ビジネスポータルご利用ガイドver1.2

Enterprise Cloud
（ビジネスポータルご利用者様向け）
ご利用ガイド
（ユーザ管理初期設定編）
1.2 版
本書の一部または全部を NTT コミュニケーションズ株式会社の許可なく複製することを禁
じます。
本書の内容は予告なく変更することがあります。
目次
1.
本書をご利用いただくにあたって .................................................................................. 4
1.1.
2.
本書の目的 ............................................................................................................... 4
ユースケースと設定手順................................................................................................. 5
2.1.
想定ユースケース .................................................................................................... 5
2.2.
前提条件 ................................................................................................................... 7
2.3.
設定手順 ................................................................................................................... 8
2
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変更履歴
日付
変更
Version
2013.11.7
初版
2014.11.20
1.1
UI 変更に伴う図の差し替え
2015.8.25
1.2
サービス名称変更に伴う修
正
3
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1. 本書をご利用いただくにあたって
1.1.
本書の目的
本書では、NTT コミュニケーションズビジネスポータルから Enterprise Cloud（以下
「EC」
）をご利用になるお客様向けに、ユーザ、ユーザグループおよび EC の各種機能操作
権限を管理する為の初期設定を、想定ユースケースに沿って記載しています。
NTT コミュニケーションズ
ビジネスポータルの一般的な操作方法については、『NTT
コミュニケーションズビジネスポータルご利用ガイド（ユーザ管理編）
』または『NTT コ
ミュニケーションズビジネスポータルご利用ガイド（一般ユーザ編）』をご覧ください。
お客様へのお願い
本書 2.3.6 に記載されていますグローバルポータル権限の編集については，弊社からのお
知らせを受信するために必要な設定でありますため，確実な実施をお願いいたします．
4
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2. ユースケースと設定手順
2.1.
想定ユースケース
NTT コミュニケーションズビジネスポータルは、NTT コミュニケーションズが提供す
るグローバルシームレスサービスを一元的に参照／管理する機能を提供しています。その
為、複数のサービス／契約をご利用の場合、ユーザが複数のサービス／契約を横断的に参
照／管理することができます。
一方で、組織における IT による統制を考えた場合、特定の業務関連者には特定のサービ
ス／契約に対して特定の管理権限で限定的なアクセスを許可したいケースが多くあります。
本書では、このような場合を想定し、以下のようなユースケースを具体的に設定していま
す。
株式会社 X では、NTT コミュニケーションズの提供する Arcstar Universal One や EC
等の複数のグローバルシームレスサービスを利用中です。X 社の情報システム部門であるシ
ステム部に所属する管理責任者のユーザ A は、NTT コミュニケーションズビジネスポー
タルを活用してこれら複数のサービス／契約を横断的に管理しています。システム部には、
EC を専任で管理するチームがあり、チームの責任者であるユーザ B は EC に限ってすべて
の管理権限を持つ必要があります。また、チーム内には責任者のユーザ B とは別に、EC の
仮想サーバーのみを専任で管理する運用担当者のユーザ C がおり、EC の仮想サーバー関係
に関する管理権限のみを持つ必要があります。
本書では、上記のユースケースに基づいて、NTT コミュニケーションズビジネスポータ
ルを用いて以下のようなユーザグループ（表 2-1）およびユーザ（表 2-2）を作成し、各ユ
ーザグループに対して適切な機能操作権限を設定する方法をご説明します。
表 2-1
名前
説明
システム部用グループ
NTT コミュニケーションズビジネスポータルに対応したすべて
のサービス／契約の管理ができるグループ。
株式会社 X における情報システム部門の全体管理責任者を想定。
EC オペレータグルー
NTT コミュニケーションズビジネスポータルにて EC のサービス
プ
／契約の全体管理ができるグループ。
株式会社 X における情報システム部門のクラウド基盤管理責任者
を想定。
EC 仮想サーバー管理
NTT コミュニケーションズビジネスポータルにて EC のサービス
グループ
／契約にて仮想サーバーのみの管理ができるグループ。
株式会社 X における情報システム部門のサーバー運用者を想定。
5
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表 2-2
名前
説明
ユーザ A
システム部用グループに所属するメンバ。
ユーザ B
EC オペレータグループに所属するメンバ。
ユーザ C
EC 仮想サーバー管理グループに所属するメンバ。
6
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2.2.
