地域実践入門Ⅰ:吉田 【科目の目的】 この演習は、大学での学習

科目名
地域実践入門Ⅰ:吉田
担当者
吉田 均
開講期
前期
単位数
1単位
カテゴリ
履修年次
時間数
1
30時間
必修選択別
選択
授業形式
演習
地域実践科目
【科目の目的】
この演習は、大学での学習において必要となる自発的な学習態度を養成することを目的とする。
吉田均ゼミでは、観光や地域振興に関する諸問題について、専門書の輪読や現実の地域振興活動を通じて、学生
自身が自発的に調査研究を試み、その成果を発表し合い、意見交換を行うことによって、探究力や思考力を養う。
【到達目標】
(知識・理解)
1)現実の地域振興活動に参加し、その現状や課題を理解できる。
2)多様な地域振興方法を理解することができる。
(思考・判断・表現/思考・技能・実践)
1)論文やパワーポイントを使った意見発表ができる。
2)地域振興という視点から、社会を多面的に捉えることができる。
3)自らの判断や企画を、論理的にわかりやすく伝えることができる。
(態度・志向性)
1) 公共性を意識し、他者や社会に対して誠実に行動することができる。
2)現実の地域振興活動に参加することで、主体的に学ぶ喜びを体験することができる。
【授業内容】
大学での学習に必要な基本的学習方法に関する本を輪読する中で、報告・発表・議論の方法について学ぶ。また
地域振興に関する資料の所在とその収集方法について学び、短いレポートを作成する。
また学生との相談の上で、必要に応じて観光や地域振興に関する社会貢献活動なども実施する予定である。
【教育方法】
アクティブ・ラーニング形式の講義を実施する。
本の輪読、発表、参加者および教員との議論などを行う。
また必要に応じて社会貢献活動を実施する予定である。
【評価方法】
(知識・理解)
講義でのプレゼン・発表(30%)
(思考・判断・表現/思考・技能・実践)
授業への積極性・貢献度(例:講義中の質問の数、意見の表明の内容など)(40%)
(態度・志向性)
各回の授業参加(30%)。指定した課外活動や社会貢献活動への参加数(必要に応じて加点)。
【必携図書】
授業中に適宜指定する。
【参考図書】
下記以外は、授業中に適宜指定する。
1、後藤一美・大野泉・渡辺利夫(編)、2005年、『シリーズ国際開発第4巻 日本の国際開発協力』(日本評
論社、2800円+税)。
2、毛受敏浩(編著)、2003年、『国際交流・協力活動入門講座I 草の根の国際交流と国際協力』(明石書店、
2300円+税)。
3、浜田麻里ほか、2011、『大学生と留学生のための論文ワークブック』(くろしお出版、2500円+税)。
【履修上の注意】
集団行動が原則となる。したがって快く他者を支援し協力して活動ができる学生を望む。
講義には、講義時間外の課外活動(自主ゼミ)が含まれるため、その時間も投入する意思のある学生を望む。
希望者が多い場合は、選抜のための試験を実施する。
【学生へのメッセージ】
事前の知識は問わないが、好奇心が旺盛で、自発的に活動する学生を望む。オフィスアワーでの質問・相談を歓迎
する(ただし不在の場合あり、事前連絡が必要)。