唐津市水道事業 浄水施設等運転・管理業務包括的委託 性能仕様書

唐津市水道事業
浄水施設等運転・管理業務包括的委託
性能仕様書
唐津市水道局
第1章
総則
(目的)
第1条
この唐津市水道事業浄水施設等運転・管理業務包括的委託性能仕様書(以
下「本仕様書」という。)は、唐津市水道事業及び唐津市工業用水道事業(以下
「本市水道事業」という。)が管理する取水施設、浄水施設、配水施設等(以下
「浄配水施設等」という。)の運転管理を円滑に行い、浄配水施設等の機能を十
分に発揮し、水道施設の適正な運営を図るため、浄配水施設等運転管理業務委託
(以下「本業務」という。)に係る性能仕様を定めることを目的とする。
(業務の履行)
第2条
受託者は、浄配水施設等の機能が十分発揮できるよう、本仕様書のほか、
唐津市水道事業浄水施設等運転・管理業務包括的委託契約書(以下「委託契約
書」という。)、唐津市水道事業浄水施設等運転・管理業務包括的委託要求水準
書(以下「要求水準書」という。)その他関係書類(現場説明を含む。)等に基
づき誠実かつ安全に、また、本市水道事業と協議し、業務を履行しなければなら
ない。
2
本仕様書に記載なき事項であっても、業務遂行上当然に必要なものは受託者の
責任においてこれを満足しなければならない。
(委託する施設等)
第3条
本市水道事業が受託者に委託する施設及び場所は別紙1のとおりとする。
(業務の範囲)
第4条
本市水道事業が受託者に委託する業務の範囲及び内容は、本仕様書第2章
に示すとおりとする。
(業務管理)
第5条
受託者は、常に善良なる管理者の責任をもって、業務を履行しなければな
らない。
2
受託者は、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)その他災害防止関係法
令の定めるところにより、常に安全衛生の管理に留意し、労働災害の防止に努め
るとともに、安全衛生上の障害が発生した場合は、直ちに必要な処置を講じ、速
やかに本市水道事業に連絡すること。
3
受託者は浄配水施設等の構造、性能及び系統並びにその周辺の状況を熟知し、
浄配水施設等の運転に精通するとともに、業務の遂行に当たって常に問題意識を
持ってこれにあたり、創意工夫し、設備の予防保全に努めること。
4
受託者は、豪雨、台風、地震、渇水その他の天災及び浄配水施設等の機能に重
大な支障が生じた場合に備え、連絡体制を整えるとともに、常にこれに対処でき
るように準備すること。
5
受託者は、地域住民と十分に協調を保ち、業務の円滑な進捗に期すること。
(運転管理概要)
第6条
運転能力に関する基準値は、次に掲げるとおりとする。
(1) 水質に関しては、要求水準書第22条第2号アに規定する水質管理の水準の
とおりとする。
(2) 水圧に関しては、要求水準書第22条第2号イに規定する水圧管理の水準の
とおりとする。
(3) 水量に関しては、要求水準書第22条第2号ウに規定する水量管理の水準の
とおりとする。なお、参考とする各浄配水施設の施設能力は、平成27年度運
転実績を別紙2「浄配水施設の施設能力及び年間運転管理指標(取水量及び配
水量)」に示す。
(従事者の届出)
第7条
受託者は、従事者の履歴、職歴、職階、職務分担等(従事者の資格を証明
するものを含む)を記載した従事者選任届を届け出ること。変更ある場合も同様
とする。
2
受託者の従事者について業務の履行上著しく不適格と認められる場合は、本市
水道事業、受託者双方が協議のうえ、当該従事者を変更することができる。
(職階及び有資格者の基準)
第8条
受託者の従事者の職階及び有資格者の基準は、次に掲げるとおりとする。
(1) 業務総括責任者
水道法施行令(昭和32年政令第336号)第9条による資格保有者又は業
務全体の責任者で浄水施設管理技士2級の有資格者かつ総括の職務にあたり管
理能力がある者
(2) 副総括
業務総括責任者の補佐及び代行ができ、浄水施設管理技士2級の有資格者か
つ管理能力を有し、各業務の責任者として的確な判断ができる者
(3) 主任
各業務の責任者で、浄水施設管理技士3級の有資格者かつ業務の専門職とし
て主体的業務を行える者
(4) 技術員
基礎的な技術を有し、運転操作監視、保全管理等の業務を遂行できる者
(5) 技能員
運転操作監視、保全管理等の業務について必要とされる技能を伴った補助業
務を行える者及び清掃等の簡易な作業を行える者
(業務総括責任者の職務)
第9条
業務総括責任者の職務は、次に掲げるとおりとする。
(1) 業務総括責任者は、技術上の業務を統括する責任者として、受託者の従事者
の指揮及び監督を行うとともに、技能の向上及び事故防止に努めること。
(2) 業務総括責任者は、契約書、本仕様書、要求水準書、完成図書その他関係書
類により業務の目的及び内容を十分理解し、施設の機能を把握し、本市水道事
業の職員と密接な連絡をとり、業務の適正かつ円滑な遂行を図ること。
(3) 業務総括責任者は、設備及び管理状況を常に的確に掌握し、いかなる場合に
おいても対処できる体制に努めること。
(業務履行計画書)
第10条
受託者は、別に定める日までに契約書、要求水準書及び本仕様書に基づ
き、本市水道事業と十分な協議を行い、契約期間における業務履行計画書を策定
し、本市水道事業に提出するものとする。
2
業務履行計画書には、次の事項について記載しなければならない。
(1) 業務概要に関すること。
水道施設の重要性に鑑み、その目的を達成するための委託業務における管理
の基本方針及びその概要について、委託業務に対する考え方が把握できるよう
記載すること。
(2) 業務組織に関すること。
業務委託を遂行するうえで必要な組織及び体制について、業務組織、業務分
担、緊急時の体制その他の組織体制を、その目的、系統、分担等が明確に把握
できるよう記載すること。
(3) 本委託における主たる業務の実施計画(工程)の概要
(4) 主たる業務履行計画書並びに報告書類の提出及び業務検査に関する計画
(5) その他必要な計画
(年間業務実施計画書)
第11条
受託者は、当該年度毎に年間業務実施計画書を策定し、本市水道事業に
提出するものとし、年間業務実施計画書には、次の事項について記載しなければ
ならない。
(1) 業務計画に関すること。
ア
年間業務工程表(運転管理及び設備点検)
イ
労務工程表
(2) 業務方法に関すること。
ア
業務方法・要領
イ
運転指標
ウ
設備点検基準(周期、項目等)
(3) 安全衛生管理に関すること。
ア
安全衛生管理対策
イ
安全衛生管理計画表
ウ
研修計画表
エ
安全衛生管理組織表
(4) 保全・保安管理に関すること。
ア
保全・保安教育の内容
イ
実施予定表
(5) 水質管理に関すること。
ア
検査実施方法
イ
検査体制
(6) 各種報告書様式
ア
日報
イ
月報
ウ
年報
エ
運転記録
オ
その他文書等
(7) その他必要事項
(年間業務実施計画書の要領)
第12条
前条の年間業務実施計画書の作成要領は、次に掲げるとおりとする。
(1) 年間業務実施計画書は、日本工業規格A版により作成し、原則としてA4又
はA3とする。
(2) 「業務方法に関すること。」は、浄配水施設等を安定的に管理運営していく
ための運転指標、各設備の運転方法及び要点、巡回点検、日常点検並びに定期
点検の内容、点検頻度、点検要領、清掃の内容、清掃の要領等その他必要な事
項について具体的に記載すること。
(3) 「安全衛生管理及に関すること。」及び「保全・保安管理に関すること。」
は、事故、災害等を未然に防止し、安全に委託業務を遂行するための安全衛生
