日本国憲法 Japanese Constitution 渡邉 和道 教養 2 2年春 選択 日本国憲法の基本的な知識について、講義形式で解説を行う。 日本国憲法の制定から今日に至るまでに生じた様々な具体的憲法問題を紹介しつつ授業を進める。 日本国憲法に関連する様々な議論を、法学の視点から理解することができるようになることを目指す。 ① 日本国憲法の重要な原理について理解を深める。 ② 日本国憲法の法的・社会的意義を理解する。 ③ 法学の基礎的知識を身につける。 主体性 実行力 課題発見力 規律性 ① 日本国憲法の重要な原理を条文とともに説明できるようになること。 ② 憲法に関する議論について、自分なりの考え方を持てるようになるこ と。 ③ 新聞やニュースに登場する法律用語の意味を理解できるようになる こと。 ・教員の質問に対して積極的に回答する姿勢を見せること。 ・中間レポートの作成に際しては、授業で学んだ内容を反映させること。 ・社会に生じる問題を法的観点から分析できるようになること。 指定しない。 講義では、資料を配布する。 他科目との関連:法学、行政法、地方自治法、民法 本学部で取得できる資格との関連:教職(必修) 講義では、可能な限り具体的な例を挙げながら説明す る予定である。キーワードと具体例を結びつけることが、 理解の第一歩である。 ○ 20 20 60 教員からの質問には、積極的に回答することを望む。 ○ ○ ○ ○ ○ 用語の穴埋め問題、論述式問題を予定している。 試験に際しては、参考資料など、すべての持ち込みを可とする。 60 20 20 第8回前後に、レポート式の試験を行う。当日の授業内で提示した課題について、授業内 に解答するという形式をとる予定である。課題の内容は、時事的な憲法問題を予定してい る。情報収集の際に、どのような媒体を用いてもよい(スマートフォン、パソコン、書籍等)。 答案の内容・文量を総合的に判断して採点する。 各授業の後半で配布する質問感想票の記述を評価し、授業態度として加点す る。 6回以上の欠席はO(放棄)判定とする。 授業に14回以上出席する。 授業内容を踏まえたレポートを作成できる。 筆記試験において、90%以上得点する。 授業に12回以上出席する。 レポートを適切な文量で作成できる。 筆記試験において、80%以上得点する。 憲法の概要 講義 日本国憲法の展開 講義 日本国憲法の基本原理と国 講義 民主権 科目の概要、今後の 授業の進め方、学習 のポイントを理解す る。 30 ①④ ⑪ シラバス・授業資料 を読み返す。 近代立憲主義、現代 立憲主義の歴史的な シラバス・授業資料 成立過程を理解する。 を読み返す。 権力分立、法の支配、 国民主権について理 シラバス・授業資料 を読み返す。 解する。 30 ①④ ⑪ 30 ①④ ⑪ 30 ①④ ⑪ 象徴天皇制と平和主義 基本的人権 総論 講義 講義 象徴天皇制、平和主 シラバス・授業資料 義について理解する。 を読み返す。 人権の概念、外国人 の人権享有主体性に ついて理解する。 30 ①④ ⑪ シラバス・授業資料 を読み返す。 30 ①④ ⑪ 包括的人権と法の下の平等 講義 精神的自由権 憲法13条、14条につ いて理解を深める。 シラバス・授業資料 を読み返す。 講義 思想良心の自由、信 シラバス・授業資料 教の自由、表現の自 由について理解する。 を読み返す。 授業内レポート 自分の見解を論理的 に説明・記述すること ができる。 30 ①④ ⑪ 30 ③④ 時事的な憲法問題 シラバス・授業資料 を読み返す。 経済的自由権と人身の自由 講義 経済的自由権、刑事 手続上の権利につい て理解する。 30 ①④ ⑪ シラバス・授業資料 を読み返す。 30 ①④ ⑪ 社会権と参政権 講義 社会権、参政権につ いて理解する。 シラバス・授業資料 を読み返す。 30 ①④ ⑪ 人権の限界 講義 公共の福祉に関する 議論を理解する。 シラバス・授業資料 を読み返す。 30 ①④ ⑪ 国会と内閣 裁判所と憲法保障 地方自治 講義 講義 講義 統治機構の概要を理 解する。 シラバス・授業資料 を読み返す。 司法権の概念と限界、 裁判所の組織・権能に シラバス・授業資料 ついて理解する。 を読み返す。 憲法に規定された地 方自治の内容につい て理解する。 30 ①④ ⑪ 30 ①④ ⑪ シラバス・授業資料 を読み返す。 30 ①④ ⑪ まとめ 講義 全体を振り返り、学習 内容を整理する。 シラバス・授業資料 を読み返す。
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