「動」と「静」の組み合わせで脳と体が成長する ~幼児期の運動

運動遊び通信(小学校保護者向け)
お子様のご入学おめでとうございます。初めてのことがたくさんの小学校生活だと思いますが、ピカピカのランドセルを
背負って登校するお子様は、新しい生活に慣れてこられたでしょうか。
就学前に引き続き、仲義
豊岡市教育委員会
たける)と榎本
紗代(えのもと
さよ)の二人で各小学校を巡回訪問し、体育
科の授業の中で運動遊びをさせていただきます。
これまで子どもたちが身につけてきた力を、楽しみながら引き出せるように取り組み、小学校との連携を図っていきたい
こども育成課
平成28年4月
健(なかぎ
と考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
日( )発行
こども育成課
仲義健・榎本紗代
~幼児期の運動遊び事業を、小学校へ つなげる~
運動と学習をセットにした取組 「豊岡モデル」
豊岡市版小学校体育準備運動
~H28 年度から実施~
これまでの運動遊びにかかる検証で、楽しく運動することは「からだの力」だけでな
く、「あたまの力」や「こころの力」を高める可能性を広げるということが分かりまし
た。そこで、豊岡市では、このことを小学校において有効に活用するため、運動と学習
をセットにした豊岡モデルを実施することとしました。
(週に1~2回程度実施予定)
~H27 年度から、市内の全小学校・全学年・全クラスで実施しています~
豊岡市版小学校体育準備運動は、
「体育科授業の充実」に向けて、すべ
ての子どもたちが生涯にわたっていきいきと輝くために必要となる“か
らだの力”を高めるために作成しました。
内容については、幼児期の運動遊び事業で培った「力」と「動き」を
取り入れ、発展させたものとなっており、調整力(※下記参照)や基礎・
基本の力を必要とします。
「豊岡モデル」3つの要素と流れ
01.運動タイム
みんなで楽しく
運動を実施
※調整力
詳しくは、
教育委員会だより
「豊岡きょういく第 32 号」
(H28.2.15 発行)
をご覧ください。
02.きりかえタイム
03.集中タイム
「動」から「静」へ移行する
“静かな時間”を設定
頭の力を意識した取組を実施
(例.漢字・計算ドリルなど)
複数の筋肉や器官を同時に働かせるなど、
自分自身の体をコントロールする力 です。
柔軟性・平衡性・敏捷性・巧ち性・協応性を必要とします。
「動」と「静」の組み合わせで脳と体が成長する
~メリハリをもち、
“集中する場面”の積み重ねを~
◎いろいろな運動・スポーツを安全に楽しめること
◎ケガなどから自分の体を守ること
◎授業中の学習姿勢を保持し安定させること
この豊岡モデルの実践を、
学びに集中できる
子どもの育成につなげ、
夢実現力を支える取組に。
これが、大切なねらいなのじゃ。
豊岡モデルについて、昨年度、先行実施した先生方からは「とても集中している時間」
「集中する練習
となった」
「楽しみながら集中していた」など、多くの前向きな意見をいただきました。
これらを継続的に実践することで、子どもたちは“自分自身の「心」と「体」をしっかりコントロー
などに、つながります。
ルする”ということを体感してくれるはずです。
どれどれ、その準備運動とやらは、
どんな内容になっておるのじゃ??
そして、心と体のコントロールができることによって、より落ち着いた学校生活を送れるようになり、
集中する場面の積み重ねが、学力向上の基礎づくりにつながっていくと考えています。
02.手足タッチ
01.ささ舟
【バランス感覚・柔軟性・空間認知力など】
腰を持ち上げ、足を伸ばしたまま、
足先を床に着けます。
自分の足がどこにあるの
か、どんな格好になっている
のかなど、ボディーイメージ
を育てます。
03.クマ歩き【支持力など】
手足を床について、お尻を上げま
す。そのまま顔を上げ、前を向いて
大きく歩きます。
こけた時に手をついて、自分
の身を守るなど、自分の体を支
えるために必要な力です。
【バランス感覚・リズム感など】
Let’s play♪親子でワン!ツー!!
左右の手足をクロスしてタッチし
ます。「前、前、後ろ、後ろ」とリ
ズム良く左右交互に手足をタッチ
します。
「大きくなったから今までみたいな親子遊びは無理!」なんて思われていませんか?そんなことはありません!
ここでは親子で一緒にできる運動遊びを紹介します。
初めは、考えて意識しながら
行わないと難しい動きです。こ
れが、体をコントロールする器
用さにつながっていきます。
馬跳び【身につく力】跳躍力・支持力・バランス感覚等
04.グーパージャンプ
【跳躍力・協調性・リズム感など】
二人組になり、一人は座り、一人は跳
びます。二人のタイミングを合わせて
リズム良く「グー、パー」と跳びます。
二人組で行うことにより、跳
躍力だけでなく、「相手に合わ
す」という協調性も養います。
本準備運動の動画が
You- Tube で
ご覧いただけます。
要チェック
じゃ♪
大人は四つん這
いになります。こ
の時、頭を中に入
れます。
子どもは、助走
をつけずに大人の
背中に手を着いて
跳びます。
Version up
子どもが馬にな
る場合は、人が乗っ
た時に崩れない様
に、足を開き、手足
をまっすぐ伸ばし
て足首をしっかり
と持ちましょう。こ
の時も頭を入れる
ことを忘れないよ
うにしましょう。
跳ぶことに慣
れてきたら、少
しだけ馬を高く
してみましょ
う。
※この時も助走
はつけずに、跳
びましょう。
参考文献:柳沢秋孝/「『生きる力』を育む 幼児のための柳沢運動プログラム 基本編」/2014/オフィスエム
柳沢弘樹 監修/「発達障害の子どもの脳を育てる運動遊び(柳沢運動プログラムを活用して)」/2015/講談社
運動遊び HP にとんでいくよ♪