前提条件
本書では、想定ユースケースのご説明にあたって、NTT コミュニケーションズビジネス
ポータルにて、一部のサービス、契約、ユーザグループおよびユーザが事前に登録済みで
あることを前提条件とし、この前提条件に続く各種設定方法を本書の記載範囲としていま
す。
（図 2-1）なお、EC 以外の各種サービス／契約については、簡易化のために説明を省
略しています。
NTT コミュニケーションズビジネスポータルそのものの各種設定方法、ユーザグループ
やユーザ等の内容に関しましては、
『NTT コミュニケーションズビジネスポータルご利
用ガイド（ユーザ管理編）
』をご参照下さい。
前提条件
サービス
※お客様にて事前に設定いただく必要があ
Enterprise Cloud
ります。設定方法については『NTT コミュ
ニケーションズ
ビジネスポータル
ご利
用ガイド（ユーザ管理編）
』をご参照下さい。
契約
EC-1111
一般ユーザ
システム部用
EC オペレータ
EC 仮想サーバー管
グループ
グループ
グループ
理グループ
ユーザ
ユーザ A
ユーザ B
ユーザ C
ユーザ管理
Management
グループ
User Group
本書の記載範囲
図 2-1
7
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2.3.
設定手順
本節では、前述のユースケースに従って、具体的な設定手順をご紹介します。
2.3.1. EC オペレータグループの作成
EC オペレータグループ（EC の全ての管理ができるユーザグループ）を新規登録する手
順をご説明します。朱色の部分が本項の記載範囲です。
（図 2-2）
2.3.1. ECオペレータグループの作成
ユーザAが、ECオペレータグループ（ECの全ての管理ができるユーザグループ）を作成しま
す。
2.3.2. ユーザBの作成、Management User GroupとECオペレータグループへ登
録
ユーザAが、ユーザBをManagement User GroupとECオペレータグループに登録します。
ユーザBはユーザ管理とECの一部について、参照・編集が可能となります。
2.3.3. ECオペレータグループの機能操作権限の編集
ユーザBが、ECオペレータグループの詳細な機能操作権限を編集します。ユーザBは全ての
機器について、参照・編集が可能となります。
2.3.4. 仮想サーバー管理グループの作成、機能操作権限の編集
ユーザBが、EC仮想サーバー管理グループ（仮想サーバーの管理のみ可能なユーザグルー
プ）を作成し、機能操作権限を編集します。
2.3.5. ユーザCの作成、仮想サーバー管理グループへ登録
ユーザBが、ユーザCを作成すると同時に仮想サーバー管理グループへ登録します。ユーザC
は仮想サーバーの管理が可能となります。
2.3.6. 各ユーザにおけるグローバルポータル権限の編集
Management User Groupに所属するユーザ（ユーザAまたはユーザB）がユーザA、ユーザ
BおよびユーザCのグローバルポータル権限を編集します。
図 2-2
8
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1.
ユーザ A が NTT コミュニケーションズビジネスポータルにログインし、ダッシュ
ボード画面にて、【ユーザ管理】ボタンをクリックします。（図 2-3）
図 2-3
9
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2.
ユーザ管理メニュー画面が表示されるので、
【ユーザグループ管理】ボタンをクリッ
クします。
（図 2-4）
図 2-4
3.
ユーザグループ情報一覧画面にて、
【ユーザグループを登録する】ボタンをクリック
します。
（図 2-5）
図 2-5
10
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4.
