科目名 課題演習Ⅰa(国際理解):吉田 担当者 吉田 均 開講期 前期 単位数 2単位 カテゴリ 履修年次 時間数 3 30時間 必修選択別 必修 授業形式 演習 地域実践科目 【科目の目的】 課題演習は卒業研究につながる演習として、調査研究のための資料収集や分析方法、そして、研究論文の作成方 法を学ぶことを目的とする。学生は、国際コミュニケーションに関する問題やテーマを自ら選択したうえで、調査 研究を実施し、研究報告を行い、受講者間の討議によって理解を深める。また、学習テーマに応じて、参考文献の 輪読を行い、文献の読み方についても学習する。 吉田均ゼミでは、観光や地域振興に関する諸問題について、専門書を輪読し、学生自身が自発的に調査研究を試 み、その成果を発表し合い、意見交換を行うことによって、探究力や思考力を養う。 【到達目標】 (知識・理解) 1)現実の国際交流や地域振興活動に参加し、その現状や課題を理解できる。 2)多様な国際交流や地域振興方法を理解することができる。 (思考・判断・表現/思考・技能・実践) 1)論文やパワーポイントを使った意見発表ができる。 2)国際関係や地域振興という視点から、社会を多面的に捉えることができる。 3)自らの判断や企画を、論理的にわかりやすく伝えることができる。 (態度・志向性) 1) 公共性を意識し、他者や社会に対して誠実に行動することができる。 2)現実の国際交流や地域振興活動に参加することで、主体的に学ぶ喜びを体験することができる。 【授業内容】 演習の分野は、地域社会からみた国際関係(国際関係論、開発経済学、国際協力論)。今年の共通テーマは、「 観光」とする。このほか「卒業研究」の準備のため、書籍の輪読、実地調査、社会活動等により、研究の基礎を勉 強する。学生チームが共同で調査や事業を行う予定 。 「観光」と「論文執筆」に関係する書籍の輪読をおこなう。候補する教科書は下記のとおり。初回の授業で相談 する予定. 【教育方法】 アクティブ・ラーンニグ形式の講義を実施する。 書籍の輪読、口頭発表、課外活動への参加、関係者からのヒヤリングなどを選択的に実施する。 【評価方法】 (知識・理解) 講義でのプレゼン・発表(50%) (思考・判断・表現/思考・技能・実践) 授業への積極性・貢献度(例:講義中の質問の数、意見の表明の内容など)(10%) (態度・志向性) 各回の授業参加(40%)。指定した課外活動への参加数(必要に応じて加点) 【必携図書】 授業中に適宜指定する。 【参考図書】 下記以外、授業中に適宜指定する。 1、後藤一美・大野泉・渡辺利夫(編)、2005年、『シリーズ国際開発第4巻 日本の国際開発協力』(日本評論 社、2800円+税)。 2、毛受敏浩(編著)、2003年、『国際交流・協力活動入門講座I 草の根の国際交流と国際協力』(明石書店、2 300円+税)。 3、浜田麻里ほか、2011、『大学生と留学生のための論文ワークブック』(くろしお出版、2500円+税)。 【履修上の注意】 集団行動が原則となる。したがって快く他者を支援し協力して活動ができる学生を望む。 講義には、講義時間外の社会貢献活動(自主ゼミ)が含まれるため、その時間も投入する意思のある学生を望む。 希望履修者は、10人以内(内、半数は卒業研究につながる学生を優先)。活動実績と面接(または簡単なテスト) で決定。これまでに国際関係での調査や事業、インターン、ボランティア等の活動経験がある者が望ましい。履修 前に必ず相談に来ること。 【学生へのメッセージ】 事前の知識は問わないが、好奇心が旺盛で、自発的に課外活動にも参加する学生を望む。
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