平成28年度 大牟田市学校教育振興事業計画(全体)

燃えて100年
世界に羽ばたく
お お む た
平成 28 年度
大牟田市学校教育振興事業計画
大牟田市教育委員会
目
趣旨
機構図
次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
平成28年度の教育委員会の方針
・・・・・・・・・・・
1
基本理念
2
基本方針(平成28年度の取組み方針)
成果指標の平成28年度目標値
平成28年度重点事業
施策・事業体系図
2
・・・・・・・・・・・・
3
・・・・・・・・・・・・・・・・
4
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(参考資料1:各重点事業のイメージ )
・・・・・・・
(参考資料2:大牟田市学校教育振興プラン)
・・・・
10
13
16
趣
旨
1
本 計 画 は 、本 市 に お け る 平 成 2 8 年 度 か ら 3 1 年 度 ま で の 教 育 の 振
興 に 関 す る 基 本 的 な 計 画 で あ る 「 大 牟 田 市 学 校 教 育 振 興 プ ラ ン 2016
~ 2019」に 基 づ く 平 成 2 8 年 度 の 事 業 計 画 と し て 、予 算 等 と の 整 合 を
図り策定するものです。
2
本 計 画 は 、平 成 2 8 年 度 の 教 育 委 員 会 の 方 針 に つ い て 掲 載 す る と と
も に 、成 果 指 標 の 平 成 2 8 年 度 目 標 値 や 、平 成 2 8 年 度 に 特 に 重 点 的
に 取 り 組 む 事 業 ( 以 下 「 重 点 事 業 」 と い い ま す 。) の 内 容 等 に つ い て
掲載しています。
機構図
教
育
委
員
会
事 務 局
総務課
学校再編推進室
教育みらい創造室
学校教育課
指導室
教育研究所
ユネスコスクール支援センター
学務課
中学校給食センター
人権・同和教育課
小学校20校
中学校9校
市立学校
特別支援学校1校
1
平成28年度の教育委員会の方針
1
基本理念
「 ま ち づ く り は 人 づ く り か ら 」と い う 基 本 的 な 考 え 方 に 立 ち 、本 市 の 学
校教育は、持続可能な社会づくりを担う子どもたちの育成を目指します。
2
基本方針(平成28年度の取組み方針)
社会を生き抜く力を身に付けた「おおむたっ子」の育成
児童生徒に、基礎的・基本的な知識及び技能を習得させるとともに、
激しく変化し続ける社会の中で、それらを活用しながら、自ら課題を発
見し、主体的に解決できるようになるために必要な資質や能力すなわち
「社会を生き抜く力」をはぐくみます。
そのため、持続可能な開発のための教育(ESD)や郷土愛をはぐく
む学習などの特色ある学校教育を展開するとともに、知育・徳育・体育
のバランスが取れた教育を推進します。また、各学校が多様な教育活動
を展開することができるよう、学校教育環境を充実させます。
目指す児童生徒の姿
「おおむたっ子」
大きな夢を抱き未来を創る児童生徒
難しいことにもねばり強く取り組む児童生徒
たくましい心と体を備えた児童生徒
重点事業
・大牟田英語教育ステップアップ推進事業
・大牟田学力ブラッシュアップ推進事業
・学校再編整備推進事業
・「 思 い や り ・ 親 切 」 応 援 隊 子 ど も プ ロ ジ ェ ク ト 事 業
・人権・同和問題啓発事業
2
成果指標の平成28年度目標値
1 基本方針に係る成果指標
指標名
指標の概要
将来に向けて意欲をもって取り
組もうとする中学3年生の割合
将来の夢や目標を持って努力していこうという生徒の
割合(中学3年生へのアンケート)
現状値
年度目標値 到達目標値
(H27年度) (H28年度) (H31年度)
72.6%
74%
80%
2 主要施策の成果指標
基本施策
Ⅰ 特色ある学
校教育の展
開
主要施策
1 ESDの推進
指標名
指標の概要
ESDを通した地域 地域や世界のために頑張りたい
や世界への貢献の という児童生徒の割合
意識
(小学5年生・中学2年生へのア
ンケート)
86.0%
87%
90%
85.2%
86%
90%
81.7%
82%
85%
46回
50回
62回
1 確かな学力を 国語・算数(数学)の 国語・算数(数学)の授業がよく
はぐくむ
授業の理解度
分かると答えた児童生徒の割合
(小学5年生・中学2年生へのア
ンケート)
87.7%
90%
90%
(毎年度
維持)
2 豊かな心をは 児童生徒の規範意 人の気持ちがわかる人間になり
ぐくむ
識
たいと答えた児童生徒の割合
(小学5年生・中学2年生へのア
ンケート)
93.8%
95%
95%
(毎年度
維持)
87.1%
90%
90%
(毎年度
維持)
4 特別支援教育 特別支援教育支援 保護者・学校へのアンケートで、
の推進
員の配置効果
特別支援教育支援員の配置効
果を認める割合
100%
100%
100%
(毎年度
維持)
1 学校再編整備 学校再編による教育 再編後のアンケートで、教育環
の推進
環境向上の満足度 境 が 向 上 し た と 答 え た 児 童 生
徒・保護者の割合
79.4%
80%以上
各再編毎に
(大牟田中
80%以上
央小学校)
2 安全で快適な 小中学校の普通教 H28・29年度の2か年で小中学校
学校施設の整 室等への空調設備 の普通教室等に空調設備を設
備
の設置
置する