ユーザグループ登録（グループ名入力）画面が表示されるので、ユーザグループ名
／説明に内容を入力します。（図 2-6）
図 2-6
ユーザグループ登録時の設定項目は以下の通りです。
（表 2-3）
表 2-3
項目
ユーザグループ名
必須/任意
必須
説明
ユーザグループの名称を入力。
今回は EC オペレータグループを入力。
説明
任意
ユーザグループに関する説明（用途等）を入力。
グループに所属させるサ
必須
必要な権限を選択。今回は EnterpriseCloud の
ービス／契約の選択
5.
参照と編集を選択。
グループに所属させるサービス／契約を選択し，
【ユーザグループを登録する】ボタ
11
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ンをクリックします。（図 2-7）
図 2-7
6.
保存確認ダイアログが表示されますので、【はい】ボタンをクリックしてください。
（図 2-8）
図 2-8
7.
ユーザグループ作成（完了）画面が表示されます。
（図 2-9）
12
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図 2-9
13
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2.3.2. ユーザ B の作成、Management User Group と EC オペレータグループへ登録
ユーザ B を作成し、システム部用グループと EC オペレータグループに所属させる手順
をご説明します。これにより、ユーザ B はユーザ管理と EC の一部について参照・編集が
可能となります。朱色の部分が本項の記載範囲です。（図 2-10）
2.3.1. ECオペレータグループの作成
ユーザAが、ECオペレータグループ（ECの全ての管理ができるユーザグループ）を作成
します。
2.3.2. ユーザBの作成、Management User GroupとECオペレータグループへ
登録
ユーザAが、ユーザBをManagement User GroupとECオペレータグループに登録します。
ユーザBはユーザ管理とECの一部について、参照・編集が可能となります。
2.3.3. ECオペレータグループの機能操作権限の編集
ユーザBが、ECオペレータグループの詳細な機能操作権限を編集します。ユーザBは全て
の機器について、参照・編集が可能となります。
2.3.4. 仮想サーバー管理グループの作成、機能操作権限の編集
ユーザBが、EC仮想サーバー管理グループ（仮想サーバーの管理のみ可能なユーザグルー
プ）を作成し、機能操作権限を編集します。
2.3.5. ユーザCの作成、仮想サーバー管理グループへ登録
ユーザBが、ユーザCを作成すると同時に仮想サーバー管理グループへ登録します。ユー
ザCは仮想サーバーの管理が可能となります。
2.3.6. 各ユーザにおけるグローバルポータル権限の編集
Management User Groupに所属するユーザ（ユーザAまたはユーザB）がユーザA、ユ
ーザBおよびユーザCのグローバルポータル権限を編集します。
図 2-10
14
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1.
ユーザ A が NTT コミュニケーションズビジネスポータルにログインし、ユーザ管
理メニュー画面から、
【ユーザ管理】ボタンをクリックします。
（図 2-11）
図 2-11
2.
ユーザ情報一覧画面が表示された後、
【ユーザを登録する】ボタンをクリックします。
（図 2-12）
図 2-12
15
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3.
ユーザ作成画面が表示されますので、メールアドレス／氏名等を入力して下さい。
（図 2-13）
図 2-13
ユーザ登録時の設定項目は以下の通りです。
（表 2-4）
表 2-4
項目
必須/任意
説明
メールアドレス
必須
ユーザのメールアドレスを入力。
氏名
必須
ユーザの氏名を入力。
今回はユーザ B を入力。
連絡先（電話番号）必須
ユーザの電話番号を入力。
所属組織名
任意
ユーザの所属部署名を入力。
備考
任意
ユーザに関する説明（役割等）を入力。
言語
必須
ユーザが使用する言語を選択。
今回は日本語を選択。
タイムゾーン
必須
ユーザのタイムゾーンを選択。
今回は Asia/Tokyo を選択。
ユーザグループ
任意
登録するユーザグループを選択。
16
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◆ご注意◆
ユーザ作成画面に入力した下記の項目は、登録されたユーザがパスワード設定する際に、
「本人確認」のために登録した情報と同一内容を画面に入力します。下記の登録情報を登
録されたユーザに必ずお伝えください。
4.

