平成27年度岩沼市中学生海外派遣事業 第17回ドーバー市訪問団訪問

私のホストファミリー
私のホスト Hall 家は、両親1男7女の10人家族でした。
歌が大好きな皆は常に鼻歌を歌っていて、にぎやかなお家でした。
おかげでホームシックになる暇もなく、ずっと笑って過ごせました。
その分、別れはとても辛く悲しかったです。
Hall 家の皆は心温かく優しい家族でした。
私の大切なアメリカの第二の家族です。
Thank you very much !
(岩沼中 合田 夢未) ▲にぎやかなホストファミリーと
学校での交流
目に飛び込んだ鮮やかな yellow! スクールバスは、日本と全然違う色。
初めは不安が一杯。しかし、名前を覚えてもらう頃には「Hi,Taiga!」の
声に、温かい気持ちが一杯。文化交流で「はらこ飯」
「あやとり」
「歌舞伎」
など、伝統文化を紹介。でも最も盛り上がったのは日米対抗「だるまさ
んがころんだ !」共に過ごしたドーバーと日本の友達、輝く充実した日々。
必ず明日からの学校生活に生かすことができると確信している。
※
(玉浦中 加茂 大雅)
▲ CMS で一緒にあやとりをしました
訪問団員(敬称略)
▲CCS で歌舞伎を紹介しました
※
※CCS(キャンパスコミュニティース
クール)、
CMS(セントラルミドルス
クール)…ホストスチューデントの
通う学校。
CCS は岩沼中の、
CMS は
岩沼北中の姉妹校。
団長 髙橋 和子(岩沼中教諭)
引率 鈴木 勝太(市職員)
リーダー 庄子 紗弥(岩沼西中 2年)
サブリーダー 大友菜々子(岩沼中 2年)
佐藤 栞(岩沼中 2年)
髙橋 瑞希(岩沼西中 2年)
団員 加茂 大雅(玉浦中 2年)
菅野 楓花(岩沼西中 1年)
合田 夢未(岩沼中 2年)
佐藤 洸太(岩沼西中 2年)
鈴木実季子(岩沼西中 2年)
高橋 怜(岩沼中 2年)
宮城教育大学との連携協力の
覚書に基づく派遣学生など
(敬称略)
事前研修から現地まで団員たち
を支えていただきました。
市瀬 智紀(教授)
中澤ひかり(教育学部3年)
戸村 彩苗(教育学部2年)
鈴木 麻夏(教育学部1年)
※所属・学年は平成 28 年 3 月時点
※所属・学年は平成 28 年3月時点
ドーバー市訪問団の
報告会を開催します
日時/ 5 月 8 日㈰ 12 時 45 分開場
13 時 00 分開始
場所/市民会館 中ホール
外国の文化に触れ、国際感覚・国際理解を養い、友
好都市との交流を深めることを目的に、友好都市ド
ーバー市へ派遣された中学生の報告会を行います。
現地での交流の様子や派遣を通して感じたこと
など、貴重な体験談を聞いてみませんか。
※どなたでも参加いただけます。
▲レホバスビーチで交流を深める
問/さわやか市政推進課 ( ☎内線 643)
広報いわぬま2016.5月号
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平成 27 年度岩沼市中学生海外派遣事業
第 17 回ドーバー市訪問団
訪問レポート
デラウェア州
ドーバー市
ニューヨーク
ワシントンD.C.
第 17 回ドーバー市訪問団が、3 月 14 日〜 25 日の日程で、友好都市ア
メリカ合衆国デラウェア州ドーバー市などを訪れました。
ホームステイや学校での交流会などを通してさまざまなことを学び、そ
して友好を深めてきました。
▲タイムズスクエアに一同興奮!
▲ドーバー市長への訪問
▲デラウェア州知事と対面
▲ド ーバー空軍基地で復興支援へ感謝を
伝えました
▲ホストスチューデントとワシントンD.Cへ
岩沼市とドーバー市の交流の深さ
異なる文化に触れ、新たな自分と出会うことを共通のテーマとして出発した訪問団の一人ひとりの胸の
内には大きな期待と少しばかりの不安があったことと思います。数日間は習慣の違いや、言葉の問題もあ
り困難さを感じる場面もありました。しかし、そこで立ち止まるのではなく、問題の解決に向けて自分で
考え行動するたくましい姿に成長を感じました。ホストファミリーのみならず、多くの人に温かく接して
いただいたのも彼らの成長に結びついています。明るいあいさつと笑顔に支えられた日々でもありました。
デラウェア州知事をはじめとする表敬訪問や空軍基地の見学など普段はできない貴重な体験もしまし
た。心からの歓迎を受け、緊張する場面でもあいさつや発表を堂々と行うことができました。
現地では、二つの学校に分かれ実際に授業に参加しました。自分のやりたいことを選択し、自らの意思
を発表する授業内容に大いに刺激を受けたようです。また、二つの学校で合計 9 回に及ぶ文化交流会も
実施されました。日本の文化の発表と習字などの体験コーナーを開いて接するという内容でしたが、反応
を見ながら内容を修正するなど臨機応変に対応し、団員、ドーバーの生徒たち双方にとって楽しい時間と
なりました。
最後のさよならパーティでは手料理を用意し、日本人のおもてなしの心を表しました。ホストファミリ
ーの方々も涙し、最後まで別れを惜しむ姿に絆の深まりを感じました。
今回の訪問では多くの方々にお世話になり、岩沼市とドーバー市の交流の深さを改めて感じることがで
きました。今回の貴重な体験を支えていただいたすべての方々に改めて感謝申し上げます。ありがとうご
ざいました。
(団長 髙橋 和子)
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広報いわぬま2016.5月号