未設置
小学校全校
に全小中学
に設置
校に設置
2 郷土を愛する 郷土大牟田に対す
心をはぐくむ る興味・関心
郷土大牟田のことをもっと知りた
いと思う児童生徒の割合
(小学5年生・中学2年生へのア
ンケート)
3 英語教育の充 英語の授業の理解 小学校外国語活動、中学校外国
実
度
語科(英語科)の授業はよく分か
ると答えた児童生徒の割合
(小学5年生・中学2年生へのア
ンケート)
4 各学校におけ 小中連携・小中一貫 小中学校において小中連携・小
る特色ある教 教育の取組み実績 中一貫教育に関する事業を実施
育活動の推進
した回数
Ⅱ 知育・徳育・
体育のバラ
ンスが取れ
た児童生徒
をはぐくむ
3 健やかな体を 児童生徒の体力向 子ども大牟田体力検定に参加し
はぐくむ
上の取組み実績
た児童生徒の割合
Ⅲ 学校教育環
境の充実
現状値
年度目標値 到達目標値
(H27年度) (H28年度) (H31年度)
Ⅳ 安心して学
1 安心して学べ 児童生徒の学校生 学校に行くのは楽しいと答えた
べ、地域とと
る学校づくり 活への満足度
児童生徒の割合
もにある学校
(小学5年生・中学2年生へのア
づくり
ンケート)
H29年度まで
86.7%
2 学校・家庭・地 学校教育活動への 各学校の教育活動に対し、ゲス
1,327人
域の連携
ゲストティーチャー トティーチャーとして支援をいた
の参加数
だいた保護者や地域の方の延 (H24~26年
度平均)
べ人数
Ⅴ 人権に関す 1 人権・同和教 人権尊重意識の醸 人権・同和教育推進のための諸
る教育・啓発
育の推進
成度
事業後の参加者アンケートで、
95.9%
の推進
開催テーマに対する理解及び認 (人権・同和
識が「深まった」「概ね深まった」 教育講演会)
と答えた人の割合
3
87%
90%
1,360人
1,400人
100%
100%
(毎年度
維持)
平成28年度重点事業
施策体系
事 業 名
ページ
基本施策 主要施策
Ⅰ
3
大牟田英語教育ステップアップ推進事業
5
Ⅱ
1
大牟田学力ブラッシュアップ推進事業
6
Ⅲ
1
学校再編整備推進事業
7
Ⅳ
1
「思いやり・親切」応援隊子どもプロジェクト事業
8
Ⅴ
1
人権・同和問題啓発事業
9
* 重点事業に係る予算額について「予算額」欄に記載していますが、その予算額が予算説明
書に表示されている事業予算額の一部である場合には、その表示額を(
)書きで記載
しています。
4
平成28年度重点事業
大牟田英語教育ステップアップ推進事業
1 事業名
基本施策:Ⅰ 特色ある学校教育の展開
主要施策:3 英語教育の充実
2 担当課
学校教育課指導室
3 目 的
本市の英語教育の成果と生徒の英語力に係る国の目標を踏まえ、小・中学校の学年に応じた新たな
事業に取り組み、児童生徒の英語を使う実践力の向上を図ります。
4 事業内容
1 小学校2校をモデル校として、外国の学校との交流を実施し、世界遺産などの「大牟田の宝」や
学校の紹介等を英語で行います。
2 夏季休業期間中に全小学校で、英語を「聞く」
「話す」
「読む」
「書く」の学習を行う「イングリ
ッシュ・サマースクール」を開催します。
3 中学校1校をモデル校として、英検の学習と模擬受検等を内容とする「イングリッシュ・チャレ
ンジ」を開催します。
4 小学校において、英検5級の受検を希望する児童に対し受検料の一部を補助します。また、中学
校において、英検3級の受検を希望する生徒に対し受検料の一部を補助します。
5 中学生を対象に、2コースの「イングリッシュセミナー」を開催します。
(1)本市の世界遺産等の外国人見学者に対し英語で説明できる「子どもイングリッシュボランティ
アガイド」育成コース
(2)世界遺産などの「大牟田の宝」の「イングリッシュガイドブック」作成コース
6 各学校の英語教育の発表の場「オオムタ・E1グランプリ」を開催し、小学生コンテスト(スキ
ット)と中学生コンテスト(スピーチ、暗唱)を行い、優れた発表者を表彰します。
指標名
5 達成目標
6 予算額
英語の授業の理解度
目標値
指標・目標値設定の根拠
82%
27年度に実施した小学5年生・中学2年生へのア
ンケートで、外国語活動・英語科の授業はよく分か
ると答えた割合が81.7%だったため、28年度
はこれを上回る82%を目標値とします。
英語検定受検奨励費:950 千円、英語教育ステップアップ事業推進費:1,050 千円
7 取組実績
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
8 評価・課題
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
5
平成28年度重点事業
大牟田学力ブラッシュアップ推進事業
1 事業名
基本施策:Ⅱ 知育・徳育・体育のバランスが取れた児童生徒をはぐくむ
主要施策:1 確かな学力をはぐくむ
2 担当課
学校教育課指導室
3 目 的
本市のこれまでの学力向上の取組の成果と児童生徒の学力の実態を踏まえ、取組の更なる強化と新
たな事業に取り組み、児童生徒の学力の向上を目指します。
4 事業内容
1 各小・中学校において、夏季休業期間中に5日間程度、国語・算数(数学)等の基礎・基本の学
習を中心に、児童生徒の実態に応じた「強化学習」を実施します。
2 小学校高学年児童及び中学校生徒を対象に、国語・算数(数学)等の教科の難問にチャレンジす
る「いきいきサマースクール」を開催します。
