第110回地域医療カンファレンス抄録

第 110 回 東京医療センター地域医療カンファレンス
開催場所: 国立病院機構東京医療センター 病棟会議室
開催日時: 平成 28 年5月 19 日(木) 19 時 30 分~
テ ー マ: 末梢神経障害とそれと間違えられる疾患—上肢を中心に
担
当: 国立病院機構東京医療センター 整形外科 医長 有野浩司
整形外科では骨折・脱臼などを中心とした外傷や脊椎・脊髄疾患・変形性関節症などの
関節の変性疾患・骨軟部腫瘍・絞扼神経障害などの末梢神経障害などを扱っています。
それぞれ診断基準がはっきりしているものもありますが、まだ基準がしっかりと定まっ
ていないもの、診断に難渋するものもあります。
運動障害・
(不全)麻痺を示すものに末梢神経障害がありますが、腱や筋肉の損傷・
腱の癒着などで似た症状を示し、ご紹介いただくことがあります。特に長期間の治療を
すでに受けた例など原因が複雑に思われることがあります。
本講演では末梢神経障害例と神経麻痺疑いでご紹介をいただいた例を提示してそれ
らの治療についてお話しする予定です。
担当医略歴:
1987 年 3 月
同年 4 月
1997 年 1 月
慶応義塾大学医学部卒業
慶応義塾大学医学部整形外科学教室入室
防衛医科大学校
2000 年 5 月から 2001 年 5 月
整形外科助手
スウェーデン王国
2004 年 10 月
防衛医科大学校
2013 年 4 月
防衛医科大学校
2015 年 4 月
東京医療センター
ルンド大学手の外科
整形外科講師
整形外科准教授
整形外科医長
学 会:
日本整形外科学会専門医・代議員、日本手外科学会専門医・代議員、
日本肘関節学会評議員、東日本整形災害外科学会評議員、
日本末梢神経学会評議員、米国手外科学会(ASSH)会員など
*このカンファレンスは日本医師会生涯教育講座の認定単位を取得できます。
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