管理にかかわる基準、安全衛生管理に関する組織体制等及び保全・保安管理・
安全パトロール等について具体的に記載すること。
(4) 受託者は、年間業務実施計画書に基づき業務を遂行し、その年間業務が終了
した際には、速やかに年間業務履行報告書を提出しなければならない。
(5) 年間業務履行報告書は、年間業務実施計画書で計画した諸事項に対して、そ
の実績が明らかになるよう記載すること。
(6) 各種報告書様式は、契約書、本仕様書及び要求水準書等で報告義務を課せら
れている報告書及び本市水道事業が要求する報告書のほか、業務上必要と思わ
れるものについて、様式を作成する。
(月間業務実施計画書及び月間業務履行報告書)
第13条
受託者は、業務計画について、あらかじめその内容を委託者と協議し、
決められた諸事項を満たす月間業務実施計画書を提出しなければならない。
2
前項に規定する業務計画について詳細な諸事項が必要な場合は、月間業務実施
計画書に詳細な諸事項を添付して提出するものとする。
3
受託者は、月間業務実施計画書を変更する必要が生じた場合は、その都度、本
市水道事業と協議しなければならない。
4
受託者は、月間業務実施計画書に基づき業務を遂行し、その月間業務が終了し
たときは、速やかに月間業務履行報告書を提出しなければならない。
5
月間業務履行報告書は、月間業務実施計画書で計画した諸事項について、その
実績が明らかになるよう記載すること。
6
月間業務実施計画書及び月間業務履行報告書の要領は、前条に読み替えるもの
とする。
(業務記録等の整備)
第14条
受託者は、業務記録など業務の履行又は確認に必要な書類を常に整備し、
本市水道事業が提出を求めた場合は、速やかに提出しなければならない。
(報告書等)
第15条
受託者は、本仕様書第2章に定めるところにより運転監視、設備点検等
その他業務の履行に係る報告書を速やかに提出しなければならない。
(安全管理)
第16条
受託者は、作業の実施にあたり守らなければならない安全に関する事項
を定めなければならない。
(健康管理)
第17条
受託者は、常に安全衛生管理に注意を払い、従事するものに感染症等の
疑いがある場合は、従事者の変更を行うなど、安全衛生管理を徹底しなければな
らない。
2
受託者は、水道法(昭和32年法律第177号)第21条に定める定期及び臨
時の健康診断を行うとともに、これに関する記録を作成し、本市水道事業に文書
により報告をしなければならない。
(保全・保安教育及び訓練)
第18条
受託者は、作業、維持(運転、監視、巡視、点検、測定等)又は運用に
従事する者に対し浄配水施設等の保全・保安に関し必要な知識及び機能に関する
教育をしなければならない。
2
受託者は、作業、維持又は運用に従事する者に対し事故その他災害が発生した
ときの措置について、危機管理マニュアルを作成し、実地指導及び訓練を行わな
ければならない。
(貸与品等)
第19条
本業務の実施に際し、受託者が業務遂行上必要とする完成図書、特殊工
具等の貸与品等は、本市水道事業が無償で貸与する。
2
貸与品等については、受託者が台帳等を作成し、その保管状況を常に掌握し、
管理する。
3
受託者の故意又は過失により貸与品等に毀損、盗難、紛失等があった場合は、
受託者が弁償しなければならない。
4
第1項に定める貸与品等は別紙3のとおりとし、貸与品の引渡場所及び引渡時
期は本市水道事業及び受託者が協議し、定める。
(整理整頓等)
第20条
受託者は、施設建物及びその周辺を常に清掃し、不要な物品等を整理し
なければならない。
(事務室等の自主管理)
第21条
受託者は、浄配水施設等の施設の一部を事務室等として使用する場合に
は、本市水道事業の許可を受けるとともに、受託者の責任において維持管理を行
わなければならない。
2
事務室等は無償で供与する。ただし、使用期間中、受託者の責任で汚損等があ
った場合は、受託者の負担とする。
(従事者の服装等)
第22条
受託者は、従事者に安全かつ清潔な統一した服装をさせ、胸に名札を着
用させるとともに、対応については部外者から指摘を受けないようにしなければ
ならない。
(火災の防止)
第23条
受託者は、浄配水施設等の火災を未然に防止するため、火気取扱責任者
を選任し、火気の正確な取扱い及び後始末を徹底しなければならない。
(侵入者の防止等)
第24条
受託者は、設備機器及び備品工具類の盗難並びに水道施設への不法侵入
を防止するため、十分に注意しなければならない。
2
受託者は、施錠及び解錠の管理を確実に行わなければならない。
3
受託者は、水道施設に設置されている監視カメラにより、定期的に監視しなけ
ればならない。
(浄配水施設等の一般管理)
第25条
受託者は、水道法、労働安全衛生法等の法令規則及び基準等の関連法令
を遵守することを基本とし、業務の実施、浄配水施設等の保安等について、十分
注意を払わなければならない。
2
受託者は、業務遂行上で必要な諸事項について、本市水道事業と打合せ、協議
等を行った場合は、その都度その内容を議事録として整理し、本市水道事業に提
出し、承認を受けるものとする。
第2章
業務範囲及び業務内容
(業務の範囲)
第26条
業務の主な内容は、次に掲げるとおりとし、第26条以降に規定するほ
か、要求水準書第2章に定めるものとする。
(1) 運転操作監視業務の主たる内容は、次に掲げるとおりとする。
ア
浄配水施設等の設備機器の運転制御
イ
浄配水施設等の監視及び操作
ウ
浄配水施設等の巡回点検
エ
浄配水施設等の故障・緊急時の対応
オ
施設の保安管理
カ
その他業務上必要な諸作業
キ
アからカまでの記録及び結果の報告
(2) 水質管理業務の主たる内容は、次に掲げるとおりとする。
ア
浄配水施設等の運転管理上で必要な通常的水質検査及び管理
イ
浄水処理に伴うジャーテスト等の試験
ウ
毎日1回以上、指定された末端給水栓について行う「色、濁り、残留塩素
濃度等」の検査
エ
バイオアッセイを利用した原水管理及び対応
オ
クリプトスポリジウム等の対策業務(クリプトスポリジウム等対策指針に
準拠した対策の実施)
カ
臨機の措置及び緊急対応
キ
検査結果の記録及び報告
(3) 保全管理業務の主たる内容は、次に掲げるとおりとする。
ア
浄配水施設等の機械設備点検
イ
浄配水施設等の電気設備点検(法令点検等を除く。)
ウ
浄配水施設等の設備機器の調整及び交換
エ
建設設備保守点検
オ
浄配水施設等の簡易な補修及び修理
カ
法令点検(自家用電気工作物点検及び消防設備点検)
キ
受配電設備、監視制御システム、計装機器等の専門業者による点
検
ク
浄配水施設等の水槽類の点検・清掃
ケ
取水口の清掃及び詰りの解除による取水量の確保
コ
アからケまでの記録及び結果の報告
(4) 維持管理業務の主たる内容は、次に掲げるとおりとする。
ア
浄配水施設等の外構及び植栽等の管理
イ
浄配水施設等の清掃及び整理整頓
ウ
ア及びイの記録及び結果の報告
(5) 修繕等業務の主たる内容は、次に掲げるとおりとする。
ア
指定する費用以下の修繕の実施
イ
機能診断並びに修繕計画の作成
ウ
ア及びイの記録及び結果の報告
(6) 調達管理業務の主たる内容は、次に掲げるとおりとする。
ア
浄配水施設等の運転に必要な薬品、電力、通信、消耗品等の調達及び管理
イ
備品及び消耗品類の在庫調査及び管理
ウ
ア及びイの記録及び報告
(7) 事務業務等の主たる内容は、次に掲げるとおりとする。
ア
諸計画の作成
イ
外注委託の契約業務等
ウ
各種報告書類の作成
エ
設備台帳の入力及び更新並びに管理及び保存
オ
