データヘルス計画推進業務委託に関する入札について

データヘルス計画推進業務委託に関する入札について
栃木県市町村職員共済組合(以下「組合」という。)が実施するデータヘルス計画推進業務を委託
する業者を決定するにあたり、下記のとおり一般競争入札を実施する。
平成28年4月20日
栃木県市町村職員共済組合
理事長
人 見 健 次
記
1
委託業務件名
組合が実施するデータヘルス計画推進業務
2
事業概要
本業務は、組合が策定した「栃木県市町村職員共済組合短期給付財政安定化計画(データヘルス:
第1期)」
(以下、
「第 1 期データヘルス計画」という。
)の推進のため、組合が保有するレセプトデ
ータや特定健康診査及び特定保健指導データ(以下「特定健診等データ」という。
)を分析のうえ、
健康課題を明らかにし、第1期データヘルス計画の内容を踏まえて、健康課題に対する保健事業の
内容、保健事業の達成目標及び健康課題に対する達成目標を提案する。
分析結果及び提案内容については、組合との協議を経た後にとりまとめて、報告書を作成して組
合に納品する。
3
業務委託期間
平成28年6月1日(水)から平成29年3月31日(金)まで
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委託業務内容
本業務は、次のとおりとし、これらに関して発生する一切の費用は、委託料に含まれるものとす
る。なお、国(厚生労働省等)の動向や各種学会等のエビデンスを踏まえた専門的知見に基づき、
医療費等の分析及び保健事業の提案を行うこと。
(1) データの分析と健康課題の抽出
組合が提供する以下の帳票やデータを使用して分析を行い、組合における健康課題を明らか
にする。
分析にあたっては、組合全体及び所属所ごとの報告書を作成するものとする。
課題抽出にあたっては、健診状況(特定健康診査の健診結果からわかる肥満、非肥満、血
糖値、血圧、脂質、喫煙等)
、疾病状況(疾病別医療費、疾病発生者数の推移等)など幅広く、
数多く課題を取り上げることとする。
また、報告書の作成及び問題抽出にあたっては、国や栃木県が公表しているデータがある
場合には、可能な範囲で全国や栃木県と比較し、組合全体及び所属所の分析結果についても、
各報告書間において可能な範囲で比較することとする。
(提供する帳票・データ)
・特定健診等受診結果データ(平成25年度~平成27年度分:約 12,847 件/年)
・レセプトデータ(平成25年4月診療分~平成28年3月診療分:約 33,000 件/月)
・ 分析等に必要と認められるデータで、組合が提供可能なもの
(組合の状況)
・加入者数
33,221 人(平成27年度末時点)
・特定健康診査受診者数 10,460 人(平成27年度)
・特定保健指導利用者数 387 人(平成27年度)
(2)
健康課題に対する保健事業の内容、保健事業の達成目標及び健康課題に対する達成目標の
提案
受託者は、第1期データヘルス計画の保健事業を踏まえ、修正又は実施すべき保健事業の内
容、保健事業を実施する際の達成目標及び保健事業を実施することによる健康課題解決の達成
目標について具体的な提案を行う。
提案に当たっては、幅広い知識や専門的ノウハウを活かした効果的・効率的な保健事業とな
るように努め、健康課題から保健事業の内容、保健事業の達成目標及び健康課題に対する達成
目標まで理論的で根拠のある提案とすること。
また、保健事業として、ハイリスク者への重症化予防・医療機関の受診勧奨、歯科医療費の
適正化、生活習慣の改善(喫煙、肥満等)を必ず取り上げること。その際、対象者の抽出及び
一覧表の提供も併せて行うこと。
特定保健指導の利用率向上のための方策及び既に生活習慣病等になっている者への治療等
に役立つ情報提供等についても、組合の依頼があった場合には、可能な限り協力することとす
る。
(3) 中間報告の実施
受託者は、レセプトデータや特定健康診査及び特定保健指導の分析を行い、まとまった段階
(データ提供後3ヵ月以内)に中間報告を行うこと。
(4) 所属所との連携・協働(以下「コラボヘルス」という。)の支援
