日時: 2015 年 3 月 5 日(木) 16:20~17:50 会場: 工学部講義棟 EL12 【会社概要】 ■創業 1590 年(天正 18 年) ■設立 1950 年(昭和 25 年) ■資本金 932 億円(2014 年 3 月 31 日現在) ■従業員数 連結:8,628 名 / 単独:2,098 名(2014 年 3 月 31 日現在)■売上高 連結: 8,305 億円 / 単独:6,729 億円(2013 年度) ■経常利益 連結:1,144 億円 / 単独:760 億円(2013 年度) 【事業紹介】 当社は住友グループの源流企業として400年以上の歴史を持つ、日本を代表する総合非鉄素材メーカ ーです。「資源」「製錬」「材料」の3事業をコアビジネスとして掲げ、競争力強化と成長事業への経営資源 の集中を推し進め「世界の非鉄リーダー」、「日本のエクセレントカンパニー」を目指します。 資 源 事 業 資 源 事 業 製 錬 事 業 材 料 事 業 住友の礎を築いた別子銅山や、現在では国内で唯一稼動している非鉄金属 鉱山である菱刈鉱山で得た技術・ノウハウを活かし、資源の安定確保のた め積極的に海外に進出しています。銅事業では、米国のモレンシー鉱山、 チリのシエラゴルダ鉱山、ペルーのセロ・ベルデ鉱山などの権益を取得して います。また、金事業ではメジャーシェア(資本 85%)を持つ米国のポゴ鉱山 を開発、操業しています。今後もグローバルに優良鉱源を求め、多くの探鉱 プロジェクトを推進していきます。 海外自山鉱と世界に張り巡らされたマイニングネットワークから安定的に 調達される鉱石原料を用い、世界トップクラスの製錬技術により高品質の 金属素材を提供しています。特にニッケル事業では、コーラルベイ・ ニッケル社(フィリピン)において、低品位ニッケル鉱石を製錬する「HPAL 技術」の実用化に、世界に先駆けて成功しました。また、この技術をタガニ ートプロジェクトにも展開し、ニッケル生産量 10 万トン/年体制を確立しま した。さらに引き続き、長期ビジョンのターゲットである 15 万トン/年体制 に向け、検討を進めています。 50 年以上に渡る材料事業の経験を経て、現在は半導体材料や機能性材料 を提供しています。機能性材料事業では、ハイブリッド車向け二次電池の正 極材料である「水酸化ニッケル」、携帯電話やパソコンの電池材料として使 用される「ニッケル酸リチウム」等を提供しています。特に後者は、電気自動 車向け二次電池にも使用されており、今後一層の需要拡大が見込まれてい ます。鉱山の開発から製錬、加工までを一貫して手掛けている強みを活か し、材料製品のさらなる高性能化と安定供給に取り組んでいきます。
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