健康診断の実施及び記録の保管
カ
その他業務履行上必要な事務等
(8) 前号に掲げるもののほか、その他次の内容を含むものとする。
ア
電話及び来客者の対応
イ
緊急時における本市水道事業の職員への通報
ウ
その他業務上必要な諸作業
(施設の運転)
第27条
業務対象施設の設備のうち久里浄水場及び厳木多久共同浄水場は、平常
時において毎日24時間とする。ただし、テロ、天災等による事故、重故障その
他現状予測し得ない事象が起こり、緊急回避として設備停止に至った場合につい
ては、別途協議し、本市水道事業が運転方法を指示する。
(就業形態)
第28条
受託者は、業務の履行にあたり原則として次の業務形態により行うもの
とする。ただし、浄配水施設等の設備が自動化、省力化等により、業務形態を変
更しても所定の能力が確保されるような場合には、本市水道事業及び受託者双方
が協議のうえ、業務形態を変更できるものとする。
(1) 運転管理
24時間(久里浄水場及び厳木多久共同浄水場)
(2) 巡回点検
計画による。
(3) 保全管理等
計画による。
(4) 維持管理
計画による。
(5) 水質管理
計画による。
(6) 修繕の実施
(7) 調達及び管理
(8) 緊急時
計画又は必要の都度
計画による。
必要の都度
(施設の制御及び監視)
第29条
受託者は、制御及び監視により、異常を発見した場合又は変更が必要な
場合は、その都度速やかに本市水道事業に報告し、その指示に従い処置を行うも
のとする。ただし、次に掲げるものは、受託者の判断で実施後、本市水道事業に
報告することにより処置できるものとする。
(1) 浄水過程における、経済的かつ適正な運転管理
(2) 取水・送水設備の適正な流量管理
2
制御及び監視は、次に掲げるとおりとする。
(1) 受変電設備の監視
(2) 原水流量、ろ過水流量、送水流量及び配水池流入量の監視及び制御
(3) 取水設備の監視及び制御
(4) 浄配水施設等の各池の水位、流量等の監視及び制御
(5) 浄配水施設等のポンプ施設の流量監視及び制御
(6) 沈澱池、急速ろ過池及び緩速ろ過池の運転監視及び制御
(7) 濁度、色度、PH値、残留塩素等水質の監視
(8) 薬品等の注入量の監視及び制御
(9) 薬品類、潤滑油脂類等の残量記録及び制御
(10) 薬品等の取扱い及び受入立会い
3
受託者は、運転の変更並びに故障及び警報の発生等運転監視に必要なものにつ
いて記録しなければならない。
(巡回点検)
第30条
受託者は、当該年度の月間及び年間業務実施計画書に基づき、浄配水施
設等の次の巡回点検を実施するものとする。
(1) 受変電設備
(2) 薬品注入設備
(3) 建物付帯設備機器
(4) 各浄配水施設・ポンプ場の場内各池の状況
(5) 配水ポンプ及び送水ポンプ設備
(6) 沈澱池設備
(7) 急速ろ過設備
(8) 緩速ろ過設備
(9) 膜ろ過設備
(10) 計装設備
(11) 建築設備
(12) その他業務上必要な巡視
(水質管理)
第31条
受託者は、当該年度の月間及び年間業務実施計画書に基づき、水質管理
を行うものとする。
(1) 受託者は、運転管理上で必要な水質管理計画を作成し、浄配水施設等の水質
管理を行うこと。
(2) 受託者は、本市水道事業が策定する水質検査計画に基づき、水質検査を実施
するものとする。
2
受託者は、前項の規定にかかわらず、原水水質及び浄水処理の状況等を把握し、
必要に応じて水質検査を行い、浄水水質の確保を図ること。
(水質の保証範囲)
第32条
受託者が行う施設の運転において、日常監視項目の保証水質については
別表第1とし、水質管理目標値については別表第2とし、残留塩素濃度について
は要求水準書による。
(水道施設運転管理業務要領)
第33条
受託者は、業務の履行に当たっては、月間及び年間業務実施計画書に定
める業務方法・要領、運転指標、設備点検基準(周期、項目等)等によるものと
する。
(みなし設置者)
第34条
受託者は、自家用電気工作物の保安管理において「みなし設置者」とし
て次に掲げる業務を実施する。
(1) 自家用電気工作物の維持・技術基準適合維持(電気事業法(昭和39年法律
第170号)第39条規定事項)
(2) 自家用電気工作物の保安規程の作成及び届出並びに変更の届出並びに規程の
遵守(電気事業法第42条規定事項)
(3) 電気主任技術者の選任及び届出(電気事業法第43条規定事項)
(機械・電気設備の点検)
第35条
受託者は、当該年度の月間及び年間業務実施計画書に基づき、次に掲げ
るところにより、機械・電気設備の点検を実施するものとする。
(1) 機械・電気設備の点検は、別紙1に記載する設備について実施する。
(2) 機械・電気設備の点検は、月間及び年間業務実施計画書に示す点検基準及び
点検計画に基づき実施する。
(調整及び交換)
第36条
受託者は、次の各機器が正常に動作するように調整及び交換に努めるこ
と。
(1) 各種ポンプ類の消耗品の交換及びオイル交換
(2) 各種電動機類の消耗品の交換及び調整
(3) 各種バルブ類のグリースアップ
(4) 制御に関する発信器等の点検交換及び調整
(簡易な修繕等)
第37条
受託者は、保守点検により発見した不良箇所又は故障の発生により破損
した箇所のうち、現場で修理可能なものについては修理し、作業終了後速やかに
本市水道事業に報告し、後日、修理の状況を記した書類を提出すること。ただし、
当該事象が水道施設に重大な影響を及ぼす恐れがある場合においては、応急措置
を行うとともに、本市水道事業に連絡し、その対応について協議する。
2
設備の簡易な修繕及び調整に必要な材料、資材等並びにカメラ、工具類及び安
全対策器具については、受託者の負担とする。
(法令等の点検)
第38条
受託者は、当該年度の月間及び年間業務実施計画書に基づき、次の各号
に掲げる法令等の点検を実施するものとする。
(1) 別紙4に示す消防設備点検
(2) 別紙5に示す自家用電気工作物点検
2
前項各号の点検を行うときは、当該点検実施に必要な有資格者を配置すること。
3
第1項各号の点検に当たっては、当該各号に係る法令を遵守し、実施すること。
(清掃及び植裁管理等)
第39条
受託者は、当該年度の月間及び年間業務実施計画書に基づき、次に掲げ
るところにより浄配水施設等の清掃及び植裁管理などを行うものとする。
(1) 外注委託費(庁舎関係)で行う清掃は、別紙6-1に示す範囲について実施
するものとする。
(2) 樹木剪定などの植裁管理は、別紙6-2に示す範囲について実施するものと
る。
2
受託者は、前項によるもののほか、必要に応じて適宜清掃、除草等を実施し、
労働安全の確保、周辺住民への配慮及び水道施設の衛生の確保に努めること。
(修繕工事業務)
第40条
受託者は、第37条第1項において、簡易な補修等では機能回復が困難
なものについて次に掲げるとおり修繕等の対応を行うものとする。
(1) 当該修繕額が1件当たり130万円(税込)以下のときは、事前に本市水道
事業に報告し、承諾を得て受託者が実施する。
(2) 当該修繕額が1件当たり130万円(税込)を超えるときは、原則として本
市水道事業が実施する。
2
受託者が行う修繕業務は当該年度の額が2,000万円(税抜き)を上限額と
し、これを超えるときは、原則として当該修繕の費用は本市水道事業が負担する。
3
前項において、本市水道事業、受託者協議のうえ、受託者の委託料の範囲で負
担することが適当であると認められるときは、前項の規定にかかわらず、当該修
繕は受託者が受託者の費用により実施するものとする。
4
