平成 27 年度 神奈川県立鶴見高等学校 学校評価

平成 27 年度
神奈川県立鶴見高等学校
取組の内容
学校目標
学校評価
校内評価
具体的な手立て
評価の観点
達成状況
課題・改善方策等
「3年間の生徒育成プログ
「3年間の生徒育 ・
・「3年間の生徒育成プ
ラム」に基づく進路指導を
成プログラム」をまと
ログラム」
のまとめを今後
進めた結果、国公立大学
めおよび生徒の進
の学校教育計画等に反
ア 「3年間の生徒育成プログラ
の合格者数が前年比 6 名
路実現は進んだか。
映する。
ム」をまとめ、個々の進路希
増加したが、上位校への
望に応じた進路実現を図る。 イ 現行学習指導要領
・「目標とする大学」の合
進学実績は伸び悩んだ。
に応じた本校教育
イ 本校教育課程の検証をすす
格者数を伸長するた
・平成 30 年度教育課程の
課程の検証が進ん
め、学習指導計画と「3年間
め、課題を整理し、教
検討に入り、教科の視点
だか。また、学習指
の生徒育成プログラム」の連携
科指導・進路指導をさ
からの課題を抽出した。
導計画と「3年間の
を図る。
らに充実させ進路実現
また、科目選択指導期間
生徒育成プログラム」
ウ いのちを大切にし、他者を
を図る。
を延長し、生徒支援を充
の連携が進んだか。
尊重する態度の育成を図る
・平成 30 年度の教育課
ウ いのちを大切にし
実させた。
とともに、社会参画、社会貢
程の検討をさらに進め
他 者 を 尊 重 す る 態 ・授業や学校行事、
部活動、
献への意欲の向上を図る。
ると共に、移行期の教
度、社会参画、社会
やボランティア活動などを通
育課程の改訂にも取組
貢献への意欲は伸長
じて、他者を尊重する態
む。
したか。
度の育成に努めた。
ア
1.本校 教育目標の
実現のための「3年
間の生徒育成プログ
ラム」をまとめ、生徒
一人ひとりの進路
実現と社会に貢献
できる人材育成を
進める。
2.生徒一人ひとりに
応じた支援の充実
を図るとともに、生
徒指導・生徒支援を
一体的に捉え、進路
実現に向け学ぶ意
欲を高め集団とし
ての成長を促す取
組の構築・充実を図
る。また、自立した
市民社会の構成員
として不可欠な規
範意識の醸成、マナ
ー育成、社会参画へ
の意欲及び他者を
思いやる豊かな人
間性を育む。
ア
ア
生徒指導と生徒支援を一体
的に捉えた生徒育成プログラム
をまとめる。
イ
個々の生徒理解を多面的に
深め、教育相談・健康相談・
個別支援など必要な支援を
組織的に行う。
イ
ウ
多様な場面を通じ規範意
識・マナーの向上を図るとと
もに、自己と社会との関わり
や集団としてのあり方を考え
主体的に行動できる力を育成
することを通じて、生徒自ら
が自分の成長を実感し自らに
誇りを持てるよう支援する。
ウ
生徒指導と生徒支
援を一体的に捉え
た生徒育成プログラム
がまとまったか。
個々の生徒理解が
深まり、必要な支援
を組織的実施した
か。
・生徒指導と生徒支援を一
体的に捉えた「3年間の
生徒育成プログラム」をま
とめることができた。
・「3年間の生徒育成プ
ログラム」に沿って、引き
続き校内委員会等を中
心に学校外の相談機関
・定期的に個々の生徒状況
とも連携を取りなが
を学年や校内委員会等
ら、組織的な個別支援
で共有することで生徒
及び生徒相談体制の一
の必要な支援を組織的
に取組むことができた。
層の充実に努める。
規範意識・マナー
の向上、生徒の自己 ・様々な生徒の活動場面を
・「3年間の生徒育成プ
と社会との関わりや
通じて、規範意識やマナ
ログラム」
の理念を具現化
集団としてのあり方
ー向上を図るとともに、
するため、
部活動・生徒
集団の中での個々の生
を考え主体的に行動
会活動と生活指導など
徒のあり方等を考えさ
できる力は伸長し、
を有機的に関連させた
せることで主体的に行
自らに誇りを持てる
実践を進める。
動できる生徒が増えて
ような成長が見られ
きた。
るか。
学校関係者評価
(保護者)
・進路指導について
は、生徒の意識づけ
が早めになされてい
ると思います。
・適切な科目選択のア
ドバイスがなされて
いると感じます。
(学校評議員)
・先生方の熱心な指導の
成果として、学校行事
