教学講座発心教材(問題編)

はいどく
かいもくしょう
ご もん
教学講座発心教材/ 開 目 抄
ざ だん かい
年
と
やくそく
わ
なんねん
で し
こと
こと
しょなん
しっぴつ
とき
わ
うたが
で し
こころ
たく
ちょう せき おし
じ ぜん
たいごうしゅう
らひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし
ほんしょう
しっぴつねん
さ
げんごう
てき かく
執筆年(元号)
…
だいごう
しめ
ぶん
えい
ねん
こた
文 永 9 年
ご もん
ぶっかい
しっぴつ ば しょ
執筆場所…
うたが
さ
佐
流 布
かん けつ
ど
渡
こた
こた
てん
か ご
みな
たいごうしゅう
対告 衆 …
一、本 抄 は何年に、どこで執筆され、どなたに託された(対告 衆 )
かを、それぞれ答えなさい。
ほんしょう
二、本 抄 の題号を的確に指し示された御文を答えなさい。
じ ひ こう だい
え ど
ほ け きょう
きょう もん
修行は穢土の一日の功徳に及ばず
ぼう せん
め ざ
なか
せつ めい
お
さんるい
ごう てき
『
報恩抄』
(
御書全集329㌻)
さんしょう し ま
三、傍線イについて、法華 経 の経 文をふまえて説明しなさい。
いっしょうじょう ぶつ
しゅったい
ぐ たいてき
せつ めい
㌻~421㌻ が
)> 出 来する。
ぼう せん
おな
ふ しゃくしんみょう
四、傍線ロについて、具体的に説明しなさい。
にち れんだいしょう にん
りょく
ゆ げん
ほんしょう
力 を湧現させること。
ぼう せん
ひとびと
そん けい
しる
しゅ し しん
しん
さんとく
つらぬ
しめ
こた
つづ
五、傍線ハ・
ニについて、本 抄 ではどのように記されているかを答えなさい。
なん
ひとり
う
もん てい
ほ け きょう
ひ ちん
ぎょう じゃ
きょうもんどお
ぐ たいてき
しめ
た
じ
あ
ご もん
いち ねんさんぜん
しる
こた
おお
だいなん
が難を受けるのは 経 文通りであることが記されている。
ぼう せん
倉
ご かん き
とき
せん
きゅうひゃくきゅうじゅうきゅう にん
お
六、傍線ホについて、具体的に示されている御文を答えなさい。
鎌
いけ だ めい よ かいちょう
かた
じょう ぶつ
う
そうろう
かまくらにも御勘気の時 千
・が 九 百 九 十 九 人は堕ちて 候
ご もん
ぶっぽう
しん ずい
しん そく じょう ぶつ
しん
ほう
にじゅう ぎょう
こん なん
いち だいしょうぎょう
ばんにん
の
あ
ぶっしょう
か
せんじん
しん
げ
し
こ
うたが
拙
じょう
条
けんとう
まっぽう
『
新尼御前御返事』
(
同907㌻)
こた
じ しん
七、この御文について、池田名誉会 長 はどのようなことを語っておられるかを答えなさい。
にち れんだいしょう にん
ま
きょうじん
なに
しん
つらぬ
じょう ぶつ
じ ぞく
けってい
しん
にも負けない 強
「 靭な信 で
」あることこそ 成 仏を決定づける。
【参考資料/大白蓮華
月号
5
きん
もの
げん せ
ご
金 吾
ちから づよ
ほ け きょう
しん
せいめい
ほ け きょう
だいしょう
ぎょう じゃ
ま しょう
作/法梅蓮】
ことが肝要です。また、何があっても 貫 いていく「持続する信」でなければなりません。そして、いかなる魔 性
かんよう
日蓮大 聖 人の仏法の真髄は 信
「 即
」 成
「仏 で
」す。その「信」は、自身と万人の仏 性 を信ずる「深き信」である
ふか
人お一人、法華 経 の 行 者として立ち上がり、多くの大難を受けてきたことを述べられ、末法の法華 経 の 行 者
にん
本門寿 量 品の文底に秘枕されている『
事の一念三千』
こそが 成 仏の法であることを明かされます。そして、大 聖
ほんもんじゅりょう ほん
人々が尊敬すべきものとして、 主
「師親の三徳 を
」示され、続いて 釈 尊の一代 聖 教 の浅深を検討され、法華 経
しゃくそん
日蓮大 聖 人と同じく不 惜 身 命 の 強
「 き信 を
」 貫 いていくことで、いかなる困難をも勝ち越える 力 強い生命
つよ
一 生 成 仏を目指す中で、 三
二十行の偈』学(会版法華経417
「 障 四魔 が
」起こり、 三
「類の強敵 勧
」<持品第 十 三『
かん じ ほん だいじゅうさん
る功徳あり、無間地獄の道をふさぎぬ、此の功徳は伝教・天台にも超へ竜樹・迦葉にもすぐれたり、極楽百年の
ごくらく
日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし、日本国の一切衆生の盲目をひらけ
四
の安穏ならざる事をなげかざれ、我が弟子に 朝 夕教えしかども・ 疑 いを・をこして ホ皆すてけんつたなき者のな
あん のん
我並びに我が弟子・ イ諸難ありとも ロ疑う 心 なくば自然に仏界にいたるべし、ハ天の加護なき事を疑はざれ ニ現世
こと
月度座談会拝読御書対応版〉
5
問 題
〈
16
月度の座談会で拝読する、『開目 抄 』
の御文について、あとの問いに簡潔に答えなさい。
がつ ど
法梅蓮の
われなら
5