緊急やむを得ない場合は、第1項及び第2項の規定にかかわらず、受託者は本
市水道事業の口頭での了解により当該修繕を実施するものとする。この場合の当
該修繕に係る費用については、本市水道事業及び受託者の協議により決定する。
5
修繕工事業務の費用については毎年度精算するものとし、精算方法については
本市水道事業及び受託者の協議により決定する。
(調達及び管理)
第41条
受託者が調達するものは、次に掲げるものとする。
(1) 別紙1に示す施設の電力の調達
(2) 別紙1に示す施設の通信の調達
(3) 別紙7に示す施設の個別排水処理施設使用料
(4) 監視装置消耗品並びに機械、電気及び計装設備の部品並びに消耗品(試験試
薬含む。)
(5) 燃料(ガソリン、軽油等)
(6) 薬品類(次亜塩素酸ナトリウム、ポリ塩化アルミニウム、水酸化ナトリウム
等)の調達
(7) 本市水道事業が受託者に貸与する別紙3の備品類に関し、必要とする消耗品
類
2
受託者が管理すべきものは、次に掲げるものとする。
(1) 前項各号に掲げる調達物品等
(2) その他本業務上で管理すべきもの
(廃棄物の取扱い)
第42条
水槽類の清掃等により浄配水施設等から排出される砂・汚泥等に係る産
業廃棄物の処理処分及び手続については、本市水道事業が行う。
(助成等)
第43条
受託者は、次の業務に関しその業務の助成等を行うものとする。
(1) 本市水道事業が行う催事への参加
(2) 施設見学への案内・説明(原則として学生の社会科見学は、受託者で対応し、
本市水道事業が案内・説明を行う場合に、受託者は助成する。)
第3章
業務書類等
(業務書類等)
第44条
受託者は、業務の履行にあたり次の書類を当該各号に掲げる期間内に提
出しなければならない。
(1) 着手届
当該年度開始前月の20日まで(初年度については、準備期間終了
月の20日まで)
(2) 総括責任者選任届又は兼任届
(3) 業務従事者選任届
準備期間終了月の20日まで
準備期間終了月の20日まで
(4) 業務履行計画書 準備期間終了月の20日まで
(5) 借用承認願
当該年度開始前月の20日まで(初年度については、準備期間
終了月の20日まで)
(6) 年間業務実施計画書
当該年度開始前月の20日まで(初年度については、
準備期間終了月の20日まで)
(7) 年間業務履行報告書
当該年度分は翌年度の4月10日まで(契約最終年度
は最終月の20日まで)
(8) 月間業務実施計画書
前月の20日まで
(9) 月間業務履行報告書
翌月の10日まで
(10) その他本市水道事業がモニタリング等で要求するもの
本市水道事業が別に
求める日まで
(11) 前号に掲げるもののほか、本市水道事業が必要と認める書類
本市水道事業
が別に求める日まで
(業務履行報告書)
第45条
月間業務履行報告書及び年間業務履行報告書は、次に掲げるとおり報告
すること。
(1) 月間業務履行報告書
業務完了月毎に次のものを提出する。
ア
月間業務完了届
イ
月間業務完了報告書
(ア) 月間業務所見
(イ) 月間運転管理データ
(ウ) 月間水質管理データ
(エ) 月間業務実績報告書
ウ
その他業務検査必要書類
(2) 年間業務履行報告書
ア
年間業務完了届
イ
年間業務完了報告書
(ア) 年間業務所見
(イ) 年間運転管理データ
(ウ) 年間水質管理データ
(エ) 年間業務実績報告書
(オ) 物品管理報告書
(カ) 保全管理年間実施報告書
ウ
その他業務検査必要書類
(委託業務履行検査)
第46条
受託者は、月間及び年間の業務を完了したときは、次の方法により本市
水道事業の月間業務完了検査(月間モニタリング)及び年間業務完了検査(委託
業務履行検査)を受けなければならない。
(1) 月間業務完了検査及び年間業務完了検査は、受託者から月間業務完了届が提
出され、10日以内に、本市水道事業が受託者立会いのもとに行うものとする。
(2) 検査日及び場所については、本市水道事業及び受託者双方が協議し、定める
ものとする。
(3) 検査は、受託者が提出した月間業務実施計画書及び年間業務実施計画書に基
づき業務報告書の内容について、照合及び確認を行う。
(4) 業務完了検査内容のうち、本市水道事業が特に認めた事項については、検査
を省略することができる。
(5) 検査の結果、不合格となった部分があるときは、受託者は速やかに不合格部
分を改良し、再検査を受けるものとする。
(施設の機能確認)
第47条
業務開始前における本市水道事業及び受託者による施設の機能確認は、
次に掲げるとおりとする。
(1) 本市水道事業は、施設の機能確認に先立ち、施設の機能を網羅した施設の機
能調査報告書(以下「施設機能確認書」という。)を準備するものとする。
(2) 本市水道事業が前号の施設機能確認書を準備できない場合は、本市水道事業
は受託者との協議のうえで、受託者にその準備を行わせることができる。この
場合の費用は、本市水道事業及び受託者の協議により決定する。
(3) 前号において、受託者が施設機能確認書を準備するときは、設備管理台帳に
基づいて施設機能調査を実施し、施設機能確認書を作成し、本市水道事業へ提
出するものとする。
(4) 本市水道事業及び受託者は、施設機能確認書に基づき、当該施設の機能につ
いて確認を行う。ただし、施設機能確認書により機能が確認できないときは、
当該確認を当該設備機器設置場所にて行うものとする。
(5) 前項の規定にかかわらず、施設更新等により施工メーカーによる瑕疵担保の
対象期間に該当する設備機器等があるときは、当該設備機器等の機能確認の取
扱いについて本市水道事業及び受託者の協議により定めるものとする。
2
機能確認の結果、その機能に不備があるときは、本市水道事業の費用でその機
能を回復するものとする。
3
受託者は、施設機能の確認の結果を施設機能確認書に反映し、本市水道事業へ
提出するもとし、本市水道事業及び受託者は、これを各自1書、1年間保管する。
4
契約終了に伴う施設の機能確認は、次に掲げるとおりとする。
(1) 本市水道事業及び受託者は、第1項の施設機能確認書に基づき、契約終了に
伴う施設機能確認を実施する。
(2) 前号の契約終了に伴う施設機能確認の時期については、本市水道事業及び受
託者の協議により定める。
5
機能確認の結果、その機能に不備がある場合、当該不備が受託者の管理に起因
するときは、受託者の費用によりその機能を回復するものとする。
6
施設の機能確認が困難又は判断できないときの措置は、本市水道事業と受託者
の協議により定める。
第4章 その他
(経費の負担)
第48条
受託者が負担する経費は、受託者自らが業務を履行するうえで直接的に
必要な事務費、運転・維持管理費等とし、次に掲げるとおりとする。
(1) 机、椅子、書棚、ロッカー、パソコン、プリンター、コピー機等の事務品。
ただし、本市水道事業が使用を認めた場合は、この限りではない。
(2) 各種用紙、筆記用具、ファイル等の事務用品。ただし、本市水道事業が使用
を認めた場合は、この限りではない。
(3) 食器棚、茶器、台所用品等の消耗品。ただし、本市水道事業が使用を認めた
場合は、この限りではない。
(4) 各種作業服、各種靴、各種手袋、ヘルメット、安全マスク、保護眼鏡等の安
全保護具及び機器
(5) 設備点検及び小修理に係る点検工具、回路計、懐中電灯等の工具及び機器。
ただし、本市水道事業が使用を認めた場合は、この限りではない。
(6) 点検及び巡回用車両並びに車両維持管理に係る費用
(7) 清掃用具及び清掃用品並びに消耗品。ただし、本市水道事業が使用を認めた
場合は、この限りではない。