メールアドレス

氏名

連絡先（電話番号）
選択をクリックすると、ユーザグループ選択ダイアログが表示さるので、ユーザグ
ループの【選択】ボタンをクリックしてください。
（図 2-14）
図 2-14
17
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5.
EC オペレータグループとユーザ管理グループを選択後、
【ユーザグループを選択す
る】ボタンをクリックして下さい。
（図 2-15）
図 2-15
18
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6.
「ユーザ情報を登録する」ボタン押下後，新規ユーザ登録確認ダイアログが表示さ
れますので、
【はい】ボタンをクリックしてください。（図 2-16）
図 2-16
19
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2.3.3. EC オペレータグループの機能操作権限の編集
EC オペレータグループの機能操作権限を編集し、全ての設備・機器への操作を可能にし
ます。朱色の部分が本項の記載範囲です。（図 2-17）機能操作権限の詳細に関しましては、
『Enterprise Cloud ご利用ガイド』の「機能操作権限とは」をご参照下さい。
2.3.1. ECオペレータグループの作成
ユーザAが、ECオペレータグループ（ECの全ての管理ができるユーザグループ）を作成
します。
2.3.2. ユーザBの作成、Management User GroupとECオペレータグループへ
登録
ユーザAが、ユーザBをManagement User GroupとECオペレータグループに登録します。
ユーザBはユーザ管理とECの一部について、参照・編集が可能となります。
2.3.3. ECオペレータグループの機能操作権限の編集
ユーザBが、ECオペレータグループの詳細な機能操作権限を編集します。ユーザBは全て
の機器について、参照・編集が可能となります。
2.3.4. 仮想サーバー管理グループの作成、機能操作権限の編集
ユーザBが、EC仮想サーバー管理グループ（仮想サーバーの管理のみ可能なユーザグルー
プ）を作成し、機能操作権限を編集します。
2.3.5. ユーザCの作成、仮想サーバー管理グループへ登録
ユーザBが、ユーザCを作成すると同時に仮想サーバー管理グループへ登録します。ユー
ザCは仮想サーバーの管理が可能となります。
2.3.6. 各ユーザにおけるグローバルポータル権限の編集
Management User Groupに所属するユーザ（ユーザAまたはユーザB）がユーザA、ユ
ーザBおよびユーザCのグローバルポータル権限を編集します。
図 2-17
20
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1.
ユーザ B が NTT コミュニケーションズビジネスポータルにログインします。画面
上部のグローバルナビゲーションにおいて，サービス一覧の上にマウスカーソルを
移動させると、Enterprise Cloud が表示されますのでクリックします。（図 2-18）
図 2-18
2.
EC の管理画面が表示されますので、管理タブの権限設定をクリックします。（図
2-19）
21
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図 2-19
3.
権限グループより、権限設定変更したいグループ（今回は、テストグループ）をク
リックします。
（図 2-20）
図 2-20
4.
機能操作権限の管理画面最下部に表示された編集をクリックします。
（図 2-21）
22
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図 2-21
◆ご注意◆
EC にて複数のデータセンターをご利用の場合、機能操作権限の管理画面が
Europe/USA/APAC/Japan 等の地域に分かれて表示される場合があります。この場
合、すべての地域に対して同様の操作を行ってください。
23
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5.
表 2-5 に記載している設備・機器（全ての設備・機器）に対する参照、編集、アラ
ームにチェックを入れてください。
（図 2-22）これにより、EC オペレータグループ
に所属するユーザは EC の全ての設備・機器を管理することができます。
表 2-5
機能操作権限
参照
編集
アラート
Default 以外
○
○
○
Default
○
○
○
Default 以外
○
○
○
Default
○
○
○
Default 以外
○
○
○
Default
○
○
○
Default 以外
○
○
○
Default
○
○
○
Enterprise cloud
Default 以外
○
○
○
vApp
Default
○
○
○
Enterprise cloud
Default 以外
○
○
○
仮想サーバーテンプレート
Default
○
○
○
Enterprise cloud
Default 以外
○
○
○
コンピュートリソースプール
Default
○
○
○
Enterprise cloud
Default 以外
○
○
○
プライベートカタログ
Default
○
○
○
Enterprise cloud
Default 以外
○
○
○
vCIC GW
Default
○
○
○
Enterprise cloud
Default 以外
○
○
○
vVPN GW
Default
○
○
○
Enterprise cloud
Default 以外
○
○
○
vInternet GW
Default
○
○
○
サービス
Enterprise cloud サービス
Enterprise cloud vFW
Enterprise cloud vLB
設備・機器
24
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図 2-22
25
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6.
