病予防法」で義務づけられています。日本では長らく発生のない病気ですが、海外では毎年数万人 が狂犬病で亡くなっています。日本に狂犬病を流行させないため、また愛犬を狂犬病から守るためにも必ず 実施しましょう。 登録は、各市町村役場で、予防注射は動物病院又は春の集合注射で受けることができます。 2 所有者明示をしましょう 登録したら鑑札と注射済票を犬の首輪につけましょう。万が一迷子になっても名札代わりになります。ま た、外れてしまった時にに備えて、首輪に名前や飼い主の電話番号を書いておくと良いでしょう。 万が一、いなくなってしまった時はすぐにお住まいの市町村、保健所、警察などに連絡しましょう。 災害時や迷子札が外れてしまった場合には、マイクロチップによる身元確認が有効です。マイクロチップ は動物病院で入れてもらうことができます。一度入れれば生涯使用できるので安心です。 3 健康診断を受けましょう 保護された犬は、野外で保護されるなど、過去にどのような生活をしていたかわかっていません。 譲り受けたら、まず動物病院で健康診断を受けることをお勧めします。その際に、 これからのワクチン接種や不妊手術などについて、相談するとよいでしょう。 すでに飼っている動物がいる場合は、接触させる前に必ず受診しましょう。 4 避妊・去勢手術をしましょう。 子供を産ませる予定がないなら、避妊・去勢手術をしましょう。避妊・去勢手術をすると、発情期のストレ スがなくなり、長生きすると言われています。また、生殖器系の病気の予防にもなります。 5 最後まで責任を持って飼いましょう。 犬は十数年寿命があります。犬が病気になったり年をとったりしたときも、最後までお世話してあげてくだ さい。万が一、やむを得ない事情で飼えなくなったときは、責任を持って新しい飼い主を探しましょう。 6 ご近所に迷惑をかけないように飼いましょう。 鳴き声や糞の始末などでご近所に迷惑をかけてしまうことがあります。十分な運動をさせたり、 犬小屋の周りは常に綺麗にするなどして気を配りましょう。散歩の時は必ず糞を持ち帰りましょう。 また、犬と楽しく暮らすためには、最低限のしつけも必要です。散歩の前にトイレをさせる、 咬まない、飛びつかない、無駄吠えしないなど、根気と愛情を持ってしつけをしましょう。 譲り受けた犬や譲渡事業に関するお問い合わせ 北海道オホーツク総合振興局保健環境部環境生活課主査(動物管理) 網走市北 7 条西 3 丁目 電話 0152-41-0632 FAX 0152-44-312
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