発 宛 信 者 先 交 警 通 察 部 署 長 長 発 信 年 月 日 担 当 者 28.4.12 交 通 企 画 課 自転車利用者に対するルール遵守徹底のための広報キャンペーン等の展開 について 1 趣旨 昨年中、本県における自転車関連事故の発生件数は、960件(前年比−82件−7.9%) で減少傾向にあるものの、自転車乗用中の死傷者のうち約61%は、自転車利用者に法 令違反が認められるなど、いまだ自転車利用者の交通秩序が改善されているとは言い 難い状況である。 自転車利用者に対する基本的な交通ルールの周知活動や自転車安全教育等を強化 し、良好な自転車交通秩序の実現を図るとともに、「自転車運転者講習」制度を適切 に運用し、自転車利用者のルールに対する遵守意識の醸成を図るもの。 2 自転車月間 平成28年5月1日(日)から5月31日(火)までの1か月間 3 重点推進事項 (1) あらゆる機会と各種広報媒体を活用した交通ルール等の周知徹底 ア 交通ルールの周知徹底に当たっては「自転車安全利用五則」等を活用すること。 また、大手スーパーや各種イベント会場等、多くの自転車利用者が集まる場所 や機会を活用したキャンペーンを実施するなど、効果的な広報啓発について創意 工夫を凝らすこと。 イ 自転車事故により生じた損害を賠償するための保険等への加入についても、そ の必要性について理解させるための広報啓発を推進し、普及促進に努めること。 (2) 全ての年齢層に対する自転車安全教育の推進 ア 自転車安全利用モデル校に対する自転車教育を徹底すること。 また、自転車安全教育を受ける機会が少ない大学生等(短大生・専門学校生等 含む。)や成人に対しては、大学等教育機関や交通安全推進モデル事業所等に働 きかけ、交通安全教育の促進を図ること。 イ 自転車シミュレータ等を活用した体験型交通安全教育を推進すること。 ウ 幼児・児童はもちろんのこと、高齢者等にも広く自転車利用時のヘルメットの 着用を働きかけるとともに、シートベルトを備えている幼児用座席に幼児を乗車 させる場合は、シートベルトを確実に着用させるよう指導すること。 (3) 街頭における指導啓発活動の推進 自転車運転者の交通違反に対しては、積極的に指導警告を行うとともに、警告に 従わず違反行為を継続したり、通行車両や歩行者に具体的危険を生じさせたりする 違反等、悪質・危険な交通違反者に対しては、検挙措置を講じる等、交通指導取締 りの強化を図ること。 (4) 関係機関・団体との連携強化 道路管理者、地方公共団体や学校等の関係機関・団体、自転車販売店等の自転車 関係事業者、交通ボランティア等との連携を強化した活動を行うこと。 4 スケアード・ストレイト教育技法による自転車交通安全教室の開催 4月、5月中に、スケアード・ストレイト教育技法による自転車安全教室(JA共 済連協力) を、次の4校で実施予定である。 ・ 4月21日(木)14時15分から 長野南高校 ・ 5月12日(木)10時00分から 上伊那農業高校 ・ 同日 15時25分から 松本深志高校 ・ 5月20日(金)12時15分から 上田千曲高校 関係所属にあっては、署員はもとより、関係機関・団体にも通知するなど、多数が 見学できるよう配意すること。 なお、駐車場等の関係上、見学希望がある場合は事前に交通企画課交通安全対策室 へ連絡すること。 5 報告 (省略)
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