設定内容を確認し、問題がないようであれば画面下部にある【更新】ボタンを押し
ます。
（図 2-23）
図 2-23
26
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7.
設定を確認します。
（図 2-24）
27
Copyright © 2013 NTT Communications.
図 2-24
28
Copyright © 2013 NTT Communications.
29
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2.3.4. 仮想サーバー管理グループの作成、機能操作権限の編集
仮想サーバー管理グループ（仮想サーバーの管理のみ可能なユーザグループ）を作成し、
機能操作権限を編集します。朱色の部分が本項の記載範囲です。
（図 2-25）
2.3.1. ECオペレータグループの作成
ユーザAが、ECオペレータグループ（ECの全ての管理ができるユーザグループ）を作
成します。
2.3.2. ユーザBの作成、Management User GroupとECオペレータグルー
プへ登録
ユーザAが、ユーザBをManagement User GroupとECオペレータグループに登録し
ます。ユーザBはユーザ管理とECの一部について、参照・編集が可能となります。
2.3.3. ECオペレータグループの機能操作権限の編集
ユーザBが、ECオペレータグループの詳細な機能操作権限を編集します。ユーザBは
全ての機器について、参照・編集が可能となります。
2.3.4. 仮想サーバー管理グループの作成、機能操作権限の編集
ユーザBが、EC仮想サーバー管理グループ（仮想サーバーの管理のみ可能なユーザグ
ループ）を作成し、機能操作権限を編集します。
2.3.5. ユーザCの作成、仮想サーバー管理グループへ登録
ユーザBが、ユーザCを作成すると同時に仮想サーバー管理グループへ登録します。ユ
ーザCは仮想サーバーの管理が可能となります。
2.3.6. 各ユーザにおけるグローバルポータル権限の編集
Management User Groupに所属するユーザ（ユーザAまたはユーザB）がユーザA、
ユーザBおよびユーザCのグローバルポータル権限を編集します。
図 2-25
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８
1.
ユーザ B が NTT コミュニケーションズビジネスポータルにログインし、仮想サー
バー管理グループを作成します。仮想サーバー管理グループ作成の操作手順は「2.3.1
EC オペレータグループの作成」をご参照下さい。ただし、ユーザグループ登録時の
設定時の項目は以下の通りです。
（表 2-6）
表 2-6
項目
ユーザグループ名
必須/任意
必須
説明
ユーザグループの名称を入力。
今回は仮想サーバー管理グループを
選択。
説明
任意
ユーザグループに関する説明（用途
等）を入力。
グループに所属させるサービス、必須
必要な権限を選択。今回は
契約の選択
Enterprise Cloud の参照と編集を選
択。
2.
仮想サーバー管理グループの機能操作権限を編集する操作手順は「2.3.3 EC オペレ
ータグループの機能操作権限の編集」と同様です。ただし、表 2-7 に記載の設備・
機器に対して権限を付与してください。これにより、仮想サーバー管理グループの
メンバは EC の仮想サーバーの管理を行うことができます。
（図 2-26）
31
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表 2-7
機能操作権限
設備・機器
サービス
Enterprise cloud サービス
Enterprise cloud vFW
参照
編集
アラート
Default 以外
○
○
○
Default
○
○
○
Default 以外
○
○
○
Default
○
○
○
Default 以外
Default
Enterprise cloud vLB
Default 以外
Default
Enterprise cloud
Default 以外
○
○
○
vApp
Default
○
○
○
Enterprise cloud
Default 以外
仮想サーバーテンプレート
Default
Enterprise cloud
Default 以外
○
コンピュートリソースプール
Default
○
Enterprise cloud
Default 以外
プライベートカタログ
Default
Enterprise cloud
Default 以外
vCIC GW
Default
Enterprise cloud
Default 以外
vVPN GW
Default
Enterprise cloud
Default 以外
vInternet GW
Default
32
Copyright © 2013 NTT Communications.
