文|土作彰(奈良県北葛城郡広陵町立広陵西小学校) 返事の意義をきっちり指導しよう! 。今立っている 学年末、6年生の卒業を控 を座らせる) えて、何かと行事練習が多く 人たちは、何も言わなかった 『わかりましたか?』 なってきます。指導の際、い 人です。 ろいろな説明や指示をします と聞かれて黙っていたという が、一連の説明が終わった時 ことは『いいえ、わかりませ 』とい に「わかりましたか?」と子 ん。質問があります。 どもたちに尋ねることがある う意思表示なのです。もう一 でしょう。この「問い」を発 度聞きます。さっき先生が言 したら、子どもたちに求める っ た こ と が わ か り ま し た かになります。 もし「いいえ。 」という子ど 「はい!」と答えるでしょう。 返事は、基本的に次のどちら か?」ここで多くの子どもは ①「はい(わかりました) 」 ②「いいえ(わかりません) 、 もがいたら質問を受け付けま す。 質問があります」 「わかりましたか?」と尋 このような指導を通して、 ねた時、何も反応がない状態 意思表示の返事ができる子ど を許したままでは、 「尋ねら もに育てたいですね。 れても返事をしなくてよい」 と教えたことになります。教 師は次のように言うべきで す。 「さっき先生は『わかりま したか?』と聞きました。そ の時に、 『はい!』と返事し た人は座りましょう(該当者 イラスト|吉田朋子 No.19 No.17
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