3 小・中学校の学年別に、個人やグループによる理科や社会科等の学習に関する自由研究のコンテ
スト「学びのグランプリ」を開催し、教科別・学年別に優れた発表者を表彰します。
4 児童生徒用の「家庭学習ガイドブック」と保護者用の「家庭学習リーフレット」を作成し、全児
童生徒及び全保護者へ配布するほか、毎月11日(”いい日”)を「家庭学習の日」と定め、家庭
学習に関する標語等を募集するなどの啓発を行い、家庭学習習慣の定着に取り組みます。
5 各学校等における学力向上を目指した日々の実践についての報告会を開催し、意見交換会等を行
います。
6 上記の各取組の様子や成果等を教育委員会のホームページや『広報おおむた』等に掲載するなど
により、保護者や市民等に向けて、学力向上の取組の情報を発信します。
指標名
5 達成目標
6 予算額
標準学力検査結果
目標値
指標・目標値設定の根拠
50以上
小学5年生と中学2年生を対象に実施する標準学力検
査の結果を毎年度50(全国平均値)以上とすること
を目標とします。
学力ブラッシュアップ推進事業費:2,000 千円
7 取組実績
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
8 評価・課題
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
6
平成28年度重点事業
学校再編整備推進事業
1 事業名
基本施策:Ⅲ 学校教育環境の充実
主要施策:1 学校再編整備の推進
2 担当課
総務課学校再編推進室、学校教育課、学務課
3 目 的
市立学校においては、児童生徒数の減少により複式学級編制への対応や学習活動への特別な工夫を
要する小規模校が増加するなど、解決すべき課題が生じています。
長期的展望に立ち、責任ある教育行政の確保の観点から学校の小規模化に対応した学校再編整備を
行うことにより、各学校におけるクラス替えの実施、中学校の教科指導体制の充実、部活動の活性化
など、児童生徒の教育環境の向上を目指します。
4 事業内容
1 市立学校再編整備第二次実施計画の推進
(1)上官・大牟田小学校の再編
・上官小学校、大牟田小学校の再編後の新校(大牟田中央小学校)を開校します。
・再編校の児童、保護者、教職員に対しアンケートを実施し、各再編後の教育環境の向上の成果を把
握します。
・校舎、体育館等の施設整備を行います。
(2)上内小学校における小規模特認校制度の運営
・小規模特認校制度を運営し、複式学級編制の解消など、課題への対応を行うとともに、本制度の効
果や諸課題等の検証を行います。
2 市立学校適正規模・適正配置計画第1期実施計画の推進
(1)米生・勝立中学校の再編
・平成29年4月の新校開校に向けた取組を進めます。
・新校の校歌・校章等を決定します。
・平成29年4月の新校開校のため、米生中学校、勝立中学校の2校を閉校します。
・校舎、体育館等の施設整備を行います。
(2)駛馬南・駛馬北小学校の再編
・平成30年4月の新校開校に向けた取組を進めます。
・駛馬南・駛馬北小学校再編協議会を設置し、新校の校名案、通学路の安全対策等、開校に必要な事
項を協議します。
指標名
5 達成目標
学校再編による教育環境向上
の満足度(大牟田中央小学校)
6 予算額
目標値
指標・目標値設定の根拠
80%以上
平成27年4月に開校した宅峰中学校における児
童・保護者のアンケート結果での「教育環境が向上
した」との回答割合の79.4%を上回ることを目
標としました。
学校再編整備事業費:5,800 千円、学校建設事業費(再編分)
:822,000 千円、
学校教育運営費:54 千円(1,373 千円)
7 取組実績
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
8 評価・課題
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
7
平成28年度重点事業
「思いやり・親切」応援隊子どもプロジェクト事業
1 事業名
基本施策:Ⅳ 安心して学べ、地域とともにある学校づくり
主要施策:1 安心して学べる学校づくり
2 担当課
学校教育課指導室
3 目 的
児童生徒が日常的にいじめや不登校の問題を考えたり、仲間づくりを推進することで、
「いじめを
許さない・いじめのない学校づくり」や「みんなが笑顔で登校する学校づくり」に関する考えを深め、
「思いやり・親切」のある楽しい学校生活、豊かな人間関係づくりを推進します。
4 事業内容
1 各学校の児童会・生徒会の代表者が一堂に会する「児童会・生徒会リーダーミーティング」を8
月と12月に開催し、各学校における「思いやり・親切」に係る取組の交流や、全ての学校で共通
に実施することの採択等を行い、各学校における取組の充実を図ります。
2 各学校において、5月と10月に「思いやり・親切」に関するキャンペーンを実施します。5月
は、児童会・生徒会における楽しい学校づくりの取組を話し合い、決定するとともに、友だちを大
切にするポスターや標語等の募集を行います。10月は、楽しい学校づくりの取組の振り返りを行
うとともに、友だちへの関わり方の良かった学校代表の児童生徒「友だち応援隊」を選びます。ま
た、ポスターと標語の優れた作品を表彰し、学校や公民館等に掲示します。
3 各学校における友だちへの関わり方の良かった児童生徒「友だち応援隊」
(個人やグループ)を
募集し、1月の大牟田地域教育力向上推進大会で、特に関わり方の良かった友だち応援隊を表彰し
