大阪府循環型社会推進計画(案)の概要 ○ 計画の位置づけ ・大阪府環境総合計画の「資源循環」分野の実行計画 ・廃棄物処理法第5条の5に基づく都道府県廃棄物処理計画 ・大阪府循環型社会形成推進条例第6条の基本方針、第8条の行動指針 ○ めざすべき循環型社会の将来像(概ね 2050 年) 資源の循環的な利用が自律的に進む社会が構築され、廃棄物の排出量が最 小限に抑えられている。 また、生じた廃棄物はほぼ全量が再生原料として使 用され, 製品として購入されることによって循環し、 最終処分量も必要最小 限となっている。 ○ 計画期間 平成 28 年度から平成 32 年度までの5か年 ○ 次期計画の目標 一般廃棄物 目標を設定する項目 H32 年度目標 H26 年度実績 産業廃棄物 H32 年度目標 H26 年度実績 排出量 278 万トン 318 万トン 1,534 万トン 1,518 万トン 再生利用率 15.8% 13.7% 32.2% 31.8% 最終処分量 32 万トン 39 万トン 37 万トン 38 万トン 1人1日当たりの 403g/人・日 生活系ごみ排出量※ 450g/人・日 - ※:資源ごみ及び集団回収量を含まない。 (目標設定の考え方) 一般廃棄物のうち、手つかず食品の排出量や資源化可能な紙ごみの混入な どを 15%削減するなどにより、目標とする排出量、再生利用量等をめざす こととしています。 ○ 成果を実感できる指標について 目標に加え、府民、事業者、市町村といった各主体がそれぞれの取組みの 成果を実感できる指標を設定する。指標については、平成 32 年度目標を設定 しませんが、各主体の施策や行動指針による取組みの成果を確認するととも に、指標の推移をホームページに公表するなど、指標を活用することで各主 体の取組みをさらに促進する。 (指標例) ・1人1日当たりの(資源ごみを含む)生活系ごみ排出量 ・生活系ごみ分別排出率(生活系ごみ排出量に占める生活系資源ごみの割合) ○ 循環型社会の構築に向けた施策(主なものを記載) ・リデュース・リユースの推進 ごみを出さないライフスタイル・事業活動の促進 生活系ごみの排出抑制の促進 事業者による産業廃棄物の排出抑制の促進 建築物等の長寿命化の促進 ・リサイクル(質の高いリサイクル)の推進 各種リサイクル法に基づくリサイクルの促進 質の高いリサイクル(素材へのリサイクル)の促進 建設混合廃棄物の発生抑制の促進 ・適正処理の推進 一般廃棄物処理施設における廃棄物の適正処理の推進 最終処分場の確保 有害物質を含む廃棄物の適正処理 ・大規模災害発生時の適正処理の備え 災害時の適正処理体制の構築 技術の蓄積と人材の育成 ・留意事項 普及啓発や情報提供、環境教育による自主的な取組みの促進 低炭素社会、自然共生社会に向けた施策への配慮
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