五泉市情報システム調達支援業務委託仕様書…

五泉市情報システム調達支援業務委託仕様書
Ⅰ.業
務
名
五泉市情報システム調達支援業務委託
Ⅱ.業務委託期間
契約締結日から平成 29 年 1 月 31 日まで
Ⅲ.提案上限価格
10,800 千円(消費税額を含む)
Ⅳ.本件業務の目的
五泉市では、平成 28 年 12 月末で導入後 5 年が経過する情報システムについて再構築を
計画している。本件業務の目的は、五泉市の情報システムが現状抱えている課題・問題等
を洗い出し、対象業務及びコストの調査分析等を行い、最適化された次期情報システムの
導入に向けた各種調達手続を支援することである。
Ⅴ.調達する次期情報システムの区分
次期情報システムの調達は、①情報系(グループウェア・財務会計等の内部情報系)
、②
基幹系(マイナンバー利用事務等の住民情報系)、③ホームページ作成システム(CMS)
の3つにそれぞれ分けて行い、情報システム区分毎に多様なシステムベンダーの参加を求
め、競争性を確保する。ただし、本件業務における調査・分析の結果、変更されることも
有り得る。
Ⅵ.検討対象とする次期情報システム
次期情報システムとして検討が想定される対象は以下のとおりである。ただし、本件業
務における調査・分析の結果、変更・追加されることも有り得る。
№
業務システム
業務主管課
1
システム管理・ネットワーク管理【情】・
【基】
2
人事給与【情】
3
源泉徴収【情】
4
庶務事務【情】
5
選挙管理(期日前・国民投票)
【基】
6
グループウェア【情】
企画政策課
総務課・選挙管理委員会
企画政策課
1
7
ホームページ作成(CMS)
8
財務会計【情】
会計課
9
起債管理【情】
財政課
10
固定資産税【基】
11
市民税【基】
12
申告相談【基】
13
法人市民税【基】
14
電子申告(eLTAX)【情】
15
軽自動車税【基】
16
介護保険(賦課)
【基】
17
宛名管理【基】
18
口座管理【基】
19
収納管理【基】
20
簡易納付書【基】
21
コンビニ収納【基】
22
滞納整理【基】
23
住民記録【基】
24
印鑑登録【基】
25
国民年金【基】
27
国民年金(資格・賦課)
【基】
28
後期高齢者【基】
29
健康管理【基】
30
県単医療【基】
31
障がい者福祉【基】
32
生活保護【基】
33
介護保険(資格)
【基】
34
地域包括【基】
35
児童手当【基】
36
児童扶養手当【基】
37
子ども子育て支援【基】
38
農家台帳【基】
農業委員会事務局
39
下水道受益者負担金【基】
上下水道局
40
学校教育(学齢簿)【基】
教育委員会学校教育課
税務課
市民課
健康福祉課
高齢福祉課
こども課
注:
【情】は情報系、
【基】は基幹系の区分で取り扱うことを想定している。
2
Ⅶ.本件業務スケジュール概要(予定)
各業務名
実施予定時期
現状調査、市場調査、課題整理・分析に関する業務
情報提供依頼(RFI)実施支援に関する業務
情報提供依頼(RFI)結果分析・調達方針決定
契約締結後から
平成 28 年 8 月上旬まで
平成 28 年 7 月上旬から
8 月上旬まで
平成 28 年 8 月中旬から
に関する業務
次期情報システム調達プロポーザル(RFP)
9 月中旬まで
平成 28 年 9 月中旬から
仕様書策定支援に関する業務
プロポーザル(RFP)対応支援および
10 月中旬まで
平成 28 年 10 月下旬から
提案評価・契約交渉支援に関する業務
平成 29 年 1 月下旬まで
【参考】次期情報システム調達手続スケジュール(予定)
平成 28 年 8 月頃 情報提供依頼(RFI)実施
平成 28 年 10 月頃 次期情報システム調達プロポーザル(RFP)実施
平成 29 年 1 月
次期情報システム導入ベンダー決定、システム更改作業着手
平成 30 年 1 月 次期情報システム正式稼働
Ⅷ.本件業務スケジュール作成および進捗管理
(1)業務実施計画書の作成
契約締結後、10 日以内に業務内容及び実施スケジュールを整理した業務実施計画書を
作成し、五泉市の承認を得ること。
(2)検討会議の実施
原則として月1回程度、事務局を中心とした検討会議を実施し進捗管理を行うこと。