ます。
4 各学校の児童会・生徒会における楽しい学校づくりの取組を紹介するチラシやポスターを作成・
配布するなど、児童生徒自らによる広報啓発活動を行います。
指標名
5 達成目標
6 予算額
友だちを大切にする意識
目標値
指標・目標値設定の根拠
平均3.7
ポイント以上
27年度に実施した学校生活アンケート(1~4の4
段階で評価)での「友だち関係」の項目の平均値が約
3.6ポイント(対象学年は小学5年生と中学2年生)
だったため、これを上回ることを目標とします。
「思いやり・親切」応援隊子どもプロジェクト事業費:500 千円
7 取組実績
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
8 評価・課題
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
8
平成28年度重点事業
人権・同和問題啓発事業
1 事業名
基本施策:Ⅴ 人権に関する教育・啓発の推進
主要施策:1 人権・同和教育の推進
2 担当課
人権・同和教育課
3 目 的
人権・同和問題に対する理解と認識は、未だ十分とは言えません。学校、家庭、地域、職場など日
常生活のあらゆる場を通して、市民一人ひとりが人権・同和問題を自らの課題として捉え、人権・同
和問題に対する理解と認識を深めながら、
「差別をしない」から「差別をなくす」取組を進めていく
ことにより、一人ひとりの人権が尊重される社会の実現を目指します。
4 事業内容
「第2次大牟田市人権教育・啓発基本計画」に基づき、人権のまちづくりを推進するための人材育
成や、市民の人権・同和問題に対する理解と認識を深めるための啓発事業を実施します。
1 福岡県同和問題啓発強調月間(7月)の趣旨を踏まえて、
「人権・同和教育講演会」を開催しま
す。また、人権週間(12月4日~10日)の趣旨を踏まえて、
「人権フェスティバル」
(人権・同
和問題の啓発に取り組む市内の団体や行政などで構成する「大牟田市人権・同和問題啓発推進協議
会」による主催)を共催します。
2 人権のまちづくりを推進する人材を育成するため、公務員、教職員、保健・医療・福祉・介護関
係者等人権にかかわりの深い特定の職業に従事する人を対象とした「人権のまちづくり啓発リーダ
ー養成講座」を開催します。また、本講座で養成した啓発リーダーのフォローアップ研修を実施し、
活動を支援していきます。
3 ホームページにより各種啓発事業や地域や職場での学習を支援するための啓発資料(啓発ビデオ
や図書等)の案内を行うとともに、
「広報おおむた」に啓発記事や啓発事業の案内を掲載するなど、
情報提供の充実を図ります。
指標名
5 達成目標
6 予算額
人権尊重意識の醸成度
目標値
指標・目標値設定の根拠
100%
本施策に係る諸事業の参加者アンケートで、開催テー
マに対する理解及び認識が「深まった」
「概ね深まった」
と全ての人に回答していただくことを目指します。
(27年度の人権・同和教育講演会の参加者アンケー
トでの回答割合95.9%を踏まえて設定。
)
啓発事業:433 千円
7 取組実績
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
8 評価・課題
(点検及び評価の実施年度(29年度)に記述)
9
施策・事業体系図
基本施策
Ⅰ 特色ある学校教育
の展開
※ 重点事業関連は●表示
主な事業・取組
主要施策
1 ESDの推進
2 郷土を愛する心を
はぐくむ
3 英語教育の充実
○ おおむた・みらい・ESD推進事業
・各学校のESD(持続可能な開発のための教育)の充実
・各学校の交流・発信(ユネスコスクール子どもサミット等の開催)
・ユネスコスクール支援センターを活用したESDの推進
・大牟田ESDコンソーシアムによるESD研修会等の実施
・「大牟田市ユネスコスクールの日」の制定
○ 世界遺産中学校版教材集作成・活用事業
学校教育課指導室
○ おおむた郷土学習推進事業
・子ども大牟田検定(中級・上級)の実施
・「おおむた郷土学習ガイドブック」の新規作成に向けた内容の検討
○ 子どもが見る大牟田100年史推進事業
学校教育課指導室
● 大牟田英語教育ステップアップ推進事業
・外国の学校との英語での交流等
・英語スピーチ大会の開催
・英検受検料の補助
○ 外国語活動推進事業
学校教育課指導室
4 各学校における特色 ○ 小中連携・小中一貫教育の推進
ある教育活動の推進
・小・中学校の9年間を見通した教育活動の推進
○ 幼保・小連携の推進
・合同研修会、学校見学、体験授業、出前授業等の実施
○ 中学校の部活動の活性化
・中学校連合音楽会の開催
○ 教育の情報化の推進
・ICTを活用した授業の充実
Ⅱ 知育・徳育・体育の 1 確かな学力をはぐく
バランスが取れた
む
児童生徒をはぐく
む
2 豊かな心をはぐくむ
担当課
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
○ 教育研究事業
・国、県、市の指定研究
・教育調査(標準学力検査等)
・教職員研修会の開催
・教育論文の募集
・実践事例集・研究紀要の作成
・科学技術教育振興事業
○ 少人数学級編制・少人数授業推進事業
・小学校全学年の35人以下学級編制
・中学校の学校実態に応じた弾力的な35人以下学級編制
・少人数授業推進のための非常勤講師の派遣
● 大牟田学力ブラッシュアップ推進事業