図 2-26
33
Copyright © 2013 NTT Communications.
2.3.5. ユーザ C の作成、仮想サーバー管理グループへ登録
ユーザ C を作成し、仮想サーバー管理グループに登録します。朱色の部分が本項の記載
範囲です。
（図 2-27）
2.3.1. ECオペレータグループの作成
ユーザAが、ECオペレータグループ（ECの全ての管理ができるユーザグループ）を作
成します。
2.3.2. ユーザBの作成、Management User GroupとECオペレータグルー
プへ登録
ユーザAが、ユーザBをManagement User GroupとECオペレータグループに登録し
ます。ユーザBはユーザ管理とECの一部について、参照・編集が可能となります。
2.3.3. ECオペレータグループの機能操作権限の編集
ユーザBが、ECオペレータグループの詳細な機能操作権限を編集します。ユーザBは
全ての機器について、参照・編集が可能となります。
2.3.4. 仮想サーバー管理グループの作成、機能操作権限の編集
ユーザBが、EC仮想サーバー管理グループ（仮想サーバーの管理のみ可能なユーザグ
ループ）を作成し、機能操作権限を編集します。
2.3.5. ユーザCの作成、仮想サーバー管理グループへ登録
ユーザBが、ユーザCを作成すると同時に仮想サーバー管理グループへ登録します。ユ
ーザCは仮想サーバーの管理が可能となります。
2.3.6. 各ユーザにおけるグローバルポータル権限の編集
Management User Groupに所属するユーザ（ユーザAまたはユーザB）がユーザA、
ユーザBおよびユーザCのグローバルポータル権限を編集します。
図 2-27
34
Copyright © 2013 NTT Communications.
1.
ユーザ B が NTT コミュニケーションズビジネスポータルにログインし、ユーザ C
を作成し、仮想サーバー管理グループに所属させます。操作手順は「2.3.2 ユーザ B
の作成、Management User Group と EC オペレータグループへ登録」と同様です。
ただし、ユーザ登録時の設定項目は以下の通りです。（表 2-8）
表 2-8
項目
必須/任意
説明
メールアドレス
必須
ユーザのメールアドレスを入力。
氏名
必須
ユーザの氏名を入力。
今回はユーザ C を入力。
連絡先（電話番号）
必須
ユーザの電話番号を入力
所属組織名
任意
ユーザの所属部署名を入力
備考
任意
ユーザに関する説明（役割等）を入力
言語
必須
ユーザが使用する言語を選択。
今回は日本語を選択。
タイムゾーン
必須
ユーザのタイムゾーンを選択。
今回は Asia/Tokyo を選択。
ユーザグループ
任意
登録するユーザグループを選択。
今回は仮想サーバー管理グループを選択。
◆ご注意◆
ユーザ作成画面に入力した下記の項目は、登録されたユーザがパスワード設定する際に、
「本人確認」のために登録した情報と同一内容を画面に入力します。下記の登録情報を登
録されたユーザに必ずお伝えください。

メールアドレス

氏名

連絡先（電話番号）
35
Copyright © 2013 NTT Communications.