(8) 電話及びファックスの設置工事費及び維持費(緊急時、委託業務の連絡用と
しての電話、ファックス、インターネット設置工事費及び維持費)。ただし本
市水道事業が使用を認めた場合は、本市水道事業所有の機器を利用できるもの
とする。
(9) 浄配水施設等の運転に必要な薬品、電力及び燃料の調達並びに管理に係る費
用。ただし、本要求水準書第22条に規定した条件を大幅に超える増水分に要
した費用及び薬品購入費用は除く。
(10) 設備管理台帳システムによる管理業務に要する経費
(11) 浄配水施設等点検のための経費(点検シール等)
(12) 遠隔監視等に要する設備機器及び監視システムに係る経費
(13) 備消耗品等の調達及び管理費用
(14) 各種保険の加入に係る経費
(設備管理台帳)
第49条
設備管理台帳は、計画的な改築又は修繕が実施できるよう機器仕様、故
障、工事履歴等について記載したものを受託者が作成し、整備する。ただし、本
市水道事業が有する台帳を使用することを妨げない。
(責任分担)
第50条
契約期間中に生じた運転及び維持管理上の不備、誤操作等による水質の
異常、機器等の破損、故障等は、受託者の負担において速やかに補修、改善若し
くは取替え又は補償等により解決をすることとする。ただし、テロ、天災事変等
の事故による場合は、この限りではない。
2
業務範囲における責任分担の詳細については、別紙8による。
(本業務実施におけるリスクマネージメント)
第51条
本業務実施における浄配水施設等の施設について、その水道管理者とし
ての責任は本市水道事業にあるものとし、本業務範囲における施設の運転・維持
管理上の責任は原則として、受託者が負うものとする。ただし、本市水道事業が
責めを負うべき合理的な理由がある事項については、この限りではない。
2
リスクの分担は、契約書第11条第2項による。
3
リスクの分散を図るため、本市水道事業及び受託者は、保険対応可能な事項に
ついては保険加入を実施するものとする。
4
受託者は加入した保険について、業務履行計画書に記載し、その写しを添付す
るものとする。
(雑則)
第52条
本仕様書に明記されていない事項であっても、受託者は運転操作上、当
然必要な業務等は、良識のある判断に基づいて行わなければならない。
2
運転にかかわる資料の提出を、本市水道事業が要求した場合は、受託者は速や
かに応じなければならない。
3
受託者は、本市水道事業の承諾なく本市水道事業の所有物を場外に持ち出し、
又は業務に必要としないものを持ち込んではならない。
(疑義)
第53条
本仕様書に疑義を生じた場合又は本仕様書に定めのない事項が生じた場
合は、本市水道事業及び受託者の協議のうえ、定めるものとする。
別表第1(第32条関係)
保証水質
(1) 唐津市水道事業
項目
水質
採水個所
1 PH
5.8以上8.6以下
浄水施設出口
2 味
異常でないこと
浄水施設出口
3 色度
5度以下
浄水施設出口
4 濁度
2度以下
浄水施設出口
5 残留塩素濃度
0.1mg/ℓ以上
管末給水栓
(2) 唐津市工業用水道事業
項目
水質
採水個所
1 PH
6.0以上8.0以下
管末
2 濁度
20度以下
管末
3 水温
常温
管末
別表第2(第32条関係)
水質管理目標値
(1) 唐津市水道事業
項目
水質
採水個所
1
PH
7.5以上8.2以下
浄水施設出口
2
味
異常でないこと
浄水施設出口
3
色度
1度以下
浄水施設出口
4
濁度
0.1度以下
浄水施設出口
5
ジェオスミン
4ng/ℓ以下
浄水施設出口
6
2-MIB
4ng/ℓ以下
浄水施設出口
7
残留塩素濃度
0.2mg/ℓ~0.5mg/ℓ
管末給水栓
※ 臭気物質(ジェオスミン、2-MIB)については、認知閾値5ng/ℓを超えないよ
うに、定常的に臭気に関する試験を行い、感知閾判定により臭いを感じた場合
は、臨時水質検査(要求水準書 第 19 条 (2)ウ)を実施し、いずれかの項目が
5ng/ℓ以上であれば、粉末活性炭の注入(10mg/ℓ ドライ換算値)を開始する。
その後は、原水の値が4ng/ℓ以下であることを確認し粉末活性炭の注入を終了
するものとする。
※ 粉末活性炭注入設備を未整備な浄水場での臭気対応は、委託者と協議を行い
仮設等での対応を行うものとする。
(2) 唐津市工業用水道事業
項目
水質
採水個所
1
PH
7.5程度
管末
2
濁度
2度以下
管末
別紙1(第3条、第35条関係)
業務委託する施設・設備
1
対象施設
(1) 浄水施設
№
施設名称
施設所在地
施設能力
処理方式
1
久里第1浄水場
久里 1997-2
34,200 ㎥/日
急速ろ過
2
久里第2浄水場
久里 244-1
16,780 ㎥/日
急速ろ過
3
久里第2工業用水
久里 244-1
10,000 ㎥/日
薬品沈澱
4
和多田浄水場
和多田大土井 1496-1
6,800 ㎥/日
急速ろ過
5
神田浄水場
神田 1025-1
1,810 ㎥/日
急速ろ過
6
浜崎浄水場
浜玉町南山 2710-1
3,050 ㎥/日
緩速+膜ろ過
7
厳木多久共同浄水場
厳木町厳木 845-1
9,000 ㎥/日
急速ろ過
8
天川浄水場
厳木町天川 1766-1
85 ㎥/日
緩速ろ過
9
瀬戸木場浄水場
厳木町瀬戸木場 113-2
36 ㎥/日
緩速ろ過
10
岩詰・栗ノ木浄水場
厳木町平之 1520
31 ㎥/日
消毒のみ
11
本門浄水場
厳木町平之 2445-3
9 ㎥/日
消毒のみ
12
中山浄水場
相知町中山 4234-9
2,700 ㎥/日
急速ろ過
13
伊岐佐浄水場
相知町伊岐佐乙 564-1
1,500 ㎥/日
急速ろ過
14
現野浄水場
相知伊岐佐乙 415
18 ㎥/日
消毒のみ
15
楠浄水場
相知町楠 923-6
20 ㎥/日
緩速ろ過
16
向島浄水場
肥前町向島 411-2
49 ㎥/日
緩速ろ過
17
馬渡島浄水場
鎮西町馬渡島 308
206 ㎥/日
緩速ろ過
18
加唐島浄水場
鎮西町加唐島 917
100 ㎥/日
緩速ろ過
19
松島浄水場
鎮西町松島 3513
29 ㎥/日
緩速+急速ろ過
(2) 取水施設
№
1
施設名称
双水取水場
施設所在地
双水 2093-3
取水能力
40,660 ㎥/日
備考
久里浄水場
2
玉島取水場
浜玉町大江 204-1
7,375 ㎥/日
和多田浄水場
3
神田取水施設
神田 1022-41 地先
1,810 ㎥/日
神田浄水場
4
土井取水施設
浜玉町南山 2713-1
1,088 ㎥/日
浜崎浄水場
5
本門取水施設
厳木町平之 2523-1 地先
9 ㎥/日
本門浄水場
6
中山取水場
相知町中山 3468-5
2,700 ㎥/日
中山浄水場
7
向島第1取水施設
肥前町向島 451-1
向島浄水場
8
向島第2取水施設
肥前町向島 459
向島浄水場
9
馬渡島ゴキ川取水施設
鎮西町馬渡島 1246
馬渡島浄水場
10
加唐島取水施設
鎮西町加唐島 872
加唐島浄水場
11
加唐島大泊取水施設
鎮西町加唐島 3199-4
加唐島浄水場
12
松島牧の池取水施設
鎮西町松島 3522-4
松島浄水場
13
松島白木谷取水施設
鎮西町松島 3460-1
松島浄水場
(3) 配水・送水施設(ポンプ場)
№
施設名称
施設所在地
送水能力
備考
1
宇木加圧ポンプ所
宇木 2210-6
748 ㎥/日
2
半田中継ポンプ所
半田 3799-7
86 ㎥/日
3
広田加圧ポンプ所
半田 5631-8
734 ㎥/日
4
東唐津追塩施設
東唐津 1 丁目 37-6
5
八幡町中継ポンプ所
八幡町 680-6
