志布志市熊本地震避難者生活支援給付金支給要綱 (趣旨) 第1条 この要綱は、平成28年熊本地震に伴い、熊本県内から本市に避難した 者(次条において「避難者」という。)の生活を支援するため、志布志市熊 本地震避難者生活支援給付金(以下「給付金」という。)の支給に関し必要 な事項を定めるものとする。 (支給対象者) 第2条 給付金の支給の対象者(以下「支給対象者」という。)は、平成28年 熊本地震発生時に熊本県内の市町村に住所を有していた避難者であって、1 か月以上本市に居住するものとする。 (給付金の支給) 第3条 市長は、支給対象者に対し、この要綱に定めるところにより、給付金 を支給する。 (給付金の支給額) 第4条 給付金の支給額は、次に掲げるとおりとする。 ⑴ 移動費用支援金は、支給対象者が熊本県内から本市までの移動に要する 費用として、支給対象者1人につき2万円とする。ただし、小学生以下の 支給対象者にあっては、1人につき1万円とする。 ⑵ 生活支援一時金は、支給対象者が生活必需品の購入に要する費用とし て、支給対象者1人につき6万円とする。ただし、1世帯当たり30万円を 限度とする。 ⑶ 教育支援一時金は、支給対象者が市内の幼稚園若しくは保育所に就園 し、又は市立小学校、市立中学校若しくは高等学校(近隣市町を含む。) に就学する場合に要する費用として、就園し、又は就学する支給対象者1 人につき10万円とする。 2 前項第2号の規定かかわらず、支給対象者の居住する住宅が当該支給対象 者の親若しくは親族が所有し、又は居住する住宅の場合は、支給対象者1人 につき3万円とし、1世帯当たり15万円を限度とする。 (給付金の申請) 第5条 給付金の支給を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、熊 本地震避難者生活支援給付金支給申請書(様式第1号。次条において「申請 書」という。)及び必要な書類を添えて市長に提出しなければならない。 2 申請者は、給付金の申請に当たり、公的身分証明書の写し等を提出し、又 は提示しなければならない。 (給付金の支給の決定) 第6条 市長は、前条第1項の申請書を受理したときは、その内容を審査し、 給付金の支給の可否を決定し、熊本地震避難者生活支援給付金支給決定(申 請却下)通知書(様式第2号)により、当該申請者に通知するものとする。 (給付金の請求) 第7条 前条の規定により給付金の支給の決定を受けた者(次条において「受 給決定者」という。)は、速やかに熊本地震避難者生活支援給付金請求書 (様式第3号)を市長に提出しなければならない。 (調査) 第8条 市長は、必要があると認めるときは、受給決定者の生活状況を調査す ることができる。 (給付金の返還) 第9条 市長は、偽りその他不正の手段により給付金の支給を受けたと認めら れるときは、給付金の支給の決定を取り消すことができる。 2 市長は、前項の規定により給付金の支給を取り消したときは、既に支給し た給付金の全部又は一部を返還させることができる。ただし、市長が特別の 事情があると認めるときは、この限りでない。 (その他) 第10条 この要綱に定めるもののほか、給付金の支給に関し必要な事項は、別 に定める。 附 則 (施行期日) 1 この告示は、平成28年4月18日から施行する。 (この告示の失効) 2 この告示は、平成29年3月31日限り、その効力を失う。
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