実際はレポートは Wordでよい。 2016年5月27日 みほん もちろん、「???」 には Excelで出てきた 数値を自分で入れる。 2015BB999 南山花子 架空の データでの 例 • P-値 0.10 < 0.05 < 0.01 < 0.001 < 係数 標準誤差 切片 13.36571 1.867478 Excelでの回帰分析結果 人口密度 -0.0019 0.001447 の表を書く。 1人当たり床面積 -0.04566 0.071797 1人当たり商用車台数 84.66843 11.32457 t 7.157092 -1.30986 -3.63594 7.476528 P-値 1.15E-06 0.206714 0.053282 6.34E-07 これはレポートに書かない。 P-値 P-値 P-値 P-値 P-値 ≦ ≦ ≦ ≦ → 0.10 → 0.05 → 0.01 → 0.001 → 有意ではない 10%水準で有意である 5%水準で有意である 1%水準で有意である 0.1%水準で有意である 各々の説明変数について このようにレポートに書く。 散布図 はどれ か1つで よい。 レポートはこのスライドまで。 36枚目は不要。 33 Excelでの回帰分 析結果の表の数値 を使って、 この推定式を書く。 このスライド の数値は微 妙にデタラメ です。 自分で計算し た本当の結果 で書くこと。 回帰係数の この値も正しく 直すこと。 35 PD(人口密度)は有意ではない。したがって、PD(人口密 度)が大きい国ほど小売店舗密度は小さくなる。 とはい えない。(これは架空のデータ。実際の課題とは違う。) なぜ日本の小売店舗密度は高かったのか? • 日本の住居は狭く,そのために家庭内在庫 費用が高かった。このことは非耐久消費財の 店舗密度を高める傾向を持つ。 • 一人あたりの乗用車使用台数が低く,劣悪な 道路事情や徒歩による買い物は,消費者の 移動費用を高め,店舗密度を高めた。 • 一人あたり商用車使用台数が高く,また国土 も狭いから,小売業者の仕入費用は低く,小 売店舗密度を高める要因となった。 36 第3章 卸売商業の構造 この章の主な問題 • なぜ流通は多段階になるのか(なぜ卸売業 者が介在するのか)。 • 流通の段階数はどのような要因によって規定 卸売段階数 されるのか。 0 0 1 0 消 小 生 • 流通の段階数 2 1 メ ー カ 産 者 ー 一次卸 二次卸 卸売 段階 卸 卸 卸 売 業 者 費 者 商業者 (流通業者) 段階数 三次卸 37 小 売 業 者 消 3 2 流 卸 通 売 費 者 卸売段階数:流通経路の長さ(経路のなかに何人の卸売業 38 者が介在しているか) 卸売段階の垂直的な段階分化 - 収集・中継・分散 卸売業者 • メーカーと小売の間を仲介し,情報伝達や物流の効率 化。 • 小規模なメーカーと地域的で多数の小売業者との間の 情報(個々のメーカーがなにを供給しているか,個々の 小売業者がどんな商品を取り揃えようとしているか)の 隔たり。 • メーカーから購入した商品を分類,等級付けする。これ は規模の経済性が働く。商品の品質を自らの評判に 基づき保証した上で小売業者へ再販売する。メーカー から商品情報を小売業者へ伝達し,両者の間で情報 を縮約,斉合する。 • 卸売業者(流通業者)介在による「取引数削減の原理」 39 メーカー,産地生産者などから(多種の)商品を 収集 ↓ 倉庫,配送拠点などで商品の入荷,在庫,仕分け, 流通加工,注文処理,出荷 = 中継 ↓ 販売先(他の卸,小売業者,その他)へ出荷 = 分散 収集・中継・分散機能を一括して行う卸売業者もあれば, 収集卸売業者,中継卸売業者,分散卸売業者 あり。 40
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