・小・中学校での強化学習や「いきいきサマースクール」の実施
・得意教科を伸ばす「学びのグランプリ」等の実施
○ 学力向上推進事業
・学力向上プランの促進
・小学校学力アップ推進事業(自主学習サポート資料の作成、1~4年生用
教材集(国語・算数)の活用、研修会の開催等)
・福岡県「学力向上推進強化市町村」指定事業の活用
学校教育課指導室
○ 道徳教育の充実
○ 「思いやり・親切」応援隊子どもプロジェクト事業
・児童会・生徒会リーダーミーティング等による取組の交流・発信
・「思いやり・親切」に関するキャンペーン
・「友だち応援隊(仮称)」の募集と表彰
○ 読書活動推進事業
・読書感想文コンクールの実施
・学校図書室への司書配置の充実
○ 児童生徒の作品展
・理科展
・小・中・特別支援学校合同作品展
○ 自然体験・社会体験授業の充実
・野外活動宿泊体験、職場体験等の実施
○ 非行防止教室推進事業
・万引防止、薬物乱用防止教室等の全校での実施
・携帯電話やスマートフォンの使用に関する指導の充実
○ 早期教育相談事業
・早期教育相談連絡協議会の開催
学校教育課指導室
学校教育課指導室
10
学校教育課
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室ほか
(学校教育課指導室)
(学務課)
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
施策・事業体系図
基本施策
主要施策
3 健やかな体をはぐく
む
Ⅲ 学校教育環境の
充実
※ 重点事業関連は●表示
主な事業・取組
○ 体力向上推進事業
・体力向上プランの促進
・小学校地区競技会
・中学校体育連盟の競技会
○ 子ども大牟田体力検定推進事業
・体力向上チャレンジカードの活用
・子ども大牟田体力検定の実施
○ 健康教育推進事業
・エイズ教育・喫煙防止・薬物乱用防止教育等の実施指導
○ 食育推進事業
・食育推進モデル校の指定
・早寝早起き朝ごはん運動推進モデル校の指定
・学校給食への地場産物の使用促進と食育の啓発推進
・学校給食週間等の開催
・中学校給食センターを活用した食育の啓発
○ 中学校給食事業
・中学校給食センターの管理運営
○ 小学校給食事業
・直営拠点校・民間委託校併用方式の推進
・給食室調理機器等の維持管理
担当課
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学務課ほか
(学校教育課指導室)
(学校教育課指導室)
(学務課)
(学務課)
(学務課)
学務課
学務課
4 特別支援教育の推進 ○ 特別支援教育支援員活用事業
・要支援と判断された児童生徒への支援員の配置
・校内支援体制及び支援内容の充実
○ 特別支援学校医療的ケア事業
・医療的ケアを行う看護師の配置
○ 教育相談事業
・教育相談員による児童生徒の障害に関する相談への対応
・ひきこもり児童生徒訪問員による家庭訪問
○ 通級指導教室運営事業
・専門の教職員による指導・支援
・保護者相談
○ 交流教育推進事業
・学校間交流
・市民交流
・交流教育の啓発
学校教育課
1 学校再編整備の推進 ● 学校再編整備推進事業
・上官・大牟田小学校再編後の新校(大牟田中央小学校)のアンケート実施
・大牟田中央小学校の施設整備(体育館の改築、校舎の大規模改修)
・米生・勝立中学校の再編準備(H29年4月新校開校予定)
・米生・勝立中学校の再編に伴う施設整備
・駛馬南・駛馬北小学校の再編準備(H30年4月新校開校予定)
・駛馬南・駛馬北小学校の再編に伴う施設整備の実施設計
・上内小学校における小規模特認校制度の運営及び効果・課題等の検証
学校再編推進室ほか
(学校再編推進室)
(学務課)
(学校再編推進室)
(学務課)
(学校再編推進室)
(学務課)
(学校教育課)
2 安全で快適な学校
施設の整備
学務課
○ 学校空調設備設置事業
・小学校普通教室等への空調設備の設置
○ 学校施設長寿命化改修事業
・吉野小・手鎌小の校舎外部改修の設計、特別支援校の校舎内部と体育
館外壁改修の設計
○ 学校施設非構造部材耐震化推進事業
・中友小・羽山台小の体育館の吊天井と外壁の安全対策工事
・歴木中・米生中の体育館の吊天井の安全対策工事
○ 学校施設・設備改修事業
・トイレ洋式化の計画的推進
・学校施設・設備の維持補修
・机・椅子等の更新
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学校教育課
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学務課
学務課
学務課
施策・事業体系図
基本施策
Ⅳ 安心して学べ、
地域とともにある
学校づくり
Ⅴ 人権に関する
教育・啓発の推進
※ 重点事業関連は●表示
主な事業・取組
主要施策
担当課
1 安心して学べる学校 ○ いじめ防止対策推進事業
づくり
・いじめ問題対策連絡協議会、いじめ防止対策委員会の運営等
・大牟田市いじめ防止基本方針の推進
○ 不登校対策事業
・不登校対応対策会議の開催
・教育相談員、ひきこもり児童生徒訪問指導員の配置
・適応指導教室の運営
● 「思いやり・親切」応援隊子どもプロジェクト事業(再掲)
○ スクールソーシャルワーカー活用事業
・スクールソーシャルワーカー(SSW)の配置
・ケース会議の開催
・問題行動を抱える児童生徒の在籍する学校へのSSWの派遣
○ 就学援助事業
・経済的理由により就学困難な児童生徒の保護者に対する学用品費、学