や卒業式等の式典にお
ける生徒の真摯な取組
や態度を拝見すること
ができ、たいへん好感
を持った。
(保護者)
・部活動における顧問
の先生の指導は非常
に影響力があるの
で、担任の先生との
指導と併せて適切な
指導をお願いした
い。
学校評価
(学校評価)
・「3年間の生徒育成
プログラム」がまとま
り、今後の県鶴生の
生徒育成方針を具
体的にイメージす
ることができるよ
うになった。
(改善方策等)
・「3年間の生徒育成
プログラム」に沿って
様々な教育活動の
実践を進めるとと
もに、今後の学校教
育計画の策定や平
成 30 年度の教育課
程の編成に取組む。
(学校評議員)
(学校評価)
・生徒指導と生徒支援
を一体的に捉えた生
徒育成プログラムがま
とまり、生徒の様々
な教育活動の中で、
規範意識やマナー向
上を図ることができ
た。
・自転車通学者が多いと
いうことは、社会の規
範意識として交通ルー
ルやマナー等を指導す
る機会があると言え
る。本来は家庭でしつ
けるべきことではある
が、学校でも指導して
欲しい。
(改善方策等)
・生徒指導と生徒支援
を一体的に捉えた
「3年間の生徒育成
プログラム」に沿った相
談活動や生活指導等
を推進する。
1/3
取組の内容
学校目標
3.「確かな学力向上
推進」研究推進校と
して3年間の研究
のまとめに取組、あ
わせて3年間の学
習指導を見通し、生
徒の実情に応じた
効果的かつ組織的
な授業改善に向け
研究・実践を推進す
る。
4.「3年間の生徒育
成プログラム」検討の
まとめを通じて、キ
ャリア諸能力の伸
長に向けた学年進
行に応じた重点化
を図り、あわせて、
個々の生徒が将来
の生き方・働き方、
将来の社会参画の
在り方について考
え、その具現化のた
めの進路実現を図
る。
具体的な手立て
校内評価
評価の観点
達成状況
課題・改善方策等
学校関係者評価
(保護者)
・今年度、自習室が整
・
「確かな学力向上推進」
備され、勉強に向か
の3年間の取組の成果
える環境が整備され
をまとめ、今後も
たので、未来の自分
RPDCA サイクルを活用
が想像でき、明確な
した組織的な授業改善
目標が持てるよう指
を推進し、生徒の「学
導してもらいたい。
ぶ意欲」
「思考力・判断 (学校評議員)
力・表現力」の定着・ ・中学校では、学校教育
の中で様々な体験をさ
向上に努める。
・授業のねらいの達成度を
ア「学ぶ意欲」「思考
チェックする取組とし
力・判断力・表現力」
て新たに「ユニットチェック 15」
ア 「確かな学力向上推進」研究
の向上・定着および
を考案し、その活用と年
推進校として、特に「学ぶ意
組 織的 な授 業改善
欲」「思考力・判断力・表現
2回の研究授業を通じ
の成果を検証、まと
力」の向上・定着に向けて、
て「学ぶ意欲」
「思考力・
め るこ とが できた
RPDCA サイクルを活用した組
判断力・表現力」の向
か。
織的な授業改善を行い、その
上・定着の成果を評価す
成果をまとめる。
る取組を進め、報告書に
イ 学習指導の改善と
イ 学習指導の改善と学習サポ
まとめ発表、発信した。
学習サポートシステ
ートシステムや模擬試験の取
・学習指導の改善と学習
ム等の取組の連携を
組の連携をさらに進め、進路
サポートシステムの連
図り、多様な取組の ・授業計画と学習サポート
希望を実現する多様な取組を
システムの取組の連携
携を密に図ることで、
実施により、生徒の
進める。
を図り、生徒の進路実現
個々の生き方や進路実
進路実現を図れた
のための指標となる取
現につながる学習活動
か。
組を進めた。
を充実させる。
ア
「3年間の生徒育成プログラ
ム」と「キャリア教育実践プ
ログラム」「総合的な学習の時
間全体計画」の有機的な連携
を図る。
イ 生徒指導、生徒会指導、部
活動指導の中での生徒のキ
ャリア諸能力を育成する取
組を進める。
ウ 学習指導の中で、生徒のキ
ャリア諸能力を育成する取組
を進める。
・「総合的な学習の時間」
・本校の生徒育成の根幹
における学習指導計画
となる「3年間の生徒
ア 「3年間の生徒育
を、研究開発 G を中心と
育成プログラム」
がまとま
成プログラム」と「キ
