熊本地震支援活動個人レポート No.2

【活動報告】
福岡県・八幡薬剤師会
工藤 信孝
■4月16日
益城総合体育館の報告内容
植木インターから熊本市内までの状況は、スーパーなど店は開いていても、長蛇の
列となっているので、福岡で買っていくこと。
益城総合体育館の運営は、業務委託受けているYMCAが引き継いでいる。
体育館到着後、熊本県薬剤師会 1 名より交代引継ぎ。
便秘、下痢、褥瘡、せん妄(脱水か、環境か、それらの混合か)等が増えてきた。
DMAT8チーム中、薬剤師同行は福岡1チーム、広島 1 チームのみ。
■4月17日
熊本県薬より2名
・木山中学校:立ち入り禁止
・益城中央小学校:避難者300名
物資あり、近隣農家より新鮮キャベツなど提供
ボランティア連盟が入っている。
医師の巡回資料があること確認
DMATより24時間外傷以外の定期薬に関しても受診可能と説明有
・特別養護老人ホーム いこいの里・・・嘱託医師の往診
物資は多いが、基本入居者用
2 階に幼い子供家族、1階ホールに高齢者と分けられており、非常によい環境
薬を服用していない→朝ごはん食べていない(時間的に、内容的に朝食でないな
ど)→降圧剤を服用しない→患者相談受け、糖尿病患者がいないこと確認し服薬は
定時に服薬説明
DMATが24時間外傷以外の定期薬に関しても受診可能と説明し、移動が困難
な方は、お薬手帳で対応と説明
上記移動中、大きく壊れた家屋、斜面は 再度の揺れ、雨で大変危険
夜間は、女性の単独行動はなるべく避けた方がよい。照明あっても男性と一緒に
トイレの場所まで行く等し、ライトは頭に着けるタイプがよい。
洪水などにも備え、避難ルートの確認も必要
1 日目でしたが既に、せん妄様→薬剤なくデパス 1mg で対応、3 時間後にもう一度
徘徊受診。
クランプ(こむら返り)→薬なく、毛布を調達し温めてもらう。
インスリンの針がない。
小児の便秘も増えている→浣腸が必要
アトピー性皮膚炎悪化→ステロイド外用と赤ちゃん用お尻洗拭使い捨てタオル(アル
コールフリー)