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5 年 書きぞめ ③
︿書 き ぞ め カ ー ド ﹀
組
番
名前
学習日︵
/
︶
五年
★書きぞめのことば
★選んだ理由
★気をつけること︵筆使い・字形の整え方・字配りなど︶
★感想
★友達や先生から
﹁書きぞめカード﹂を使った学習
︵五年︶
書き初めの教材では、これまでの書写の学習を生かして書き初めをさせる、また、
書き初めを通して、毛筆で文字を書くことを楽しませる指導を工夫することが大切で
す。
ここでは、児童が自分の好きな︵書きたい︶ことばを選び、自分で学習の計画を立て、
自分の目当てに沿って練習・評価を行う、﹁書きぞめカード﹂
を使った学習を紹介します。
︹学習の流れ︺
①準備
の書き初めのことばの例から選ばせてもよ
児童には、自分の好きな︵書きたい︶ことばを選び、書き初めをすることを伝える。
書き初めの習慣や意義について説明し、書き初めにふさわしいことばを選ばせるとよ
い。︵東京書籍発行﹃新しい書写﹄五年P
い。︶
好きなことばを選ぶことができたら、﹁書きぞめカード﹂の﹁書きぞめのことば﹂と、
﹁選んだ理由﹂を記入させる。児童の主体性を尊重することに留意する。
②理解
それぞれの児童が選んだことばを書くにあたって注意することを考えさせる。これ
までに学習した筆使い・字形の整え方・字配りを全員で復習し、それを参考に、﹁書
それぞれの児童が違う文字を書くのであるから、個別指導を心掛ける。
きぞめカード﹂の﹁気をつけること﹂を記入させる。また、
名前を書く位置などにもふれ、
加えて記入させるとよい。
③練習・まとめ
書き初めの練習をさせる。やはり個別指導に重点を置く。複数の授業時間をあてて
いる場合は、それぞれの授業のはじめに、本時の目標を立てさせるとよい。また授業
の終わりには、本時の自己評価とともに、次時の目標を考えさせる。最終的には、
﹁書
きぞめカード﹂に記入した﹁気をつけること﹂のすべてにおいて上達が見られるのが
望ましい。
また、書き初めでは特に、名前の書き方についても練習させたい。学年と名前を書
かせてもよいし、﹁一月一日﹂と書かせてもよい。自分の名前は、生涯にわたって書
いていく文字であるから、自信を持って書くことができるようにしたい。
最後に、書き初めのまとめ書きをし、名前を記入して書き初めを完成させる。書き
初めが完成したら、﹁書きぞめカード﹂の﹁感想﹂を記入させる。
④発表・評価
全員の書き初めが完成したら、発表会を行うとよい。書き初めのことばを選んだ理
由や、気をつけたこと、感想などを合わせて発表させるとよい。また、友達の書き初
めに対する感想も発表させる。教師からも一言、感想を付け加えるとよい。
最後に、﹁書きぞめカード﹂の﹁友達や先生から﹂を記入させる。
学習後、書き初めと﹁書きぞめカード﹂を教室に掲示するとよい。
5 年 書きぞめカード
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