なり、進路支援 G、生活
り、今後はそのプログラ
ャリア教育実践プロ
指導 G、各学年等が有機
ムの理念に沿った本校
グラム」「総合的な学
的に連携し、より充実し
習の時間全体計画」
キャリア教育実践プロ
た学習活動を行えるよ
の 有機 的な 連携が
グラムの全体計画の改訂
うになった。
進んだか。
につなげる。
・生徒の主体的な活動を積
イ 生徒指導、生徒会
極的に支援することで、
指導、部活動指導の
・多様な生徒の活動を生
生徒の主体性や積極性
中 での 生徒 のキャ
徒自ら主体的に活動で
が芽生え、生徒のキャリ
リ ア諸 能力 は伸長
きるよう支援すること
ア諸能力の伸長が見ら
したか。
で、成長を実感しなが
れた。
ウ 学習指導の中で、
ら進路実現につなげる
・各教科の中で、生徒のキ
生徒のキャリア諸
意欲の向上とキャリア
ャリア諸能力の伸長を
能力は伸長したか。
諸能力の育成を充実さ
意識した授業や補習に
せる。
取組も見られた。
せ、漠然とでも自分の
未来を考えさせたいと
思っている。高校では
さらに具体的に将来像
を描けるように指導し
て欲しい。
・施策の成果は、できる
だけ数値化して客観的
に評価できるようにし
てほしい。
(保護者)
・OBOG 講演会がきっか
けで進路を決める生
徒もいるようなの
で、今後も多様な職
種の方から話を聞け
る機会を増やして欲
しい。
・18 歳選挙が始まるこ
とを受けて、大人の
意識を早く持って、
将来を考えられるよ
うに指導して欲し
い。
(学校評議員)
・自分の将来像への気
づきは様々な活動
や体験が不可欠で
ある。良いものと巡
り合う機会をたく
さん作ってほしい。
そのためにも地域
の資源も活用して
ほしい。
学校評価
(学校評価)
・「確かな学力向上推
進」の3カ年の研究
で RPDC サイクルを
活用した組織的な授
業改善の取組が推進
できた。
(改善方策等)
・3年間の研究成果を
生かした新たな学習
評価に係る研究実践
に取組、授業改善を
推進し、授業力の向
上を図り、生徒の学
力向上につなげる。
(学校評価)
・研究開発Gを中心と
して、進路支援G、
生活指導G、各学年
等が有機的に連携し
たキャリア教育実践
プログラムが策定でき、
生徒のキャリア諸能
力の伸長が図れた。
(改善方策等)
・今後は、
「3年間の生徒
育成プログラム」の理念に
沿ったキャリア教育が
実践できるよう、キャ
リア教育実践プログラム
の改訂を進める。
2/3
取組の内容
具体的な手立て
学校目標
ア
5.地域・同窓会・保
護者との協働・連携
を通じて多様な教
育活動を展開する
とともに、適切な情
報発信を図り中学
生・地域のニーズに
応える開かれた学
校づくりを進める。
地域・保護者・同窓会等の地
域の教育資源を様々な教育活
動で活用し、生徒の多様な成
長につなげる。
イ 学校行事、生徒会活動、部活
動、地域貢献活動などを通じ
て、生徒の社会参画・社会貢
献への意識の向上を図る。
ウ 本校ホームページの充実により広
く県民に情報発信を図るとと
もに、学校説明会・オープンス
クールなどを通して中学生・保
護者および中学校教員に対し
本校教育活動の理解を図る。
校内評価
評価の観点
ア
地域・保護者・
同窓会等の地域
の教育資源を活
用し生徒は成長
したか。
イ 生徒の社会参
画・社会貢献への
意識は向上した
か。
ウ 広く県民に情報
発信し、中学生・
保護者および中学
校教員の本校教育
活動に対する理解
は進んだか。
ア
ア
6.学校運営業務の整
理精選を行い、生徒
と向き合う時間の
確保に努めるとと
もに、チャレンジと
コンプライアンス
を旨とし、事故・不
祥事防止に努め、明
るく風通しのよい
職場環境を醸成し、
地域・保護者・生徒
に信頼される学校
を目指す。
学校運営業務の整理精選を
進め生徒と触れ合う時間を確
保する。
イ 学習環境および危機管理体
制の整備を進め、いのちの尊
重、防災、交通安全等の教育
活動の充実を図る。
ウ 事故・不祥事防止の取組を確
実に進め、地域・保護者から
信頼される学校づくりを図
る。
エ 本校職員としての自覚と誇り
を持ち、教職員が率先してチャ
レンジし、個々の生徒の成長を
目指し協働する職場づくりを