校給食費、医療費等の援助
○ 学校保健事業
・各種健康診断事業
・災害共済給付事業
学校教育課指導室
2 学校・家庭・地域の
連携
○ 大牟田地域教育力向上推進協議会との連携
・大牟田地域教育力向上推進協議会への補助金の交付
・大牟田地域教育力向上推進大会の開催
・教育力向上に関する啓発資料の作成・配布の実施
・「ありがとうの日」の作文募集の実施
・中学校区教育力向上の促進
○ 学校評価推進事業
・学校の自己評価、結果公表
・学校関係者評価委員会の開催
○ 学校評議員制推進事業
・学校評議員の任命
・制度推進のための校長研修会の実施及び意見聴取状況の把握
○ 土曜日授業の推進
・学校・家庭・地域の連携の視点からの土曜日授業の推進
○ ユネスコスクールの体制に関する研究
・保護者や住民の力を学校運営に活かした、地域とともにあるユネスコス
クールの体制に関する研究
学校教育課指導室
○ 人権・同和教育推進事業
・学校教育活動全体を通した人権・同和教育の推進
・教職員研修の開催
・各種研究会への参加
● 人権・同和問題啓発事業
・人権のまちづくり啓発リーダー養成事業
・人権・同和教育講演会
・人権フェスティバル(人権・同和・男女共同参画課(市長部局)との共催)
・啓発情報提供
○ 大牟田市人権・同和教育研究協議会との連携
・大牟田市人権・同和教育研究実践交流会の共催
・人権連続講座の共催
学校教育課指導室
1 人権・同和教育の
推進
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学校教育課指導室
学校教育課指導室
学校教育課指導室
学務課
学務課
学校教育課指導室
学校教育課
学校教育課
人権・同和教育課
人権・同和教育課
(参考資料1:各重点事業のイメージ)
大牟田英語教育ステップアップ推進事業
学校教育課指導室
児童生徒の英語を使う実践力の向上
達成目標
英語の授業の理解度 … 82%
本市の英語教育の成果と生徒の英語力の向上に係る国の目標を踏まえ、小・中学校の学年に応じた新たな事業に
取り組み、児童生徒の英語を使う実践力の向上を図ります。
外国の学校との
交流
○小学校2校を
モデル校とし
外国の学校と
交流
○英語での世界
遺産などの大
牟田の宝や学
校の紹介
課 題
イングリッシュ・
サマースクール
イングリッシュ・
チャレンジ
○夏季休業期間
中に全小学校
英語を「聞く」
「話す」「読む」
「書く」の学習
○中学校1校を
モデル校とし
英検の学習や
模擬受検等を
行う
英検受検料の
一部補助
○小学校におい
て英検5級の
受検を希望す
る児童に補助
○中学校におい
て英検3級の
受検を希望す
る生徒に補助
イングリッシュ・
セミナー(中学生)
○世界遺産等の
「子どもイング
リッシュボラン
ティアガイド」
の育成
○「大牟田の宝」
の「イングリッ
シュガイドブッ
ク」の作成
オオムタ・E1
グランプリ
○学校での英語
教育の発表の
場
○小学生コンテ
スト(スキッ
ト)、中学生コ
ンテスト(暗
唱、スピーチ)
◎ 全国に先駆けて取り組んできた本市の小学校英語活動・外国語活動の成果や、国が進める児童生徒の英語力の向上に
係る施策、次期学習指導要領改訂等を踏まえ、本市の児童生徒の英語を使う実践力を向上させる必要があります。
大牟田学力ブラッシュアップ推進事業
学校教育課指導室
児童生徒の学力の向上
達成目標
標準学力検査結果
… 50(全国平均値)以上
本市のこれまでの学力向上の取組の成果と児童生徒の学力の実態を踏まえ、取組の更なる強化と新たな事業に
取り組み、児童生徒の学力の向上を目指します。
小・中学校での
強化学習
いきいき
サマースクール
学びの
グランプリ
○夏季休業期間
中に5日間程
度実施
○小学校高学年
と中学生を対
象に夏季休業
期間中に実施
○小・中の学年別
での理科や社
会科等の学習
の自由研究の
コンテスト
(個人・グルー
プ)
○国語・算数
(数学)等の
基礎・基本を
中心とする
課 題
○国語・算数
(数学)等の
教科の難問に
チャレンジ
家庭学習週間の
定着の取組
○児童生徒用と
保護者用の
啓発資料の
作成・配布
○家庭学習の日
(毎月 11 日)の
制定と標語募集
実践報告会
情報の発信
○各学校におけ
る学力向上を
目指した日々
の実践の報告
と意見交換
○各取組の様子
や成果物等を
ホームページ
や『広報おおむ
た』に掲載する
など
◎ 本市の児童生徒は、基礎的・基本的事項の理解・習熟とそれらを活用する能力や学ぶ意欲を高めていくことが
課題となっています。
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学校再編整備推進事業
総務課学校再編推進室、学校教育課、学務課
児童生徒の教育環境の向上
達成目標
学校再編による教育環境向上の満足度(大牟田中央小学校):80%以上
長期的展望に立ち、責任ある教育行政の確保の観点から学校の小規模化に対応した学校再編整備を行います。
【平成28年度の目標】
1 市立学校再編整備第二次実施計画の推進
2 市立学校適正規模・適正配置計画第1期実施計画の推進
【平成28年度の取組】
1 市立学校再編整備第二次実施計画の推進
・上官・大牟田小学校の再編後の新校(大牟田中央小学校)を開校します。
・上内小学校における小規模特認校制度を運営します。
2 市立学校適正規模・適正配置計画第1期実施計画の推進
・米生・勝立中学校の再編について、平成29年4月の新校開校に向けた取組を進めます。
