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【社会保障】
持続可能な社会保障制度の再構築
同世代間での再分配による格差是正と社会保障対策
高齢者対策としての年金制度改革、次世代のための子育て支援、双方に対しての医療・看
護の負担に対する政策
一億総活躍による人口減少社会への対応と国力の維持成長
(政策)
・年金制度改革
‐年金給付年齢の引き上げ
‐日常生活圏単位での健康管理体制→在宅看護、在宅医療の見直し
‐相続税の軽減とセットで、高齢者の年金給付と医療費負担を高齢者世代間内で再分配
することで、次世代への負担を先送りにしない
‐マイナンバー制を活用した所得と資産の把握。ビックデータ・システムなどの先進的
な ICT を利用する
・子育て支援
‐保育士の待遇改善とステータスの向上
‐育児手当、児童手当の充実、教育費の支援→家計費の負担軽減、保育環境の整備
‐高齢者の労働参加環境の整備→地域コミュニティへの参画
‐女性の労働環境の整備
家族関係政府支出の GDP 比増やす
・人材教育・待遇改善(特に保育士・介護士・看護士)
‐保育士・介護士・看護士人材の不足の改善するための政策
‐全国で 240 万人、東京圏で介護 30 万人、看護 20 万人の不足を補う
(社会背景)
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平成 26 年度一般会計では歳出総額は約 95.9 兆円。
社会保障費は 31 兆円、
国債費が 23.3
兆円。地方交付税交付金が 16.1 兆円。社会保障費を除いた政策経費は 26 兆円しかな
い。歳入のうち税収は 50 兆円。将来世代の負担金は 41.3 兆円。負債残高 780 兆円。
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高齢化による財政支出の増大という問題を長期的視野に立って改善することが不可避。
社会保障給付額
1993 年、57 兆円。
2014 年 115 兆円(年金 56 兆円、医療 37 兆円、介護他 22 兆円)
。
2025 年 149 兆円(年金 60 兆円、医療 54 兆円、介護他 34 兆円)
後期高齢者 東京圏で 175 万人(今より 10 万人増える)
非正規労働者が増えることは無年金労働者が増えることを意味し、低年金高齢者予備軍を
増やす結果となる
いまの世代が次世代につけを残さないために、持続可能な財政を確保する観点に立って社
会保障制度改革を断行すべきである。受益と負担に対する抜本的な議論を始めなければな
らない。18 歳選挙権となり、負担の担い手となる我々若者がそれを真剣に考えなければ、
働いても充実感を得られない社会が近い将来待っている。
(課題)人口減少を伴う超少子高齢化社会に向けた基盤再構築
(目標)
・
「タックスイーター」を「タックスペイヤー」にする
・高齢者が生き生きと働ける環境
・女性が働きながら安心して子供を産める環境を作る