進める。
達成状況
課題・改善方策等
・防災研修、東北被災地ボ ・様々な教育活動の中で
ランティア、古着回収ボランティ
地域、外部機関、保護
ア、OBOG 講演会等、地域、 者、同窓会等との連携
保護者、同窓会等の教育
及び協働を継続して実
資源を活用した取組を
施する。
推進し、成果を挙げた。
・東北被災地ボランティア、古 ・引き続き地域との連携
着回収ボランティア、吹奏楽
を密に図りながら、社
部の地域演奏活動、地域
会参画や地域貢献を意
給水訓練参加等を通じ
図した活動を継続す
て社会参画の意識向上
る。
に繋がった。
・学校ホームページの更新を図 ・学校ホームページの充実・
り、情報発信に努めると
発展を図るとともに、
ともに学校説明会の充
学校説明会の時期及び
実を図り、本校の教育活
生徒が参画する内容等
動を積極的に広報し、生
を検討し、中学生、保
徒の入学希望者の増加
護者への情報発信を強
に繋がった。
化する。
学校運営業務の
整 理 精 選 を 進 め ・学校運営業務を整理・精
選に努め、一部の業務に
生徒と触れ合う
おいて整理が図れた。
時間を確保でき
・生徒が安心して学習活動
たか。
に取り組めるよう学習
イ 学習環境および
危機管理体制の
環境の整備を推進した。
整備やいのちの
また、交通安全等の意識
尊重、防災、交通
啓発にも取り組むこと
安全等の教育活
ができた。
動は充実したか。 ・事故・不祥事ゼロプログ
ウ 地域・保護者か
ラムの推進を通して、事
ら信頼される学
故防止に対する意識が
校として、事故・
高まった。
不 祥 事 防 止 ゼ ロ ・「生徒・教職員がともにチ
を達成したか。
ャレンジする学校づく
エ 教職員が率先し
り」の意識が高まり、学
てチャレンジし、
習や学校行事等に意欲
個々の生徒の成長
的に取組む姿が見られ
を目指し協働が進
た。
んだか。
・引き続き学校運営業務
の整理精選を進め、生
徒と触れ合う時間の拡
大に努める。
・引き続き生徒が安心し
て意欲的に学習や部活
動、学校行事等に取り
組めるよう、学習環境
の整備に努める。
・朝の打合せや職員会議
などの機会を捉え、事
故・不祥事防止を組織
として取組む意識の啓
発を図る。
・教職員の発想や意欲を
引き出し、生徒にとっ
てより良い教育活動が
展開されるよう良好な
職場環境の創出を図
る。
学校関係者評価
(保護者)
・PTAと合同で行っ
ている交通安全見守
り活動には、もっと
多くの先生方にも参
加してもらいたい。
・学校ホームページでの情
報発信を楽しみに見
ています。引き続き
内容の充実を図って
ください。
(学校評議員)
・小学校や中学校は、
地域との連携が非常
に重要であり、様々
な実践がされてい
る。地域との連携を
強化するには、地域
からの働きかけに応
じるだけでなく、自
ら仕掛けていくこと
も必要である。
(保護者)
・学習環境が少しずつ
改善されてきたこと
を感じます。
・先生方には、身近な
大人として絶えず生
徒の模範となり、生
徒を指導して頂くこ
とを期待していま
す。
(学校評議員)
・親の姿を見て子は育
つように、生徒も教
師の姿を見て育つと
思うので、先生方に
も生徒とともにチャ
レンジする姿を見せ
て欲しい。
学校評価
(学校評価)
・これまでの地域と連
携した教育活動の実
践は継承できている
がより地域との協働
には改善の余地があ
る。
・学校ホームページ・学校
説明会等、広報活動
の充実が図れた。
(改善方策等)
・防災活動等、地域から
の働きかけに応じるだ
けでなく、自ら地域に
働きかけることで、地
域に信頼される学校作
りを推進する。
・学校の広報活動の充実
に努める。
(学校評価)
・学校運営業務の整理
精選については、一
部の業務の見直しは
できたものの、まだ
まだ改善の余地はあ
る。
・事故・不祥事防止の
取組は、緊張感を持
って業務に取り組む
よう絶えず意識づけ
したが、入学者選抜
で採点ミスが見つか
った。
(改善方策等)
・生徒と触れ合う時間を
拡大するためにも学校
運営業務の整理精選に
引き続き取り組む。
・入学者選抜業務は、受
検生の将来に関わる重
要な業務であることを
再認識して取組む。
3/3