のりこ応援団、ローカル鉄道視察の旅 ~三重・伊賀鉄道~

年 盛夏号
第 号)
発行 のりこ応援団
連絡先 (鈴木)
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のりこ応援団、ローカル鉄道視察の旅 ~三重・伊賀鉄道~
夏真っ盛り! ただでさえ暑いのに、安保法案だの新国立競技場だの、頭が煮えたぎっちゃい
ますよ。こんなことばかり言っていて忘れていませんか? 名鉄蒲郡線の存続問題!
もし、名鉄が廃線にするって決めちゃったらどうなるの?
住民の力で頑張って、存続している鉄道があるというので、この目で確かめようと、
応援団有志で行って来ました。
6月27日、西尾駅から名鉄電車で出発進行!
今回の旅には、鉄道マニア(鉄ちゃんと鉄子)がいるので、ひたすら乗ります。名古屋からJR の
関西本線で伊賀上野へ。<伊賀鉄道>に乗り替えて上野市をめざしました。
伊賀鉄道は、全線16.6㎞。平成19年、近鉄から切り離され、伊賀市と近鉄の子会社によって
運営されているのです。
カンベ
次の日、その“忍者列車”に乗って終点の伊賀神戸駅まで。
忍者の絵が描かれたラッピング電車は松本零士のデザイン(そういえば、目がメーテルだ)。
全線を通して乗ってみて分かったのは、町の中では1分で次の駅に着く「路面電車」のような走り方。
そして、市街地を出ると伊賀盆地をひた走り、隣の市までをつなぐ〝住民の足〟としての存在感。
こうした住民のニーズにマッチした運行は、伊賀市が主体だからこそ出来ることだと思います。
石川恵子(3頁へつづく)
忍者をさがせ!
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のりこ応援団だより
市民病院の医師不足…少し解消の方向。
4月から新たに5名の常勤医師が着任。以下、ご紹介します。
*尾市 誠先生~皮膚科 *渡辺 洋樹先生~循環器内科 *湯淺 大祐先生~循環器内科 *宮田 崇先生~内分泌内科
*伊藤 隆之先生~内分泌内科 また、研修医は3名です。
*木下 翔平先生 *齋藤 政信先生 *百々 弘樹先生
医師への奨学金制度の成果が表れています。研修医の方々が西尾にずっといて下さるといいですね。
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合併で一挙に増えた公共施設。そのなかには、耐震性や老朽化で問題のあるもの、利用されていない
ものも多々あります。そこで、これらを統廃合して、財政負担を軽くしようというのが「再配置計画」です。
それ自体は良い考え方ですし、必要なことですが、問題は、誰がどのように行うか…。
市が進める「PFI方式」のあらまし
PFI方式とは、「公共施設の建設・維持管理・運営、その資金調達まで、民間のノウハウに委ね、
市に代わって事業を行ってもらう」というもの。市が直接行う場合と比べて、市長は、「低コストで、
よりよいサービスが期待できる」といいます。
今回、「一色給食センター」を新たに建設。運営・維持・管理も30年の長期契約で民間に任せようという
計画です。他にも、「吉良地区には多機能型体育館の建設」、「一色役場跡に市営住宅の建設」など
いくつもの事業があげられ、これらを総合して327億円規模が予定されています。
その「PFI方式」の問題点
一番心配なのは、市が建設工事をはじめ民間業者の事業内容をちゃんと監視監督できるかどうか。
「低コストで、よりよいサービスを!」といっても、そのために建設工事の手抜きがあってはなりませんし、
運営面でも、働く人の数や給料が削られるのでは、市民サービスの向上にはなりません。
さらに、30年もの長期契約をしてしまって大丈夫なのでしょうか。
だって、事故やトラブルが起きたら、すべて市の責任なんですからね。
一色・吉良・幡豆の3給食センターの発注内容、心配な点は…
<例えばセンターの統廃合>
一色のセンターは、築46年なので建替え。しかし、幡豆は築23年で建替えはこれから。
そこで、「それらを踏まえて、統廃合も提案してくれ、建設場所も探してくれ」というのが市の注文。
しかし、それではいくら何でも任せ過ぎ、まさに丸投げ!!