504 ㎥/日
追塩設備
6
鳩川中継ポンプ所
鳩川 7220-11
187 ㎥/日
追塩設備
7
相賀中継ポンプ場
相賀 710-5
2,620 ㎥/日
追塩設備
8
屋形石中継ポンプ場
湊 4729
331 ㎥/日
9
山田中継ポンプ所
山田 4235-7
201 ㎥/日
10
上神田中継ポンプ場
神田 3247-1
3,384 ㎥/日
11
竹木場中継ポンプ場
竹木場 5206-98
3,384 ㎥/日
12
神田内田中継ポンプ場
神田 2826-1
6,494 ㎥/日
高島送水
追塩設備
追塩設備
追塩設備
追塩設備
13
佐志中継ポンプ場
佐志 3723-2
6,494 ㎥/日
追塩設備
14
佐志第1中継ポンプ所
佐志 3318-3
バイパス機能
旧ポンプ所
15
佐志第2中継ポンプ所
佐志 1103-2
減圧水槽機能
旧ポンプ所
16
田代加圧ポンプ所
大良 1606-26
748 ㎥/日
17
東山田地区加圧ポンプ所
浜玉町東山田 2467-1
115 ㎥/日
18
西部中継ポンプ所
厳木町浪瀬 1184-48
648 ㎥/日
追塩設備
19
浪瀬中継ポンプ所
厳木町浪瀬 469-4
144 ㎥/日
追塩設備
20
旭ヶ丘中継ポンプ所
厳木町厳木 1346-1
21
中部中継ポンプ場
厳木町浦川内 629-2
22
高部中継ポンプ所
23
追塩設備
1,440 ㎥/日
追塩設備
厳木町浦川内 1344-4
230 ㎥/日
追塩設備
高部加圧ポンプ所
厳木町浦川内 131-5
14 ㎥/日
24
田頭中継ポンプ所
相知町田頭 294-8
25
天徳第2加圧ポンプ所
相知町相知 2406-22
26
天徳第1中継ポンプ所
相知町相知 2575-66
388 ㎥/日
27
佐里上中継ポンプ所
相知町佐里 1818-4
388 ㎥/日
追塩設備
28
平山下中継ポンプ所
相知町平山下 509-1
130 ㎥/日
追塩設備
29
成渕加圧ポンプ所
北波多成渕 2889-7
288 ㎥/日
30
上平野加圧ポンプ所
北波多上平野 3312-1
288 ㎥/日
31
下平野加圧ポンプ所
北波多下平野 4438-3
216 ㎥/日
32
北波多中継ポンプ場
北波多田中 1560-2
33
恵木第1中継ポンプ所
北波多行合野 1289-13
43 ㎥/日
34
恵木第2中継ポンプ所
北波多行合野 745-2
43 ㎥/日
35
恵木配水池加圧ポンプ
北波多行合野 813-5
92 ㎥/日
36
志気第1中継ポンプ所
北波多稗田 3019-2
86 ㎥/日
37
志気第2中継ポンプ所
北波多稗田 2903-3
86 ㎥/日
38
寺の谷加圧ポンプ所
北波多岸山 451-10
273 ㎥/日
388 ㎥/日
2,880 ㎥/日
追塩設備
追塩設備
追塩設備
(4) 配水・送水施設(配水池)
№
施設名称
施設所在地
容量
備考
1
温石山配水池
菜畑 4146
10,000 ㎥
2
佐志八幡町配水池
八幡町 734-134
3
浦配水池
浦 6070-8
4
鳩川配水池
鳩川 7380-3
5
相賀受水池
相賀 710-5
618 ㎥
6
湊配水池
湊 1595-2
540 ㎥
7
屋形石配水池
屋形石 1-23
500 ㎥
8
七ツ釜調整池
屋形石 2452
20 ㎥
9
半田配水池
半田 4888-5
90 ㎥
10
徳武配水池
柏崎 813-2
11
西山配水池
和多田 1554-7
10,000 ㎥
12
和多田配水池
和多田 1524-5
3,000 ㎥
13
山田配水池
山田 3635-3
101 ㎥
14
神田配水池
神田 1025-1
1,400 ㎥
15
唐ノ川配水池
唐ノ川 160-30
85 ㎥
16
重河内配水池
重河内 918-2
60 ㎥
17
熊ノ峰配水池
熊ノ峰 1441-11
40 ㎥
18
唐川配水池
唐ノ川 10-68
19
後川内配水池
佐志 1928-111
310 ㎥
20
橋掛田配水池
佐志 1926-126
2,500 ㎥
21
神集島配水池
神集島 583
290 ㎥
22
高島配水池
高島 1430-67
290 ㎥
23
第3配水池
浜玉町大江 1919-3
1,000 ㎥
24
第4配水池
浜玉町横田上 84-4
1,000 ㎥
1,000 ㎥
70 ㎥
8㎥
旧屋形石浄水場内
減圧水槽
8,000 ㎥
1,300 ㎥
緊急遮断弁
神田浄水場内
緊急遮断弁
緊急遮断弁
25
低部配水池
厳木町箞木 157-29
1,320 ㎥
26
西部配水池
厳木町浪瀬 1177-29
1,320 ㎥
27
浪瀬配水池
厳木町浪瀬 1006-34
81 ㎥
28
旭ヶ丘配水池
厳木町牧瀬 1163-15
60 ㎥
29
瀬戸木場配水池
厳木町瀬戸木場 424-22
60 ㎥
30
中部配水地
厳木町浦川内 1344-4
500 ㎥
31
高部配水池
厳木町浦川内 1487-6
162 ㎥
32
岩詰・栗の木配水池
厳木町平之 1520
33 ㎥
33
本門配水池
厳木町平之 2445-3
53 ㎥
34
天川配水池
厳木町天川 1818-9
86 ㎥
35
楠配水池
相知町楠 923-6
50 ㎥
36
田頭配水池
相知町田頭 1472-7
135 ㎥
37
中山配水池
相知町中山 4234-9
2,000 ㎥
38
伊岐佐配水池
相知町伊岐佐乙 562
39
伊岐佐上中配水池
相知町伊岐佐乙 560-16
20 ㎥
40
現野配水池
相知町伊岐佐乙 424-4
18 ㎥
41
天徳配水池
相知町相知 2580
100 ㎥
42
佐里配水池
相知町佐里 3030-17
211 ㎥
43
尾部田配水池
相知町平山上乙 434-1
138 ㎥
44
中央配水池
北波多田中 1720-1
45
恵木配水池
北波多行合野 813-5
4㎥
46
志気配水池
北波多志気 2836-1
75 ㎥
47
大浦配水池
肥前町大浦 25
320 ㎥
追塩
48
新木場配水池
肥前町新木場甲 2015-3
320 ㎥
緊急遮断弁・追塩
49
新星賀配水池
肥前町星賀甲 2384-1
308 ㎥
追塩
50
納所配水池
肥前町納所 48-2
264 ㎥
51
京泊配水池
肥前町納所乙 518-3
112 ㎥
813 ㎥
1,660 ㎥
52
駄竹配水池
肥前町納所 H-1084-2
120 ㎥
53
鶴牧配水池
肥前町鶴牧 1721
132 ㎥
54
向島配水池
肥前町向島 359-3
75 ㎥
55
岩野調整池
鎮西町岩野 173-28
7㎥
56
石室配水池
鎮西町石室 1290-13
57
七朗調整池
鎮西町打上 4135-2
5㎥
減圧水槽
58
下石室調整池
鎮西町石室 1177-12
5㎥
減圧水槽
59
鎮西呼子配水池
鎮西町石室 1242-1
1,400 ㎥
60
野元調整池
鎮西町石室 1490-6
5㎥
減圧水槽
61
潟川調整池
鎮西町打上 3671-2
5㎥
減圧水槽
62
横竹調整池
鎮西町横竹 1172-4
12 ㎥
減圧水槽
63
丸田調整池
鎮西町丸太 7928-3
7㎥
減圧水槽
64
塩鶴調整池
鎮西町塩鶴 2499-3
25 ㎥
減圧水槽
65
打上配水池(下段)
鎮西町打上 1444-12
276 ㎥
66
宮の本配水池
鎮西町馬渡島 308
67
野中配水池
鎮西町馬渡島 1888-17
68
黒瀬配水池
鎮西町加唐島 532-6
8㎥
69
黒瀬配水池
鎮西町加唐島 512-2
94 ㎥
70
大泊配水池
鎮西町加唐島 1107-3
12 ㎥
71
牧ノ池配水池
鎮西町松島 3477-1
20 ㎥
72
白木谷配水池
鎮西町松島 3489
10 ㎥
73
呼子配水池
