会長挨拶 - 青年海外協力隊千葉OB会

【新年度の会長挨拶】
平成28年度が始まって早1ヶ月、昨年度の会長挨拶に「JOCV創設50周年、次の
50年はどうなっていくのでしょうか。」と書きましたが、新年度の挨拶としては話
が大きすぎますので、身近な「次の会長は」と言う少々頭の痛い現実的な問題を提
起したいと思います。
OB会長になって早5年目、2011年初頭にJOCV千葉OB会が存亡の危機にあると
のことで、長年国際協力で飯を食ってきた者として恩返しの意味もあり会長を引き
受けました。
以来、がむしゃらとは言いませんが、会の再建のために自分なりに努力してきま
した。会報の発行、ホームページの充実、イベントへの積極的な参加、エッセイコ
ンテスト、JOCVナビなど、以前は普通に実施していた事業を普通にやれるまでに
なり、更にグローバルキッチン(料理教室)やOB/OG懇親会など若手中心の事業
も実施できるようになりました。それぞれの事業にはしっかりとした担当者がいて、
きちんとその任を果たしていただいています。
この5年間、常々言ってきたこと、それは「OB会活動は、できる人が、できる範
囲内で、できることをやる」と言うことです。義務的に無理してやっても良いこと
は一つもありません。だからと言って、ごく少数の人に仕事が偏っては長続きする
ものでもありません。
従って、会長として心掛けてきたことは、できるだけ多くのOB/OGに気軽に関
わってもらうことでした。協力隊は人材の宝庫であり、多種多芸な人々の集団です。
それぞれの強みを思う存分発揮していただき、会の活性化に繋がればよいと腐心し
てきました。その結果が今です。
「青年」海外協力隊OB会は、やはり若手が表舞台で踊ってくれなければ、話に
なりません。前期高齢者の私が言うのもなんですが、元気な若手と経験豊富なシニ
アが程よくミックスしてこそ会は活性化します。そのレベルにやっと到達したと思
っています。
問題はその次、老兵がいつまでものさばっていては困りものです。加山雄三さん
ではありませんが、永遠の青年というには少々無理がありますので、ここはひとつ
若手に登場していただきましょう。
と、言うことでお願いします。会長の後継者、出でよ!
我こそはと思う若手は名乗りを上げてください。もちろん男女不問です。
2016年5月
青年海外協力隊千葉OB会 会長 浜田眞一
(昭和51年度2次隊前期組、ケニア、測量)