将来の子どもの数も考慮しながら、市が責任を持って決めるべきことです。
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のりこ応援団だより
<アレルギー食材の除去について>
市の注文は、「乳・卵の2種(離乳食には小麦をプラス)のみ。それ以上は期待する。」とあるだけ。
しかし、今はセンター方式では多くが、アレルギー除去を7種類(乳・卵・小麦(粉)・えび・かに・そば
・落花生)。それに、ゴマ・ゴマ油を加える例もあります。現に、そばアレルギーの死亡事故もありました。
したがい、30年先までの契約というなら、もっと多種類の除去を注文するべきです。
「PFI方式」市民も議会もしっかりチェックしていかないと…
西尾では当方式は初めてです。ましてや契約期間も30年と長く、多数の施設の
大規模改修までも含める計画ですから、うっかりすると、手抜きやミスを見逃し、
将来に大きなリスクを背負うことになりかねません。
さらに、応募した業者が1社のみの現状では競争原理が働かず、市とのなれ合いも大いに心配されます。
そこで、のりこは、「まず、1施設だけ、例えば給食センターを試しにやってみる。その状況によって
次を考える。」ことを提案していきます。
<ローカル鉄道視察の旅 ~四日市あすなろう鉄道~> 1頁からのつづき
伊賀神戸駅から、今度は近鉄に乗り換えて四日市市に向かい、
次は「四日市あすなろう鉄道」に。
この鉄道はレール幅が日本で一番狭い762mm狭軌(ナロー)鉄道です。もし、
新しい車輌を作ろうと思っても、他にはないので大変です。そのため、ここも近鉄
から切り離されました。「さあ、あすなろう鉄道も乗りつくし!」と言っても、終点まで
わずか17 分で着いてしまいます。
このあすなろう鉄道は、鉄道周辺の人々の熱意で存続が決まりました。終点の
内部駅前にある個人のお家の壁には[乗って残そう!]との張り紙が。熱い想いが
ビシバシ伝わってきました。やはり、重要なのは地元の熱意ですよね。 (了)
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のりこ応援団だより
お知らせのページ
レポート
セミナー参加
7月12日、市川房枝記念会の「脱原発セミナー」に参加してきました。
原発って難しい問題ですが、今回学んできた中から3つのことを
お知らせしたいと思います。
1つ目、“原発のコストは安くない”
欧州では“メリットオーダー”という発電コストの安いものから順に利用する制度が導入
されていますが、発電コストの安い水力・風力・太陽光・地熱が原発に優先して使われ
ています。風力・太陽光発電の増加により、電気料金が変動しにくく、安価になっている
ようです。
2つ目、“原発は自国向けの核兵器”。
震災もそうですが、もし、他国から原発付近にミサイルを撃ち込まれたら…フクシマと
同じ事態はいつでも起こります。原発があること自体が存立危機事態ですね。
3つ目、“宝塚市の市民発電所”
宝塚市では、再生可能エネルギーでまちづくりをしようと、市民が太陽光発電所をつくり
「推進のための条例」まで制定されたということです。
国策に翻弄されることなく、国民ひとりひとりが何か動き出さなければ
ならない時代になってきたのだと思います。
宝塚市を参考に、西尾市も市民が主役でまちづくりをしていけるよう、
みなさん、頑張っていきましょう!! 辻本 駿
とき:1 11月21日(土) 午前9時半~11時半 (開場9時)
2 11月22日(日) 午後6時半~8時半 (開場6時)
ところ:八つ面ふれあいセンター きららホール
会費:500円 主催:「日本と原発」にしお 上映実行委員会
問合せ:杉田(56-6634 ) 石川(090-3444-7500) 鈴木(fax 54-0323)
の
日付
9月1日
2日
3日
4日
8日
9日
10日
11日
15日
16日
17日
18日
29日
曜
火
水
木
金
火
水
木
金
火
水
木
金
火
会議名
本会議
〃
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厚生委員会
文教委員会
議題
議案上程
一般質問
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委員会審議
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経済建設委員会 〃
企画総務委員会 〃
決算特別委員会 26年度決算 歳入・歳出1・2款
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〃 歳出 3款民生費~
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〃 歳出
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〃 介護保険等特別会計
本会議
備考
2日または3日、のりこさん
登壇予定
登壇日時の決定は
8月27日です。
詳しくは議会事務局
(65-2182)へ
採決
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