呼子町呼子 3972
500 ㎥
74
殿ノ浦岡西区配水池
呼子町殿ノ浦 277-2
230 ㎥
75
加部島配水池
呼子町加部島 3290-10
256 ㎥
76
小川島配水池
呼子町小川島 323
280 ㎥
減圧水槽
192 ㎥
89 ㎥
100 ㎥
緊急遮断弁・追塩
2
対象設備
(1) 対象施設の表に記載されている施設について、当該施設に設置されている電気設備、
機械設備、計装設備、通信設備等すべての機器設備
(2) 上記以外の設備で、浄配水施設等を維持管理・運転管理するために必要な設備(委託
者が指定し、受託者が了承したもの)
3
除草(草刈り)
(1) 取水場・浄水場・ポンプ場の除草は、少なくとも年3回は実施し、作業の時期は、6月
下旬・9月中旬・11月下旬を目安に計画及び実施するものとする。
(2) 配水池・休止施設の除草は、少なくとも年2回は実施し、作業の時期は、7月上旬・
12月上旬を目安に計画及び実施するものとする。
(3) 除草に関して、各施設の近隣住民などから、もっともな苦情等があった場合は、計画
に関係なく速やかに作業を実施するものとする。
(4) 除草は、原則として機械除草(肩掛式)・集草・積込・荷卸・ダンプトラックによる
運搬とし、処分は自由処分とする。
4
配水池の清掃
(1) 配水池の清掃は、少なくとも5年間に1回は実施するものとし、業務計画書等で清掃予
定を委託者に示し承諾を得るものとする。
(2) 原則として、2槽式及び規模が小さな1槽式については人力清掃とし、1槽式で規模が
大きなものは、水中ロボット清掃(床面のみ)とする。
(3) 施設の工事及び管路事故等で清掃の必要が生じた場合は、計画に関係なく速やかに清掃
作業を行うものとする。
(3) 清掃時に断水を伴う場合(小規模な断水を想定)は、受託者が必要な広報(チラシ配布
等)を行うものとする。
5
休止施設の管理
(1) 本市水道事業が管理する休止施設についても、少なくとも年4回(3ヶ月毎)に巡回
し最低限必要な外観確認及び維持管理を行うものとする。
(2) 休止施設の外観確認の際には施設の全景を写真撮影し、写真帳及び所見を月間業務履
行報告書に綴るものとする。
別紙2(第6条関係)
浄配水施設の施設能力及び年間運転管理指標(取水量及び配水量)
各浄水場の年間運転管理指標値は、平成27年度の運転実績値をもとに作成している。
施設名
配水施設能力
(㎥/日)
取水量(㎥/日)
日平均値
日最大値
配水量(㎥/日)
日平均値
日最大値
久里第1浄水場
33,200
17,084
20,974
16,922
20,565
久里第2浄水場
16,000
9,553
11,222
9,092
10,408
久里第2工業用水
9,300
905
1,765
844
1,643
和多田浄水場
6,800
2,696
4,180
2,670
4,099
神田浄水場
2,600
1,302
1,720
1,195
1,472
浜崎浄水場
3,045
2,159
3,099
1,756
2,007
厳木多久共同浄水場
9,000
3,766
4,534
3,772
4,438
天川浄水場
85
-
-
34
82
瀬戸木場浄水場
36
34
154
11
60
岩詰・栗ノ木浄水場
31
15
26
-
-
本門浄水場
36
9
42
9
40
中山浄水場
2,700
1,747
2,355
1,684
2,213
伊岐佐浄水場
1,500
358
775
292
546
現野浄水場
18
15
37
15
39
楠浄水場
20
-
-
8
16
馬渡島浄水場
206
-
-
115
287
加唐島浄水場
100
-
-
22
78
松島浄水場
29
-
-
7
27
向島浄水場
49
25
95
18
55
別紙3(第19条、第41条関係)
委託者が受託者に貸与する貸与品等
1
久里浄水場
品名
2
仕様等
草刈機
6
肩掛け式
草刈機
3
背負い式
電工ドラム
5
小型発電機
2
ポータブルpH計
1
掃除機
1
ジャーテスター
1
高圧洗浄機
2
エンジン式
高圧洗浄機
1
電動機式
チェーンソー
1
エンジン式
水中ポンプ
4
電動機
ポンプ
1
エンジン式
東亜DKK(HM-21P)
和多田浄水場
品名
3
数量
数量
仕様等
事務用机
1
片袖机
事務用机
1
肘無椅子
ジャーテスター
1
両開き書庫
2
神田浄水場
品名
数量
仕様等
事務用机
1
片袖机
事務用椅子
1
肘無椅子
ジャーテスター
1
ポータブルpH計
1
東亜DKK
4
電工ドラム
2
水中ポンプ
1
中山浄水場
品名
5
5
片袖机
事務用椅子
4
肘有椅子
事務用椅子
1
肘無椅子
下駄棚
1
下駄箱
1
傘立て
1
書棚
1
ジャーテスター
1
掲示板
1
バルブキー
3
伊岐佐浄水場
数量
仕様等
事務用机
2
片袖机
事務用椅子
2
肘有椅子
事務用脇机
1
ジャーテスター
1
佐里上ポンプ場
品名
7
仕様等
事務用机
品名
6
数量
数量
仕様等
事務用机
1
片袖机
事務用椅子
1
肘有椅子
厳木多久共同浄水場
品名
事務用机
事務用椅子
数量
10
8
仕様等
パイプ椅子
28
プリンター
2
プロジェクター
1
ジャーテスター
1
ホワイトボード
2
ロッカー
5
応接セット
1
会議テーブル
6
テーブル
3
テーブル×1、椅子×3
別紙4(第38条関係)
消防設備点検対象及び内容
施設名
久里第1浄水場
種別
細別
粉末消火器
数量
単位
21
本
1
面
受信機
P型1級
感知器
差動式スポット型
41
個
感知器
定温式スポット型
10
個
感知器
煙式
6
個
表示灯
3
台
ベル
7
個
発信機
3
台
予備電源装置
1
式
誘導灯
3
台
誘導標識板
6
枚
久里第2浄水場
粉末消火器
9
本
久里第2浄水場
粉末消火器
2
本
粉末活性炭棟
誘導灯
3
台
双水取水場
粉末消火器
2
本
神田浄水場
粉末消火器
5
本
和多田浄水場
粉末消火器
7
本
玉島取水場
粉末消火器
2
本
浜崎浄水場
粉末消火器
4
本
誘導標識板
2
枚
中山浄水場
厳木多久共同浄水場
粉末消火器
ABC 粉末 10 型
3
本
誘導灯
(小)
1
台
8
本
1
面
16
個
粉末消火器
受信機
P型2級
感知器
差動式スポット型
感知器
定温式スポット型
2
個
感知器
煙式
2
個
ベル
2
個
発信機
2
台
予備電源装置
1
式
誘導標識板
3
枚
上神田中継ポンプ場
粉末消火器
3
本
竹木場中継ポンプ場
粉末消火器
2
本
神田内田中継ポンプ場
粉末消火器
3
本
誘導灯
2
台
粉末消火器
2
本
誘導灯
1
台
佐志中継ポンプ場
消防法(消防法第 17 条の 3 の 3)により消防用設備等を設置することが義務づけられてい
る建物の関係者(所有者・管理者・占有者)は、設置した消防用設備等を定期的に点検し、そ
の結果を消防長又は消防署長に報告するが義務があります。
(1) 点検の種類と期間(消防法施行規則第 31 条の 6・平成 16 年消防庁告示第 9 号)
機器点検6ヶ月に1回
総合点検1年に1回
(2) 点検結果の報告(消防法施行規則第 31 条の 6 第 3 項 1 号、2 号)
点検を行った結果を消防長または消防署長へ提出します。
非特定防火対象物 3年に1回
別紙5(第38条関係)
自家用電気工作物点検の対象場所
施設名
所在地
久里第1浄水場
久里 1997-2
久里第2浄水場
久里 244-1
双水取水場
双水 2093-3
和多田浄水場
和多田大土井 14-43
神田浄水場
神田 1025-1
玉島取水場