2.3.6. 各ユーザにおけるグローバルポータル権限の編集
ユーザ A、
ユーザ B およびユーザ C が本サービスに関する適切な通知を受信するために、
各ユーザのグローバルポータル権限を編集します。グローバルポータル権限の詳細につい
ては『Enterprise Cloud ご利用ガイド』の「グローバルポータル権限とは」をご参照下さ
い。この操作は Management User Group に所属するユーザ（今回はユーザ A またはユー
ザ B）が実施可能です。（図 2-28）
2.3.1. ECオペレータグループの作成
ユーザAが、ECオペレータグループ（ECの全ての管理ができるユーザグループ）を作成しま
す。
2.3.2. ユーザBの作成、Management User GroupとECオペレータグループへ登
録
ユーザAが、ユーザBをManagement User GroupとECオペレータグループに登録します。
ユーザBはユーザ管理とECの一部について、参照・編集が可能となります。
2.3.3. ECオペレータグループの機能操作権限の編集
ユーザBが、ECオペレータグループの詳細な機能操作権限を編集します。ユーザBは全ての
機器について、参照・編集が可能となります。
2.3.4. 仮想サーバー管理グループの作成、機能操作権限の編集
ユーザBが、EC仮想サーバー管理グループ（仮想サーバーの管理のみ可能なユーザグルー
プ）を作成し、機能操作権限を編集します。
2.3.5. ユーザCの作成、仮想サーバー管理グループへ登録
ユーザBが、ユーザCを作成すると同時に仮想サーバー管理グループへ登録します。ユーザC
は仮想サーバーの管理が可能となります。
2.3.6. 各ユーザにおけるグローバルポータル権限の編集
Management User Groupに所属するユーザ（ユーザAまたはユーザB）がユーザA、ユーザ
BおよびユーザCのグローバルポータル権限を編集します。
図 2-28
36
Copyright © 2013 NTT Communications.
1.
Management User Group に所属するユーザ（ユーザ A またはユーザ B）が NTT コ
ミュニケーションズビジネスポータルにログインします。画面上部のグローバルナ
ビゲーションにおいて、サービス一覧の上にマウスカーソルを移動させると、
Enterprise Cloud が表示されますのでクリックします。
（図 2-29）
図 2-29
2.
EC の管理画面が表示されますので、管理タブのユーザ管理をクリックします。
（図
2-30）
37
Copyright © 2013 NTT Communications.
図 2-30
3.
ユーザより、権限設定変更したいユーザ（今回はユーザ A）をクリックします。
（図
2-31）
図 2-31
38
Copyright © 2013 NTT Communications.
4.
ユーザの詳細画面が表示されますので、グローバルポータル権限の【編集】ボタン
をクリックします。
（図 2-32）
図 2-32
5.
受け取りたいお知らせを選択して、
【Add】ボタンをクリックします。
（図 2-33）
図 2-33
EC では、一部のグローバルポータル権限のみ使用しています。通知の種類とその内容、
及び本サービスでの使用可否については、以下の表の通りです。
（表 2-9）
39
Copyright © 2013 NTT Communications.
表 2-9
通知の種類
内容
本サービスでの
使用可否
Receive Billing Email
－
×
Receive Circuit Notifications
－
×
－
×
Receive Host Auto-Generated
Email
Receive Maintenance Email
Receive Marketing Email
Professional
service
Receive Security Email
Receive Service Over Usage
Receive Surveys
マーケティングに関するお知らせを受
信します。
します。
Tickets
Notifications
します。
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6.
設定内容を確認し、問題がないようであれば画面下部にある【Update】ボタンを押
します。ここでは、本サービスにて使用可能な全てのグローバルポータル権限を選
択しています。
（図 2-34）
図 2-34
7.
ユーザ B とユーザ C についても、本項 2～6 の手順に沿って、各ユーザに必要なグ
ローバルポータル権限を編集します。
◆ご注意◆
本書の流れに沿った設定を行った場合、
一連の設定完了後にユーザ B が Management User
Group に所属した状態となっています。
その為、ユーザ B は NTT コミュニケーションズビ
ジネスポータルを使って、EC 以外のサービス／契約のユーザ管理が行える状態です。ユー
ザ B にそのような権限が不要な場合は、ユーザ A がユーザ B を Management User Group
から登録解除してください。
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