合わせて、会議資料の作成及び検討内容の整理を行うこと。
Ⅸ.本件業務を構成する各業務の実施
(1)現状調査、市場調査、課題整理・分析に関する業務
○ 現状の組織、各情報システム、運用方法、利用技術、コストを確認の上、各業務主
管課へのヒアリング若しくはアンケートを実施すること。
○ 同一規模の自治体における情報システムの現状、自治体情報システムの最新動向、
国や県の動向および情報システムに関する民間市場動向等を調査・分析すること。
3
○ 調査の結果を踏まえ、現状の課題を整理・分析し可視化すること。また、現状の情
報システムを全体最適の視点から評価すること。
(2)情報提供依頼(RFI)実施支援に関する業務
○
情報提供依頼(RFI)にて参加事業者に求める項目を検討し、仕様書案(実施要領
等含む)を作成すること。合わせて、情報提供依頼(RFI)に関する問い合わせ等対
応の支援をすること。
※ 本業務は、
『現状調査、市場調査、課題整理・分析に関する業務』と並行して差し支えな
い。
(3)情報提供依頼(RFI)結果分析・調達方針決定に関する業務
○ 情報提供依頼(RFI)により収集した情報を整理し、比較検証・分析すること。
○ 検証・分析結果より、次期情報システムの設計・開発、導入構築、移行、運用・保
守等の費用の算定の基礎となる情報を収集すること。
○ 検証・分析結果をもとに、次期情報システム調達の基本的な方針案を策定すること。
また、方針案に従いシステム更改を行った場合の、今後5年間の全体費用を試算する
こと。
(4)次期情報システム調達プロポーザル(RFP)仕様書策定支援に関する業務
○ 次期情報システム調達の基本的な方針を踏まえ、次期情報システム調達プロポーザ
ル(RFP)仕様書案を作成すること。
○ プロポーザル(RFP)に関する評価基準書案を作成すること。
○ 提案事業者プレゼンテーション(デモンストレーション)実施要領案を作成するこ
と。
(5)プロポーザル(RFP)対応支援および提案評価・契約交渉支援に関する業務
○ プロポーザル(RFP)に関する問い合わせ等対応の支援をすること。
○ 提出された提案に対する評価作業の支援をすること。
○ 提案事業者プレゼンテーション(デモンストレーション)実施の支援をすること。
○ 最優秀提案事業者との契約交渉における助言等の支援をすること。
4
Ⅹ.成果物
納品物、検収内容については、五泉市と協議を行うこと。
№
名
称
内
容
スケジュール、五泉市との役割分担
1
業務実施計画書
などの業務の進め方の概要を整理
した資料を提出すること。
2
情報提供依頼(RFI)
仕様書案
提出時期
契約締結後
10 日以内
調達想定システムの実現性確認、事
業規模把握、概算見積を依頼するた 平成 28 年 7 月
めの仕様書案を提出すること。
現状調査、市場調査の結果、および、
3
現状調査報告書
課題整理・分析の結果を、報告資料 平成 28 年 8 月
として提出すること。
4
5
6
7
次期情報システム
次期情報システム調達にあたって
調達方針案
の基本方針案を提出すること。
次期情報システム
仕様書案、評価基準書案、プレゼン
調達プロポーザル(RFP)
テーション実施要領案一式を提出 平成 28 年 10 月
仕様書案
すること。
定例検討会議資料
定例検討会議の提示資料および議 会議後
・議事録
事録を整理し提出すること。
業務完了報告書
本件業務の実施内容を記載し提出
すること。
平成 28 年 9 月
5 営業日以内
平成 29 年 1 月
以
上
【参考】次期情報システム調達を実施するにあたり検討を想定する項目
○ サーバ機器群の自庁設置型からクラウドサービス利用型への移行について
○ 中間標準レイアウト仕様の導入、システム移行費用の可視化など、ベンダーロックイ
ン排除の仕組みの検討について
○ 総務省の提唱する自治体情報システム強靭性向上モデルへの対応について
○ 自治体クラウドへの参加検討について
○ マイナンバー独自利用事務導入検討について
○ コンビニ交付導入検討について
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