唐津城天守閣プロジェクションマッピング業務仕様書 １ 委託業務の名称 唐津城天守閣プロジェクションマッピング業務 ２ 業務の目的 平成２８年１０月、唐津城天守閣が開館５０年を迎えることを契機と 捉え、夜の集客イベントとして、プロジェクションマッピングを実施す る こ と で 、宿 泊 を 伴 う 滞 在 型 観 光 を 推 進 す る も の 。ま た 、唐 津 市 の 有 形 ・ 無形の文化財や自然、伝統文化等の魅力を広く発信するもの。 ３ 業務概要 プロジェクションマッピングイベントの企画及び運営 ４ 業務期間 契約締結日から平成２９年３月３１日まで ５ イベントの実施日時、場所及び投影対象 （１）実施日 ア 唐津城天守閣開館５０周年記念式典開催日 平成２８年１０月１日（土）予定 イ 上記を除く平成２８年１０月の毎週金曜日及び土曜日 ウ 唐津城天守閣プロジェクションマッピング業務プロポーザルにお いて優先交渉権者が企画提案した日 エ その他、発注者と協議して決定した日 （２）時間 午後８時から （３）場所 唐津城 （４）投影対象 唐津城天守閣 １０分程度 ６ 業務の実施 （１）本業務は、本仕様書に基づいて実施すること。 （２）受注者は、業務の実施にあたって、関係法令及び条例を遵守するこ と。 （３）受注者は、業務の実施にあたって発注者と協議を行い、その意図や 目的を十分に理解したうえで適切な人員配置のもとで進めること。 （４）受注者は、業務の進捗について、発注者に対して定期的に報告する こと。 （５）受注者は、本委託業務の全部を第三者に再委託してはならない。 （６）受注者は、本委託業務の一部を第三者に再委託するときは、あらか じめ発注者に書面により報告し、発注者の承認を得ること。ただし、 企画提案書に記載されているものについては、この限りでない。 （７）本仕様書に定めのない事項や本業務の実施に当たり疑義が生じた場 合は、速やかに発注者と協議を行い、指示を仰ぐこと。 ７ 業務内容 （１）事前調査・テストの実施 投影対象の実地調査及びテスト投影を行い、必要な機材、投影（機材 設置）場所、人員体制、関係機関との調整事項、法規制等を確認する こと。 （２）映像・音楽データ等 の 作 成 ア 投影する映像は、業務の目的を理解し、唐津市の有形・無形の文 化財や自然、伝統文化等を活用するとともに、イメージを含む映像 を作成し、唐津市民や観光客（外国人観光客を含む）にその魅力を 広く発信できるものとする。 イ 投影時間は、１０分程度の長さとすること。 ウ 必要となる写真やイメージ、その他の素材については、発注者か ら提供を受けるもののほかは、受注者が用意すること。 エ 建物平面だけでなく唐津城天守閣の壁面や石垣の形状を活かした 投影とすること。 オ 映像に合わせて放送する音楽を作成すること。 カ 作成した映像・音楽は、実施前に発注者に提案し確認を得ること とし、求めに応じて適宜修正すること。 また、確認及び修正に必要な作業期間を設けること。 キ 市ホームページなど広 報 に 使 用 す る た め の イ メ ー ジ 画 像 を 作 成 し 、 発注者と協議の上、納品すること。 （３）イベントのＰＲ ポスター、チラシを作成するほか、各種メディアを活 用 し た イ ベ ン ト の ＰＲを積極的に実施し、集客に努めること。 （４）映像の投影及び音楽の放送 ア プ ロ ジ ェ クタ ー 及 び そ の 他 の音 響 機 器 、投 影 シ ス テ ム 等 は 受 注 者 において用意すること。また、受注者において追加のプロジェク ターを用意することも可とする。 準備等も含めたイベント実施期間中の機材の保全及びその設置 場所周辺の安全確保は、受注者の負担において行うこと。 イ 作成した映像を唐津城天守閣南側（石垣含む）へ投影し、映像に あわせて、音楽を放送すること。 ウ 発注者の指示により随時投影及び放送の開始又は中止、若しくは音量 操作ができるよう常時専任のオペレーションスタッフを置 く こ と 。 エ イベントの実施に際しては、観覧者、通行者その他第三者に対して、 トラブルや事 故 が な い よ う に 配 慮 し 、円 滑 か つ 効 率 的 に 業 務 を 遂 行 すること。 （５）記録映像の提供 イ ベ ン ト終了後も市が公共の場で放映するなど広 報 に 用 い る た め 、 実 施 日 の投影内容及び観客等周囲の様子を記録した音声入り映像を作成し、 メディア（ Ｂ Ｄ 又 は Ｄ Ｖ Ｄ ） に 発 注 者 の 指 定 す る フ ァ イ ル 形 式 で 格 納 し、２部（正・副）納品すること。 ８ 中止の場合の措置 （１）荒天等により、イベントを中止する場合は、発注者から受注者に Ｆ Ａ Ｘ 又 は 電 話 で 連 絡 す る も の と し 、そ の 決 定 は 連 絡 が あ っ た 時 点 と する。 （２）中止に伴う再実施の可否及び委託金額の変更等については、発注者 と受注者が協議して決定するものとする。 ９ 設備等 （１）電源 イベント実施に必要なプロジェクター、音響機器、投影システム等 の電源は、受注者において用意すること。なお、設置に要する手数料 及び投影に係る電気料金等が発生した場合は受注者負担とする。 （２）災害防止 安全対策には十分注意し、イベント及び準備作業等により第三者及 び器物に損害等を与えた場合は、受注者の責任において速やかに処理 すること。 （３）その他 このイベントにより、造営物その他に損傷を与えた場合には、受注 者の責任において原形に復すること。 １０ 著作権 （１）本業務における著作権は発注者に帰属するものとする。 （２）納入された記録映像に含まれる音楽、映像データ、ロゴ、キャッチコピ ーなどの著 作 権 は 発 注 者 に 帰 属 す る も の と す る 。 （ ３ ）前 ２ 項の規定に関わらず、受 注 者 及 び コ ン テ ン ツ 制 作 の 関 係 者 は 、コ ン テ ン ツ の 記 録 映 像 を 、自 己 の Ｐ Ｒ 、記 録 、事 業 実 績 の 紹 介（ 会社案 内、ホームページ、従業員の研修、社内データベースとしての使 用 、各 賞 への応募ほか）に限り使用することができる。 （ ４ ） 第 三 者 の 著 作 物 を 使 用 す る 場 合 は 、受 注 者 の 負 担 で 著 作 権 処 理 を 行 うこと。 （ ５ ） 前項における著作権処理の際、著作権者の意向で、何らかの制限を設け なければ使 用 許 諾 が 得 ら れ な い 場 合 は 、 当 該 著 作 物 の 使 用 に つ い て 、 あらかじめ発注者と協議の上で、著作権処理を行うものとする。この 場合、使用に対し設けられた制限の内容について、受注者は文書で発 注者に報告すること。 １１ その他 （１）関係者・関係機関との密接な調整 発注者のほか、投影対象施設、関連業者等、本業務の関係者・機関 と常に良好な関係を保ち、調整を要する事項についてはあらかじめ密 接 な 調 整 を 行 い 、本 業 務 を 安 全 か つ 円 滑 に 実 施 で き る よ う に す る こ と 。 （２）近隣住民等への事前周知 イベント会場に隣接する街区の住民、事務所等にイベント実施、騒 音等に関するチラシを配付して、事前に周知すること。 なお、詳細な周知範囲については、発注者と協議して決定するものと する。 （３）許認可等の手続き 業務履行に関しては関係法令を遵守すること。 ま た 、履 行 に 当 た っ て 許 認 可 等 の 処 分 を 必 要 と す る 手 続 き を あ ら か じ め 把 握 し 、受 注 者 に お い て 処 理 で き る 手 続 き は 、関 係 機 関 へ の 手 続 き を 受 注 者 の 負 担 に お い て 遺 漏 な く 行 う こ と 。受 注 者 に お い て 処 理 で き な い 手 続きについては、発注者と調整すること。 （４）イベント会場周辺の人員整理及び配置 唐 津 城 内 中 段 広 場 及 び 河 畔 プ ロ ム ナ ー ド 周 辺 に お い て 、観 覧 区 画 を 設 け、周辺に交通誘導員及び雑踏整理員を適切に配置するとともに、看 板等を設置し、事前周知を十分行うこと。 なお、テスト投影においても同様とする。 （５）緊急連絡体制 業務実施に当たり、各業務の責任者を明示した緊急連絡体制表を提 出すること。 （６）成果品に瑕疵ある場合の訂正 納品後に成果品に瑕疵があった場合は、受注者は発注者の指示により速 やかに訂正しなければならない。 （７）協議事項 その他、この仕様書に定めのない事項については、発注者と受注者 が協議して決定するものとする。
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