・駛馬南・駛馬北小学校の再編について、平成30年4月の新校開校に向けた取組を進めます。
【市立学校では】
○少子化の進行により児童生徒数が減少しています。
○学習活動への特別な工夫を要する小規模校が増加しています。
「思いやり・親切」応援隊子どもプロジェクト事業
学校教育課指導室
児童生徒が主体の「いじめを許さない・いじめのない学校づくり」
「みんなが笑顔で登校する学校づくり」
達成目標
友だちを大切にする意識(学校生活アンケート):平均3.7ポイント以上
児童生徒が日常的にいじめや不登校の問題を考えたり、仲間づくりを推進することで、「いじめを許さない・
いじめのない学校づくり」や「みんなが笑顔で登校する学校づくり」に関する考えを深め、「思いやり・親切」
のある楽しい学校生活、豊かな人間関係づくりを推進します。
児童会・生徒会
リーダーミーティング
「思いやり・親切」に
関するキャンペーン
「友だち応援隊」の
募集と表彰
児童生徒による
広報啓発活動
○各学校代表の会議
(8月・12 月)
○「キャンペーン月間」
(5月・10 月)
○友だちへの関わりの
良かった児童生徒を
募集
○各学校の取組の
チラシやポスターを
児童生徒自らで
・各学校の取組の交流
・共通実践内容の採択
課
題
◎
・各学校の取組の充実
○地域教育力向上推進
大会で表彰
・ポスターや標語等の
募集
作成・配布し啓発
児童生徒に、自分の存在と他人の存在を等しく認め、お互いの人格を尊重しあう態度など、心の通う
人間関係を構築する能力の素地を養うことが必要です。
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人権・同和問題啓発事業
人権・同和教育課
一人ひとりの人権が尊重される社会の実現
達成目標
人権尊重意識の醸成度:100%
「第2次大牟田市人権教育・啓発基本計画」に基づき、人権のまちづくりを推進するための人材育成や、
市民の人権・同和問題に対する理解と認識を深めるための啓発事業を実施します。
講演会等事業
人 材 育 成
啓発情報提供
○人権・同和教育講演会の開催
○人権のまちづくり啓発リーダー
養成事業
○ホームページに啓発事業や
啓発資料(啓発ビデオや図書
等)の案内を掲載
・福岡県同和問題啓発強調月間
(7月)の趣旨を踏まえ開催
○ 人権フェスティバルの共催
・人権週間(12 月4日~10 日)
の趣旨を踏まえ開催
関
連
・人権に関わりの深い「特定職業従
事者」を対象に養成講座を実施
・平成 26 年度に養成した啓発リーダ
ーのフォローアップ研修の実施
○『広報おおむた』に啓発記事
や啓発事業の案内を掲載
【問題・課題】○市民の人権・同和問題に対する理解と認識は未だ十分とはいえません。
○差別意識を解消するための教育・啓発活動の充実を図るとともに、人材を育成する必要があります。
○第2次人権教育・啓発基本計画に基づく、実効ある人権教育・啓発の推進に努める必要があります。
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(参考資料2:大牟田市学校教育振興プラン 2016~2019(抜粋)
)
基本理念
「まちづくりは人づくりから」という基本的な考え方に立ち、本市の学校教育は、持続可能
な社会づくりを担う子どもたちの育成を目指します。
基本方針
社会を生き抜く力を身に付けた「おおむたっ子」の育成
児童生徒に、基礎的・基本的な知識及び技能を習得させるとともに、激しく変化し続ける社
会の中で、それらを活用しながら、自ら課題を発見し、主体的に解決できるようになるために
必要な資質や能力すなわち「社会を生き抜く力」をはぐくみます。
そのため、持続可能な開発のための教育(ESD)や郷土愛をはぐくむ学習などの特色ある
学校教育を展開するとともに、知育・徳育・体育のバランスが取れた教育を推進します。また、
各学校が多様な教育活動を展開することができるよう、学校教育環境を充実させます。
目指す児童生徒の姿 「おおむたっ子」
大きな夢を抱き未来を創る児童生徒
難しいことにもねばり強く取り組む児童生徒
たくましい心と体を備えた児童生徒
基本方針に係る成果指標
○指標名
○指標の概要
将来に向けて意欲を持って取り組もうとする中学3年生の割合
本市での9か年の義務教育を終えようとしている中学3年生について、将来
の夢や目標を持って努力していこうという生徒がどの程度いるかによって測り
ます。
具体的には、中学3年生全員へのアンケート調査を行うこととします。
○現状値と目標値
現 状 値
目 標 値
(平成27年度)
(平成31年度)
72.6%
⇒
80%
取り組む施策
【基本施策Ⅰ】特色ある学校教育の展開
ユネスコスクールである各学校、及び教育委員会においてESDをさらに推進するほか、英語教育の充
実、世界遺産学習、ICTの活用、学校間・学校種間の連携の強化、中学校の部活動の活性化などの特色
ある学校教育を展開します。
【主要施策1】ESDの推進
持続可能な社会づくりの担い手として、自分にできることについて考え、実践できるような児童生
徒を育成するため、ユネスコスクールである全ての市立学校において、世界遺産学習や、環境、国際
理解、福祉などのESDを推進するとともに、市内外へのESDの普及・啓発に取り組みます。
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【主要施策2】郷土を愛する心をはぐくむ