浜玉町大江 204-1
浜崎浄水場
浜玉町南山 2710-1
中山浄水場
相知町中山 4234-9
中山取水場
相知町中山 3468-5
厳木多久共同浄水場
厳木町厳木 845-1
上神田中継ポンプ場
神田 3247-1
竹木場中継ポンプ場
竹木場 5206-98
神田内田中継ポンプ場
神田 2826-1
佐志中継ポンプ場
佐志 3723-2
予備発電装置
設備
最大
受電
容量
電力
電圧
出力
(KVA)
(kW)
(kV)
(KVA)
395
6.6
302
6.6
199
6.6
122
6.6
61
6.6
20
6.6
92
6.6
1,750
60
1,030
50
530
5
700
30
150
15
75
3
200
20
200V
150
20
200
20
150
10
150
10
320
20
210
10
200/
100V
52
6.6
131
6.6
83
6.6
86
6.6
89
6.6
146
6.6
設置数
45
1台
105
1台
※ 注意
当該自家用電気工作物の維持・管理の主体は、受託者(自家用電気工作物のみなし設置者)
とし当該自家用電気工作物について電気事業法第39条第1項の義務を果たすものとする。
技術基準維持のための設備の大改修等、委託者(自家用電気工作物の設置者)が判断・実施
する部分があるものとする。
自家用電気工作物(設備)の点検の種別と内容
種別
目的
内容
日常点検
運転状態における異
常の有無を確認
主として運転中の電気設備を、1ヶ月の周期で、主
として携帯用測定器や点検者の視覚(目視)、聴
覚、嗅覚、触覚等により異常の有無を判定する。
定期点検
性能の確認、維持
(年次点検)
臨時点検
電気事故の原因究
明、台風襲来、地震
発生による異常の有
無の確認
年に1回の周期で、電気設備を停止させて、日常点
検内容のほかに、測定器具等を使用して、接地抵
抗、絶縁抵抗、保護装置の動作試験などを行うとと
もに、活線状態では点検できないような充電部のゆ
るみ、たわみ、注油、清掃などを実施する。
電気設備に故障が生じた場合、又は、生ずるおそれ
のある場合、必要な点検、測定及び試験を行い、故
障原因の究明や必要に応じて応急措置を講ずる。
受託者(自家用電気工作物のみなし設置者)に係る手続き等について(第34条関係)
(1) 受託者が保安管理業務の外注委託先を変更した場合は、速やかに経済産業省へ必要な申請
を行い、承認書の写しを委託者に提出しなければならない。
(2) 上記以外の手続きも、受託者(自家用電気工作物のみなし設置者)が当然行うべき申請等
においては、同様とする。
(3) 委託者(自家用電気工作物の設置者)と受託者(自家用電気工作物のみなし設置者)間の
協定については、電気事業法等における権限、義務、責任の基本的な区分とすることを原
則とする。
別紙6(第39条関係)
1
外注委託(庁舎関係)で実施する清掃対象範囲
施設名
清掃箇所
床面積(㎡)
久里第1浄水場
管理室
116.0
(年4回実施)
浄水管理員控室
36.0
コンピュータ室
32.0
水質試験室
34.6
廊下及びホール
58.2
1階廊下及びホール
34.2
制御ステーション
56.0
中央監視室
80.6
事務室
78.2
浴室
4.3
便所
7.0
玄関ホール
脱衣室
12.4
2.6
窓ガラス
197.8
玄関壁面
45.6
久里第2浄水場
送水ポンプ操作室
82.5
(年1回実施)
2階電気室
69.9
3階電気室
87.5
薬注ポンプ室
78.0
階段
51.1
便所
12.5
和多田浄水場
管理室
61.7
(年1回実施)
地下階段通路
56.9
便所
玄関階段
3.2
16.7
浴室
3.2
窓ガラス
55.0
神田浄水場
電気室
69.6
(年1回実施)
控室
7.2
ホール
28.1
階段
13.2
書庫
6.1
シャワー、便所及び脱衣室
7.4
脱衣室(ガラス)
10.5
厳木多久共同浄水場
2階管理室
76.5
(年3回実施)
2階計器室
27.5
2階事務室
54.6
2階階段通路
41.0
1階水質試験室
15.5
※ 窓ガラス(年1回実施)
104.0
中山浄水場
玄関ホール・備品倉庫・トイレ
34.8
(年1回実施)
OA室
26.8
風除室
3.2
窓ガラス
2
13.0
外注委託(庁舎関係)で実施する植栽管理
施設名
内容
久里浄水場
年2回実施
和多田浄水場
樹木剪定・薬剤散布・施肥(剪定残材の処分含む)
厳木多久共同浄水場
※ 浄水場における薬剤散布は、噴霧する事は避け、粒状等の物を用いて沈澱池等
に薬品が入らない様にしなければならない。
別紙7(第41条関係)
個別排水処理施設使用料調達の対象施設
施設名
下水道使用量(参考)
久里浄水場
使用者番号 17157757
22㎥/月
和多田浄水場
使用者番号 17163866
5㎥/月
神田浄水場
使用者番号 17170568
5㎥/月
厳木多久共同浄水場
浄化槽保守点検
(単独処理浄化槽)
点検 6 回/年
分離接触ばっき気方式
定期清掃 1 回/年
中山浄水場
浄化槽保守点検
(合併処理浄化槽) 固液分離型流量調整付
担体流動生物ろ過循環方式
点検 4 回/年
※
21人槽
5人槽
定期清掃 1 回/年
浄化槽保守点検業務は、清掃業務を含むものとする。
厳木多久共同浄水場及び中山浄水場の浄化槽保守点検業者は、つぎのとおり
〒849-3201
唐津市相知町相知 2399-2
㈱松浦環境センター
※
電話 0955-62-2754
浄化槽法第 11 条の定期検査についても含むものとする。
厳木多久共同浄水場及び中山浄水場の定期検査を行う業者は、つぎのとおり
指定検査機関
〒840-0033
佐賀市光 1-1-2
財団法人佐賀県環境科学検査協会
電話 0952-22-1733
別紙8(第50条関係)
業務及び責任分担
対
1
2
3
4
5
※
財産管理
運転管理
浄水処理管理
保全管理
防災
象
項
目
(1) 行政財産使用許可
(2) 占用許可申請
(3) 管理用用地管理
(4) 水利権許可申請
(1) 苦情処理
ア 苦情初期対応(電話対応)
イ 苦情対応(現場対応)
(2) 導・送・配水管事故
ア 漏水初期対応(電話対応)
イ 漏水対応及び復旧対応
ウ 大規模な漏水及び広範な断水を伴う漏水
(3) 停電
ア 落雷等による停電
イ 送電事故等に伴う地域大規模停電
(4) 施設事故(薬品漏洩、場内配管破損等)
ア 初期対応
イ 減断水を伴わない事故
ウ 減断水を伴う事故
(5) 浄水発生土搬出処分に係る業務
ア 契約
イ 連絡、マニフェスト発行に係る準備作業
(6) 水運用
ア 軽微な水運用
イ 平常時及び事故時の水運用
(1) 平常時の処理
(2) 施設故障時の処理
ア 供給水質に影響を与えない事態
イ 減断水を伴う事態
(3) 水質異常時の処理
ア 供給水質に影響を与えない事態
イ 減断水を伴う事態
(1) 点検
(2) 修繕(簡易な修繕及び小修繕)
(3) 埋設配管漏水復旧(場内配管)
(4) 施設改良
(5) 電気主任技術者
(1) 地震(震度3以上)
ア 委託施設(浄配水施設等)
イ 委託外施設(導・送・配水管等)
(2) 火災
ア 初期対応(消防通報・委託者への通報)
イ 火災に伴う対応
(3) 佐賀県及び市の防災体制に基づく業務
責任分担
委託者
受託者
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
委託者、受託者双方に○が付いているものは、状況に応じ、委託者と受託者の両者
に責任が発生することが考えられることから、連絡等により責任の分担を図る。