所属所とコラボヘルスを行う際に、理解が深まるよう必要な助力(資料提供等)をすること。
(5) 報告書の作成
受託者は、中間報告での意見・修正を踏まえた最終報告書を組合に提出する。(中間報告を
行ってから概ね1ヵ月程度)
なお、報告書については紙媒体及び電子媒体として提出するものとし、電子媒体については
組合で加工等が可能な形で行うこととする。
(6) 必要に応じた追加資料の作成等について
受託者は、契約期間中の組合からの追加資料の作成等について、可能な限り協力することと
する。
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入札参加要件
(1) 組合からの問い合わせに対して専門的知識に基づく回答が可能な体制を組むこと。
(2)
データの運用に当たっては、システムに精通した者が担当すること。
(3) 他の組合等の保険者団体においてデータヘルス計画又は医療費分析の実績があること。
(4) 医療保険者におけるデータヘルス計画の実施に際し、資料作成等の実績があること。
6
入札に関する書類の交付日時及び場所について
平成28年4月20日(水)から平成28年5月11日(水)(土曜日、日曜日及び祝日を除く、
午前8時30分から午後5時15分まで。
)の間、以下の場所又は郵送により「業務仕様書」及び
「入札書」を交付する。
栃木県宇都宮市大通り二丁目3番1号 井門宇都宮ビル3階
栃木県市町村職員共済組合
保健課
電話 028-615-7816
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入札書等の提出期限及び場所
(1)入札書等の提出期限
平成28年5月18日(水)
午後5時
(2)提出物
① 入札書
1通
② 組合全体の報告書(サンプル)
5部
③ 所属所別の報告書(サンプル)
5部
④ その他の業務内訳
5部
(入札額に含まれる報告書以外の業務内訳)
⑤ 会社概要のわかる案内書
⑥ 主な取引先の名称
(3)入札書等の提出先
栃木県宇都宮市大通り二丁目3番1号 井門宇都宮ビル3階
栃木県市町村職員共済組合
8
保健課
落札者の決定方法
組合において審査し、設定した予定価格の範囲内である入札参加者のうち、技術評価点及び価格
評価点の合計点数の最も高い者を落札者とする。
落札者となり得るものが2名以上の場合、組合で入札業務に関係しない職員を選任し、くじ引き
で落札者を決定する。
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成果品の利用及び著作権
(1)
受託者は、組合に対し、本業務の成果品に関する全ての著作権(著作権法(昭和45年法律
第48号)第27条(翻訳権、翻案権等)及び第28条(二次的著作物の利用に関する原著作
者の権利)に定める権利を含む。
)を譲渡するものとする。ただし、本業務内容等により別途
協議が必要な場合は、協議のうえ、決定する。
(2) 組合は、本業務の成果品の改変を行うことができるものとし、受託者は、本業務の成果品に
関する著作者人格権を行使しないものとする。
(3) 受託者は、成果品が第三者の著作権を侵害しないことを保証し、第三者から成果品に関して
著作権侵害を主張された場合の一切の責任は、受託者が負うものとする。
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個人情報の取扱い
(1) 受託者は、業務上知り得た情報を機密情報として扱い、契約の目的以外に利用し、又は第三
者に提供してはならない。契約期間経過後及び業務に携わった者が離職した場合においても同
様とする。
(2) 本業務に関して知り得た情報の漏洩、滅失、棄損の防止、その他適正な管理のために必要
な措置を講じなければならない。
(3) 業務を処理するための個人情報の取り扱いについては、栃木県市町村職員共済組合個人情報
保護に関する規程(平成17年8月10日規程第2号)及び栃木県市町村職員共済組合個人情
報保護に関する規程細則(平成17年8月10日規程第2号の2)を遵守すること。