業務仕様書(PDF形式 215キロバイト)

第2恐竜博物館の整備検討に係る基本構想・計画策定支援
および民間事業者参画可能性調査業務仕様書
1
業務名
第2恐竜博物館の整備検討に係る基本構想・計画策定支援および民間事業者
参画可能性調査業務
2
業務目的
本業務は、世界一のエデュテイメント博物館の実現に向けて整備する第2恐
竜博物館基本構想・計画策定に当たり、県が設置する「第2恐竜博物館整備基
本構想・計画策定委員会」(以下、「委員会」という)の運営に必要な各種会議
資料や議事録の作成、報告書案の取りまとめ等の各種支援を行うとともに、民
間活力の導入による施設整備・運営の実現可能性やその手法について調査・検
討し、今後の方向性に関する判断材料を得ることを目的とする。
3 業務内容
(1)委員会の運営支援
委員会(5月以降5回程度開催予定)運営に必要な各種資料や県が作成する
素案を補完するためのイメージ資料の作成を行うこと。
また、委員会に同席し、終了後速やかに議事録を作成し提出すること。
(2)民間事業者参画可能性調査を実施するための基本事項の検討
民間事業者参画可能性調査に必要な下記事項について整理・検討すること。
①検討の参考になる先進事例等必要となる参考資料の収集
②第2恐竜博物館にふさわしいアミューズメント機能
③施設・設備の規模、内容、事業運営等
④第2恐竜博物館の需要・収支予測、来館者のニーズ調査
⑤その他、民間事業者参画可能性調査に必要な事項
(3)民間事業者参画可能性調査の実施
(2)の検討内容を踏まえ、下記事項について整理・検討すること。
①事業手法・導入範囲の検討
法制度上の課題を整理した上で、実現可能性が見込まれる民間事業者参
画手法(例:PPP/PFI方式、事業形態(独立採算型、サービス購入
型等))を比較し、第2恐竜博物館に最適な整備・運営方法・導入範囲を
検討すること。
②事業スキームの検討
①の整理を踏まえ、関係事業者(10社以上を委託者と協議の上設定)
へヒアリングを実施し、効果的な整備・運営の観点から民間事業者参画手
法(例:PPP/PFI方式、事業形態(独立採算型、サービス購入型等))
を検討すること。
③事業スキーム毎のVFMの検討
②で導入が想定される事業スキーム毎に、定量的な比較(VFMの検証)、
定性的な比較を行うこと。
④リスク分担の検討
事業実施に当たっての官民のリスク分担表を作成すること。
⑤民間事業者参画意向調査
本事業を②の方式により実施した場合において、当該事業に関心を持つ
民間事業者(10社以上を委託者と協議の上設定)の意向等を十分に調査
し、民間事業者が参入可能な条件を分析すること。
⑥総合評価および課題の整理
①から⑤による定量評価と定性評価の結果から、民間事業者の参画によ
り向上が期待されるサービスレベル、地域への経済波及効果等を測り、最
も実現可能性の高い整備・運営手法を提案すること。また、併せて実施に
向けた課題を整理し、解決策を提示すること。
(4)第2恐竜博物館基本構想・計画策定の支援
委員会での議論や恐竜博物館の現状分析、民間事業者参画可能性調査の状況
等を踏まえ、11月下旬をめどに中間案(素案)、2月をめどに最終報告書案の
取りまとめを行う際の各種支援を行うこと。
(5)県との打ち合わせ
(1)~(4)を行うために必要な県との打ち合わせを随時行うこと。
4
業務期間
契約締結の日から平成29年3月31日まで
5 成果品
(1)基本構想・計画報告書
(2)民間事業者参画可能性調査報告書
(3)報告書の電子媒体(CD-R)
(4)その他本業務で収集及び作成した資料
10部
10部
1式
1式
6
成果品の使用
本業務による成果品に対する権利は、全て県に帰属するものとし、県の承諾
を得ないで使用したり他人に公表してはならない。
7
法令遵守
本業務の実施にあたり、関係法令、規則等を確実に遵守すること。
8
秘密の保持等
業務の遂行上知り得た情報については、守秘義務を遵守すること。
9
疑義等に対する対応
本仕様書に記載のある事項に関して疑義が生じた場合または本仕様書に記
載のない事項については、県と速やかに協議を行いその指示に従うこととする。
10 留意事項
(1)本業務を受託することは、今後の第2恐竜博物館の整備運営事業等への参画
を妨げるものではない。
(2)現地調査を行う場合、事前に県担当職員と日程調整を行った上で調査を実施
すること。
(3)報告書の作成にあたっては、データ形式について事前に県担当職員と協議を
行った上で作業を実施すること。
(4)業務遂行上必要な資料で県が所有するものは貸与するものとし、業務完了後
返却すること。