大牟田の歴史や世界遺産をはじめとする文化遺産、地域の伝統や自然についての主体的・協働的な
学習を通して、児童生徒に、郷土を愛する心や自ら課題を発見し主体的に解決する力をはぐくむとと
もに、社会の形成に主体的に関わろうとする心情を醸成していきます。
【主要施策3】英語教育の充実
全国に先駆けて取り組んできた本市の英語活動・外国語活動の成果を踏まえ、グローバル化の進展
に対応できる人材の育成に向けて、英語教育のさらなる充実を図るとともに、市内外へ本市の取組み
を発信します。
【主要施策4】各学校における特色ある教育活動の推進
子どもたちの実態や地域の実情に応じ、小学校と中学校の9年間を見通した教育活動の推進や、幼
稚園・保育園と小学校、中学校と高等学校の連携、中学校の部活動の活性化、ICTの活用などを通
した学ぶ力の育成など、各学校における特色ある教育活動の推進を図ります。
【基本施策Ⅱ】知育・徳育・体育のバランスが取れた児童生徒をはぐくむ
社会を生き抜く力の基礎となる「確かな学力(知育)
」
、
「豊かな心(徳育)
」
、
「健やかな体(体育)
」のバ
ランスが取れた児童生徒をはぐくみます。また、障害のある児童生徒一人ひとりの状態に応じ、具体的で
きめ細やかな支援や指導の充実に努めます。
【主要施策1】確かな学力をはぐくむ
児童生徒が意欲をもって主体的に学び、基礎的・基本的な知識及び技能とそれらを活用する力を確
実に身に付けることができるよう、一人ひとりの学力の状況に応じたきめ細かな指導の充実を図りま
す。
【主要施策2】豊かな心をはぐくむ
規範意識や他人を思いやる心情、自然や文化を大切に思う心情や豊かな情操をはぐくむため、道徳
教育をはじめ、読書活動や各種体験活動などの充実に取り組みます。
【主要施策3】健やかな体をはぐくむ
基本的生活習慣が身に付いた心身ともにたくましい児童生徒を育成するため、学校での教育活動全
体を通じて運動習慣の定着化を図るなど、体力向上に向けた取組みを進めるとともに、食育、学校給
食、学校保健などの取組みの充実や家庭との連携を進めます。
【主要施策4】特別支援教育の推進
障害のある児童生徒の個別の指導計画・支援計画や指導方法などの改善・充実を図るほか、特別支
援教育センターとしての特別支援学校の相談機能の充実を図ります。また、特別支援教育支援員の配
置など、一人ひとりの障害の状態に応じた具体的な支援を行います。
【基本施策Ⅲ】学校教育環境の充実
本市の実情に応じた活力ある学校づくりの実現のため、適正規模化と適正配置による学校再編整備を推
進するとともに、多様な学習活動に対応でき、児童生徒等が安全で快適に過ごすことができるよう施設整
備を図るなど、学校教育環境を充実させます。
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【主要施策1】学校再編整備の推進
適正規模(適切な学級数)と適正配置(適切な通学距離・時間等)による学校再編整備(大牟田市
立学校適正規模・適正配置計画)を進め、児童生徒が集団の中で多様な考えに触れ、認め合い、協力
し合い、切磋琢磨することを通じて一人ひとりの資質や能力を伸ばしていくことができるよう教育環
境を整備します。
【主要施策2】安全で快適な学校施設の整備
体育館の吊り天井や照明等の非構造部材の耐震化、小・中学校の普通教室等への空調機器の設置を進
めます。また、老朽化した施設の長寿命化改修を行うとともに、バリアフリー化などの施設・設備の
改修を進めることにより、安全で快適な学校施設の整備を行います。
【基本施策Ⅳ】安心して学べ、地域とともにある学校づくり
いじめ防止対策、不登校の防止、経済的困難を抱える保護者の支援や、学校・家庭・地域の連携による
児童生徒の規範意識の育成、
「共に育ち、共に育てる(共育)
」風土の醸成など、安心して学べ、地域とと
もにある学校づくりを進めます。
【主要施策1】安心して学べる学校づくり
「大牟田市いじめ防止基本方針」に基づき、いじめの防止等のための対策を総合的に推進します。
また、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの活用など、教育相談体制の充実強化を
図り、不登校の防止等に取り組みます。さらには、経済的困難を抱える保護者の支援として、就学援
助などの教育費負担の軽減に取り組みます。
【主要施策2】学校・家庭・地域の連携
大牟田地域教育力向上推進協議会との連携により、児童生徒の規範意識の育成や「共育」風土の醸
成を推進するとともに、保護者や住民の力を学校運営に活かした、地域とともにあるユネスコスクー
ルの体制の在り方に関する研究に取り組むなど、学校・家庭・地域の連携を推進します。
【基本施策Ⅴ】人権に関する教育・啓発の推進
市民一人ひとりが互いの人権を尊重することの重要性を認識し、人権問題に対する正しい理解を深める
ため、関係機関と連携しながら人権教育・啓発活動に取り組みます。
【主要施策1】人権・同和教育の推進
学校教育活動全体を通じて、人権尊重の視点を取り入れた教育を推進し、児童生徒に偏見や差別意
識をなくす意欲と実践力を涵(かん)養し、人権が尊重される社会の基礎づくりを進めます。
また、人権・同和教育研究協議会等と連携しながら、広く市民を対象に、人権についての学習活動
や啓発活動を推進し、人権が尊重される社会の形成を進めます。
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